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金魚も、課金沼でした。

準備ゼロからのスタート

専ら趣味はDTMで、最近ではLogic Pro 11のUpdateに心を躍らせてます。そんなある日、嫁と娘が家に金魚を連れて帰ってきました。金魚の飼育経験も知識もゼロでしたが、大切な命を預かる身としてきちんとした飼育をしようと、必要な設備を揃えることにしました…

・水槽(フィルター付き)・・・・2576円
・LEDライト・・・1738円
・えさ・・・479円
・水換え用のポンプ・・・2150円
・取り替えフィルター・・・2753円
・掃除用の網・・・949円
・クリーニングブラシ・・・760円
・じゃり・・771円
・カルキ抜き・・・610円
・バクテリア・・・1293円
・水温計・・・320円
合計:1.4万円💰

なかなかの出費でした。それに加えて…

・毎日の餌やり
・2~3週間に一度フィルター交換
・1週間に一度水交換(水槽の水量の1/2~1/3程度ずつ)

と手間もかかる。だけど…

金魚の癒しも半端なく苦ではまったくない。むしろ楽しい。

ペットの力🐟

きっかけは7割以上が金魚すくい

金魚の歴史は古代中国から。フナの突然変異種のヒブナが改良されたことが始まり。すでに南北朝の時代(439年〜589年)から飼育されていたそうです。日本では室町時代に明から伝来。江戸時代に金魚の飼育、金魚すくい、がブームになったとか。

現代日本では、金魚は犬猫に次ぐ第3位の人気ペット
そのきっかけは7割以上が「金魚すくい」らしい。

つまり、まんまと金魚ビジネスの戦略にはまりました。

金魚には記憶力がある

ある論文によれば、金魚の記憶は6ヶ月持続し、人間の顔、色、形、を見分けることができるなど、金魚はかなり賢い生き物だそうです。

しかし、熱帯魚などに比べると飼育は難しく、病気にかかりやすいです。特に水温や水質の変化には敏感で、環境が悪化するとさまざまな病気に冒されるリスクが高まります。そのため、飼い主としては特に気をつけなければならないことがあります。例えば、環境の変化や悪化によって消化不良になることがあるので、餌を与えすぎないようにすることが重要です。金魚すくいで手に入れた日は、あまり餌を与えないほうがいいという記事をよく目にしました。

A memory like a goldfish(非常に短い記憶力)という英語の表現は、誤解であるようです。

金魚飼育は課金沼

YouTubeでは、多くのYouTuberが金魚の飼育について配信しており、初心者でも安心して飼育できる環境が整っています。金魚の種類の豊富で、金魚すくいで見る金魚のワキン。ワキンは原種に近い金魚のようです。その他にもリュウキンとか、らんちゅうとか。一匹数万円するような高級金魚も。品評会で優勝した金魚に200万円の値が付いたとも。テレビやら、ダイヤモンドやら、ギターやら、マイクやら、マイクプリやら、人間はより豊かで大きいものを求めるように、金魚も水槽もより華やかで高級なものがほしくなる、まさに沼です。

私が視聴者としてとてもお世話になっているYouTuberさんを二人ご紹介します。動画は最悪の事態を避けるためにも、いざというときにどうすべきかを学ぶのにも、大変参考・勉強になります。

金魚の「混ぜるな危険」を思い知る(「きんぎょのくう」さん)。
100万円水槽など企画性が面白い。趣味の域を超えてて気持ちいい。

金魚を火葬しました。(「えみこのおうち」さん)
一匹の美しくも病気の金魚が起こす奇跡に心を打たれる。

まとめ

「金魚すくい」「高額な金魚と設備」「金魚の癒しパワー」。こうして人間は金魚の奴隷になっていくメカニズムが日本に潜んでいることを学びました。

とはいえDTMにもっと投資をしていきたいので、金魚は今の水槽よりも大きくしないと心に決め、金魚ライフを満喫したいと思います。

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