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ボーカルレコーディング|単一指向性vs無指向性と部屋鳴り対策の話

ボーカルレコーディングをどのような環境で行うか、部屋鳴り対策、も自宅でDTMやっている素人・私の悩みの種です。

毛布を使う、など様々な解決策がネット上に転がっていますが、なにもない状態で手を叩いて出る部屋鳴り音(反響音、共鳴、レゾナンス)と毛布の中で手を叩いて出る部屋鳴り音に、あまり違いが感じられないので効果は絶望的に薄いのではないか。また防音室などの設置はお金と物理的な場所の制約で簡単ではないと思ったりしてます。

現状の課題整理と、現時点での私なりの解決策をまとめてみました。

現状の課題

  • ボーカルは、コンデンサーマイクの単一指向性で収音されることが多い

  • 単一指向性の場合、マイクに近づき過ぎると近接効果で低音が強調されすぎるため少し距離を置く必要がある

  • 距離を置くと部屋鳴りも収音してしまう。特に声量のあるボーカリストの場合、部屋鳴りはさらに悪化する

  • 部屋鳴りは、吸音材やリフレクションフィルターを設置する、eqやde-reverbで音を編集する、ことで軽減することはできる。しかし部屋の形状・状況によって吸音材は効果的な設置が難しいし、音の編集は音質劣化につながる

現時点での結論

  • 無指向性で収音する

  • Eyeball+ポップガードをつかう(Eyeballのフィルターで息は防げない)

  • Eyeballの中に声を入れ込むように歌う、です。

これは昔、吸音材やリフレクションフィルターに口を近づけて歌ったときの反響音の少なさに感動して、たどり着いた考えです。これだけで個人的には非常に改善されました。

ちなみにその他に難易度が低くケアできそうなところだと

  • 部屋のど真ん中を避けつつ、壁からなるべく離してマイクを設置

  • 部屋の壁の正面ではなく、角に向かって歌う

  • その方向にだけ吸音材を設置する(他の壁とか天井とかもやるのはつらい・・)

これらで大分部屋鳴りは改善された気がしています。

ただ、まだまだ工夫が工夫の余地があることは間違いありませんので、この記事は今後もアップデートしていければと思っています。

素晴らしい解決策をお持ちの方は教えていただけるとうれしいです。アコギなどその他の楽器の収音・部屋鳴り対策もぜひ教えてほしいです。

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