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うつ5 コロナ下でのリワーク そして復職へ

リワーク活動について

私が通った千葉障害者職業センターでは、
12週間の復帰プログラムを組んでいます。

内容的には、「講座受講」と「作業課題

講座受講は
・ストレス対処
・コミュニケーション
・キャリアデザイン

の三つの講座があります。

作業課題は、

・日報集計
・請求書チェック

の二つがあります。

コロナの影響下、「密」を避けるため、講座に関しては、従来行っていた
「グループワーク」を取りやめました。
従って、講義を聴いて課題を自分で紙に書いてレポート提出する。
後は、希望者が皆の前で課題を発表する。
これだけとなりました。

作業課題は、電卓を使って日報集計したり、請求書の内容をチェックします。
こちらも使う電卓を決めて使うようになりました。
利用するパソコン関連も割り当てが決められました。
毎回、スタッフの方々が消毒してくださいます。

他に、従来あったミーティング、発表を伴うグループワークは
中止となりました。

「講座」と「作業」 後は「カウンセラーとの面談」
です。

「受けられるだけいい」

 と、通っていたのですが

「緊急事態宣言」

 が出て、「休講」になりました。

 「再開時期 未定」

個人的にカウンセラーに連絡を取り、
「何か出来ないですか?」
と相談し、

「思考記録」

を記述していく事になりました。

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こんな感じでストレスとなる事項に出会った時の
自分の心と体の反応を分析し、
どうすれば楽になるか
を記述していきます。

これを、毎日続けました。

家で過ごす事になった訳ですが、学校も休校なので、子供達も家に居ます。

妻は、早朝から午前中パートに出ているのですが
こちらは、コロナ下も却って忙しくなっています。

食事も給食が無くなり、昼間子供らの分も作らなければならない。

「これは、何とかしなければ・・」

彼女が倒れては話になりません。

取りあえず私が家に居るので、

「子供らの学習指導」
「散歩に連れ出す」
「洗濯」
「お母さんが遅い時は買うなりなんなりでお昼ご飯」

 
 と言う事で出来る範囲で手伝いをする事にしました。

妻が疲れているときは、昼食、夕食はティクアウト他を活用。

「掃除」は週末に家族で行う。

こうした形で妻の負担を減らし、皆でやれることを分担して
過ごすことにしました。

子供達、妻と話す機会が自然と増えました。
妻の職場の愚痴があれば聞きます。

子供らとは、一緒に散歩に出て三人で写真を撮影しました。
私の余ってるカメラを与えて好きに撮らせます。

余ってる時間は読書とアニメ、ゲーム。
長女と同じ小説を読んで話をしたりしました。
多くの作品に触れました。

こうして約1ヶ月の自粛期間を過ごしました。

無事、「緊急事態宣言」が解除され、「リワーク」は再開されました。


再開後は、「密」を避けるため、受講者はグループ分けされ、
週二日 或いは三日の通いになりました。

何とか休むこと無く、講座は全て受講、グループワークの代わりに
考えられた課題にも取り組みました。

カウンセラーさんとも話しましたが、言われた事は

「随分落ち着きましたね。 別人のようですよ」

との事でした。

一ヶ月、家族で過ごした事で何かしらの変化があった様です。

リワーク活動を修了したのは8月上旬でした。

修了に際して、自分の休職に関しての分析レポートを作成し、主治医と会社にも提出しました。

出向先から本社人事にも連絡が入り、復帰プログラムが組まれました。

3月末で、前の上司が退職し、新しい上司が来ていたので面談。
主治医、産業医の面談も得て、「9月からの復職」が決まりました。

昨年休職してから、およそ一年


家族が皆喜んでくれたのは言うまでもありません。

 


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