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うつ6 復帰そして今

千葉障害者職業センターでのリワーク活動を修了し、無事9月からの復職が決まりました。

復職後、3ヶ月は復帰プログラムに沿った業務となります。

一ヶ月に一度、産業医との面談があり、就業状況を見つつプログラムの見直しも
勘案されます。

復帰後、取りあえず心がけたのは

「焦らないこと 無理をしないこと」

でした。

幸いにして、自分の業務上ストレスになった業務は
本体の課長クラスが担当になる事になりました。

元々、本体で対応出来る人材がおらず、昔世話になった上司より

「俺がバックアップするから助けて貰えないか」

と引き受けた業務でしたので、その上司が去り、人が散々変わった後では
私がこの業務を持っている意味合いはありませんでした。

肩の荷が降りた気がしました。

復帰後の業務は、9月で退職する人の業務の引き継ぎでした。

経験の無い業務では無いので、どんどん引き継いでいきました。

9月末から10月末は、期末 期初と言う事もあり、少々厳しかったのですが
残業は無しで何とかこなし、乗り切りました。
(残業は禁止なので出来ないのですが)

10月度イレギュラーな対応も色々ありましたが、これもどうにか乗り切り。

色々未経験な事が出ても、リワーク活動で学んだ
「ストレス対処」
「コミュニケーション方法」
「キャリアマネジメント」

の手法が、いずれも実践で役立ちました。

ストレスをためないための方法として、
まず相手の話を聞きます。

その上で、自分の心の動き 感情を整理し

どう動くのが適切か
判断し、上司に相談します。

その上で上司の言葉も合わせて考えを整理した上で行動。

「報連相」

をきっちりする これだけな訳ですが。

「抱え込まないこと」

と言うのは、どういう事なのか

これが分かった気がします。

現場から色々要求があっても、取りあえずこちらの意見を返す。

「言われたままになって、ストレスをため込まない。」

これが、如何に大事かよく分かりました。

健康・体調面では、復帰前 2月末からジョギングを行ったりしていたのですが
会社のOBからの勧めで復帰二ヶ月前 7月から

「極真会館」に入門。

空手を始めました。

合わせて早朝に筋トレも始め、体力作りに取り組むことに。

夜9時に寝て朝4時に起きます。
筋トレとストレッチをYouTubeの動画を観ながら1時間ほど
現在も続いております。

年末に復帰プログラムを終了

通常業務になりました。

コロナの影響で、「在宅ワーク」と「時差出勤」も推奨となり、
最近は週2−3日の勤務
労働時間も7:30業務開始 16時終わりと言う形で
早出早上がりです。

うつ症状はすっかり成りを潜め、薬も減っております。

発症から1年半 色々な方の助けでここまで戻れました。

感謝する事しきりです。

死ぬしか無いと思った自分がここまで戻ってこられた。

無論、うつで苦しむ人は色々な理由で苦しみ、闘っているわけで自分の経験が他の方に当てはまるわけではありませんが、一経験談として何らかの助けになれば幸いです。


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