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日本のタブー【2016年9月号第1特集】

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記事一覧

韓国ではすでにカルト化の噂も…トランプ氏も太鼓判!日本にも上陸するACNの脅威とは?



『カルトになれ!~顧客を信者にする7つのルール~』(フォレスト出版)

 宗教、政治セクトのほか、カルト化現象を見せるもうひとつの波が、経済にもある。そのほとんどはネットワークビジネス関連のものだが……。

 カルト化する組織の中でも、お金と直結し、過去には大きな被害を生んでいるのが、経済カルトの存在だ。経済カルトに共通するのは、まず大金を稼いだとされるカリスマ的な存在と、「絶対、成功者になれ

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個人、政治、経済etc…カルト化現象拡大中!? カルト化するのは宗教だけじゃない!身近に迫る組織の見えない脅威

――今年2月、大学の授業を妨げる行為などによる威力業務妨害容疑で、京都大学の中核派系全学連のメンバーらが逮捕された。その後、中核派の活動拠点が動画で報じられるなど、左翼セクトに久々に関心が集まった。そんな“セクト”において、今、“カルト化”が不安視される団体があるという。ジワジワと擦り寄る脅威に、斬り込んでいきたい。

『カルト村で生まれました。』(文藝春秋)

 日本において、「カルト」という言

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“ハム担”の走り・麻生幾はアル中で誤報連発中!? 公安記者たちが抱える駆け引きのタブーとは…

――主に共産党や過激派、外国人スパイなどの国事犯を取り締まる警察庁と都道府県警察の公安部門、通称・公安。時には内閣情報調査室、公安調査庁といった政府周辺の機関もそこに含まれ、いわゆる諜報機関としての側面が強い、超秘密主義の組織だ。そんな公安を取材する担当記者たちは、果たしてどんなタブーを抱えているのか……? 現役記者たちにその内輪事情を聞いた。

『新装版 公安警察スパイ養成所』(宝島SUGOI文

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認知科学者・苫米地英人が警鐘を鳴らす――現代の戦争は“5次元化”している!“超並列人工知能”の有用性とは?

――認知科学者・苫米地氏がサイバー戦争の脅威を語る!

苫米地氏の著作『日本サイバー軍創設提案』(小社刊)

 先の参議院選挙では「9条改正」が争点となるなど、国民の戦争への関心は高まっている。しかし、苫米地英人氏はそんな議論がそもそも的外れだと語る。「日本はいま現在も世界の戦争の脅威にさらされている」のだという。

■「現代の戦争は“5次元化”している!」 戦争と言えば、領土を広げるための戦いが

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世界各国で頻発するサイバー攻撃をあなたは知っているか?――三菱重工が攻撃を隠蔽!? サイバーに疎い日本「本当の危機」

――アノニマスによるサイバーテロ、元NSAエドワード・スノーデンのアメリカ世界同時監視システムの告発、度重なる国家や企業の情報流出……。近年、通信にかかわるニュースをよく耳にするようになったが、迫り来るその脅威に気がついた時には、すでに手遅れかもしれない。安穏と暮らす日本人に警鐘を鳴らす。

一時期話題になったアノニマスも、ハクティビストとして国境を越えて暗躍している。(写真/ウィキペディアより)

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「バカ」「まずい」「キモい」「つまらない」のオンパレード――ある意味今一番“ヤバい”雑誌!?「実話BUNKAタブー」の真の狙い

――「オタクがキモくてヤバい」「マツコ・デラックス絶賛グルメ全部まずい」など少ない(!?)ボキャブラリーを駆使して、世の中の流行りものにケチをつけまくる雑誌「実話BUNKAタブー」をご存じだろうか。定期的にネットで炎上するこの雑誌だが、実際に読んだことがある人はそう多くないはず。何がしたいのか、編集長に聞いてきた。

■グルメ企画は「全部まずい」が基本

【1】「芸能界グルメ王美食祭 高くてまずい

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丸屋九兵衛と小林雅明がチョイス!自傷行為、奇形、おまん踊り…このタブーMVを見ずして何を見る!

――本誌ライター陣、小林雅明&丸屋九兵衛によるタブーMV傑作選。

■ブリーフに抱かれて
【1】Prince「Dirty Mind」(80年)

もはや存在そのものがタブーだったのか……!? 殿下の早すぎた禁忌への挑戦
プリンスがいかに早熟な天才だったとはいえ、最初から音楽的に完成していたわけではない。そして、ヴィジュアルも然り。エロスを前面に出すようになったこの時期は、ジェリーカールとストレート

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暴力、素っ裸、本番行為――検閲が間に合わない!動画サイトの登場でタブーが緩和か?歴史と共に検証するMV傑作選!

――音楽は消費されるものではなく、世界を変えるためのもの――。アーティストにとって、こうした信念を表現する手段が、楽曲であり、映像で具現化させたMVの世界。人種差別問題から社会批判、過激な性描写まで。これは芸術なのか? 本誌ライター陣、小林雅明&丸屋九兵衛両氏によるMV傑作選【記事はこちら】と合わせてお楽しみください。

テイラー・スウィフトやドナルド・トランプなどを素っ裸で「Famous」のMV

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オバマも習近平も恐れを抱く世界最凶タブー宰相!メディア、市場経済を掌握するプーチン大研究

――元KGB職員にしてロシア大統領のウラジーミル・プーチン。彼の名をググってみると、真贋不明ながら数多くの伝説がひっかかる。いわく【おそロシア】である。イスラム国からも命を狙われるその強権的な手腕の源泉は何なのか? 日本ではあまり語られることのないプーチンの正体に迫る。

動画共有サイトにアップされた、ロシアで大人気の番組『プーチン・ホットライン』。

 さまざまな混乱を含みながら開催されたリオ五

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障害者に求められる社会的役割の異様さ――NHKは反論をカット!捏造されるアルビノの本当の声

――全身のメラニン色素をつくる機能をDNA的に持たないという先天性の遺伝子疾患、アルビノ。遠い世界の話だと思いがちだが、当然日本にもアルビノはいる。しかし、その存在をタブーとされているためか、多くのことは知られていない。実際のところはどうなのか? 日本の現状をアルビノ・エンターテイナーが物申した!

(写真/西田周平)

――川名紀美氏の『アルビノを生きる』(河出書房新社)や、JAN(日本アルビニ

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広島最大タブーの裏側――地元メディアはスタジアム問題を報じない?



『戦う、勝つ、生きる 4年で3度のJ制覇。サンフレッチェ広島、奇跡の真相』(ソル・メディア)

 中国新聞を筆頭とした地元メディアがスタジアム問題に関して口を閉ざし続けているという噂が囁かれている。

「浅野拓磨選手が移籍の際、『市民球場跡地にサッカースタジアムができていることを、僕も願っています』と発言しました。全国紙はこれを詳細に報道したのに、中国新聞にはこの部分の記述がなかったんです」(

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本当の“黒幕”は誰だ!椛島有三から櫻井よしこまで、日本会議界隈の要注意人物リスト

――右翼団体会長、首相補佐官、憲法学者、ジャーナリスト……。日本会議を語る上で本当に注視すべきは、これらの人物かもしれない。

■日本会議の素をつくった男
椛島有三

日本会議の事務総長。生長の家の学生組織を出発点とする右翼団体・日本青年協議会を70年に結成し、現在は会長を務める。日青協は77年より日本会議の前身「日本を守る会」に合流。このとき、椛島が実質的に守る会の事務を取り仕切るようになり、「

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広島を二分する“仁義なき争い”「球場跡地」案は被爆者への冒涜? 広島スタジアム建設、黒幕の正体

――広島カープの人気や『広島はすごい』(新潮新書)が話題になるなど、何かと注目が集まる広島県。市民の多くが「旧市民球場跡地」へのサッカー専用スタジアム建設を望む一方で、徹底的にその要望をはねのける行政。原爆ドームを間近に望むかの地を開発できない理由とは? 広島最大のタブーに切り込んだ。

広島に原爆が投下された16年8月6日も、サンフレッチェはホームで名古屋グランパスを迎え、2−0で勝利していた。

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憲法から教育まで――知っておきたい「日本会議」のキケンなオピニオンをわかりやすく解説!

――日本会議のホームページに「日本会議が目指すもの」というコーナーがある。が、要領を得ないので、彼らの主張を手短にまとめてみた。

■天皇を国民統合の中心に!
天皇崇敬

万世一系の天皇は「世界に類例をみないわが国の誇るべき宝」との認識の下、皇室を軸とした歴史、文化、伝統を国民が共有することで社会の安定と国力増強が実現できると考える。男系による皇位の安定継承と、皇室制度の盤石化を目的とした皇室典範

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