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サシ飲み日記 vol.20 日本酒

肩書:ふるさと回帰支援センター 清流の国ぎふ 移住・交流センター 移住・交流相談員 元旅行会社社員
名前:岩瀬さん(埼玉県)
出身:埼玉県
口癖:飛び切り燗 二級酒 純米 チンチン
性格:責任感 酒豪 お茶目 隣の人に話し掛ける

●サシ飲みツアー in TOKYO 5days●
急遽開催中

『地域おこし協力隊って制度活用して、岐阜県下呂市へ移住します!』
去年7月末。
郡上の里山保全団体「猪鹿庁」さんの狩猟学校帰り、飛騨高山線の電車内で決めた。
「ちょーど下呂市職員がイベント「新 農業人フェス」で東京来るから、一回会っときな!」

『採用されました。下呂市行ってきます!岩瀬さん、今度乾杯しましょう!』
「もちろん、岐阜県か下呂市か東京で!」
去年8月末。

やっと念願叶った。
互いの仕事の都合もあり、サシ飲み地は川崎だったけど。

日本酒が好き!
大切なキーワード。
無国籍料理店 宙時代付き合ってた酒屋「たけくま酒店」の富岡さんの紹介で、川崎の日本酒居酒屋「華吉」さんと「のすけ」さんへ。

出逢いは去年の3月くらい。
移住先どーすっか?って嫁さんと悩んでた頃。
有楽町、交通会館。
ふるさと回帰支援センターで岐阜県ブースの岩瀬さんに相談。
厳密にいうと初対面は神田の飛騨居酒屋、蔵助さんで飛騨地方のイベントなんだけど。
第一印象、すげー人の顔じーっと見てくる。

移住してからは、東京で開催された下呂市の移住イベントや、岐阜市で開催された岐阜県のいろんな地域のまちづくり発表会?みたいなのだったり。
下呂市に来るきっかけをいっぱい与えてくれたキーマンの1人。

◾️移住 夫婦
「移住って夫婦の場合、だいたい旦那さんが決めて嫁さんがストップかけるパターンが多くて、成立しないこと多いんだけど、宙さんのとこは違ったね。意志の強さと肝の座り具合がすぐにわかった。かっこいい女性だなって。」
『まだひとみが19歳の頃から付き合ってるからね。ユーラシア横断もその前後のことも全部知ってるから。ユーラシア横断前の餞別は◯◯で。無事帰国したらこの子とずーっと一緒にいるのかな?って思ったんだよね。20歳の女の子ができる覚悟じゃない。』
「そんなことが。素敵な女性だね。じゃあ下呂市に移住しても問題なしだね。」
『間違いない!』
「私は男を見る目があるかわからないけど、女を見る目だけは確かだから!」
*◯◯はサシ飲みの時しか話せないネタだから、気になる人は逆指名してね。

◾️都会と田舎 結婚と独身
「今の時代、結婚してるしてないとか、子供いるいないとか。都会だとほとんど関係ないんだよね。仕事をしっかりやってるとか、社会的信頼はそっちの方が大事というか。」
「だけど田舎は違う。いくら仕事ができても、真面目でも結婚してないだけで社会的ステータスが一気に下がる。男性は特に。」
「宙さんの場合は奥さんも子供もいるから、なんとでもなんじゃない?って。私が知ってる下呂市の職員はみんなおもしろい人だし。行ってきなよ!って。」
『そーなんですよ。知ってる範囲だけですけど、いい職員だらけです。嫁さんもチビもご近所さんたちから可愛がってもらってるし。』
『結婚関係の話になったら、「あいつは甲斐性がない!」ってことば、よく聞きます。歌舞伎メンバーたちと飲んでるときとか。「甲斐性あったら結婚するもんだ!」って。』
「わかるわかる。そう考えたら、最初のハードル行く前にクリアしてる。」
「甲斐性がない。よく聞くよね。都会にいたら聞くことないけど。」
「移住って独身だと苦労するけど1人の判断で決めることができる。夫婦の場合はブレーキかける奥さんいるから移住成立しない方が圧倒的に多い。どっちかといえば田舎は独身より夫婦、家族を求めているのに。」
『世の中おもしろいですね。』
『いい嫁さん、捕まえたというか捕まえられたというか。感謝です。二度と逃げられないけど。』
*都会と田舎、どっちが偉いとか大変とか。そんなものは存在しないはずなのに、都会の方が大変だ、田舎の方が大変だ。って言う人、結構いて。
どっちも生活したからこそわかることは、どっちも同じだけ大変ってこと。
生きていくって、それだけで大変。楽じゃない。だから楽しい。

◾️チンチン
「東海って、日本酒の飛び切り燗(熱燗の一歩上 熱いヤツ)のことチンチンっていうの知ってる?」
『名古屋で飲んでるとき聞いたことあるんで知ってます。』
「あれウケるよね。みんなチンチンチンチン言っててさ。私も言っちゃうんだよ。チンチンお願いって!」
『いっすねー!チンチン、もっともっと言っちゃいましょうよ☆』
「最初は抵抗あったんだよー。もう慣れたけど。」
*チンチンのイントネーションについて熱く語る。
チン⤴︎チン⤴︎ってイメージ

◾️日本酒
「宙さん日本酒好きって聞いてたけど、どの程度好きなのか、一緒に飲むまでわからないじゃない?香り系なのかフレッシュ系なのか。生酛とか山廃とか熟成とかさ。大吟醸しか飲まないとか。」
『基本雑食です。フレッシュの気分の日もあるけど、どっしり熟成も好きだし、酸味感じる生酛とか料理と合わせると最高ですよね!本醸造や純米は温度変えたいし。燗酒とか。常温も好きだけど。けど、結局純米酒と本醸造に落ち着きました。美味すぎる酒は飲んでて疲れるから。』
「似てるね。じゃあ今度は渋谷の日本酒立ち飲み屋、なぎへ行こう!最高だよ!」
『是非!』
*日本酒の好み、飲み方、アテへ求めるもの。似てる。こういう飲み方できる人、好きだ。

◾️宴会が面接
地域おこし協力隊に応募する直前、「新 農業人フェス」のため東京へ来てた市職員と直接会ったときの話
「あのときランチ早く閉めてでも来てくれたじゃない?私が試したかったのは、これからサポートしてくれる市職員と相性はいいか?ってことなんだよね。これっていちばん大切な部分で。互いにいいね!って思わないと、縁がないというか。」
『あの頃は、応募前に市の職員に会えるってラッキーだなぁって。その程度しか考えてませんでした。』
「それでいいんだよ。だけど私の考えはそうじゃない。しかも来るの佐々木さんでしょ?あの人短気じゃん。変な人紹介したらあとで怖いからさ。」
「(佐々木さんへ)中村さんって人が地域おこし協力隊として移住相談に来るから対応よろしく!って伝えたときも、「本当に大丈夫か?変なやつじゃないか?」って。大丈夫だよ!って言ってやった。」
「(書類審査通過後)面接前日、宴会やったんでしょ?すごいよね。もう採用前提じゃん。」
『あれ、下呂市へ1回も行ったことないから、面接前日だけでも案内してもらえたらなぁって。メールでやりとりしてた市職員(卓也さん)にお願いしたんですよ。上原ってどんな田舎なのかなぁ?って。案内してくださいよ!って。じゃあ気が付いたら宴会始まってた。しかも翌朝二日酔い、面接直前まで嘔吐嘔吐。』
「もうその段階で合格だったってこと。」
『合格したあと聞きました。「何を言っとるんや!面接は宴会や。翌日の本当の面接は形だけ。」って。』
『今、冷静に考えたら、書類審査以外の僕の情報って、直接会った佐々木さんとヒデさんだけですもんね。行く前に会ってたからしてもらえたんだって。合格前提じゃないとあんな大掛かりな宴会、するわけない。20人以上いた気がする。』
「だから言ったでしょ?縁があったんだよ。佐々木さんと宙さんは合うなって。ピンと来てたから。担当職員と相性良いか悪いか。本当に大切なのはそこ。」
*これから地域おこし協力隊ってカタチで移住考えてる人、いると思うけど、面接前日に前入りして案内してもらうってことはすごく大切なことで。
この制度、仕事ってより重きを置かなきゃいけないのは3年後に定住することだからね。要するにその地で生きていくための手段を見つけ、実行しなきゃいけないってこと。
行く前にその地のイメージ掴めるだけじゃなく、宴会とかしてくれる地域だったら、受け入れる本気度全く違うから。
地域を面接するって言ったら上からって思われるかもだけどそうじゃなく、面接って本来そういう場だからね。どっちが上とか下とか存在しない。
前入りに応えれない地域って、本気じゃないんだよ。流行りに乗って地域おこし協力隊呼ぶか!ってノリでやってるだけで。
協力隊が不幸になるだけ。
*佐々木さんの詳細は『サシ飲み日記 vol.11』をチェック!
https://www.facebook.com/100000893409580/posts/2030482806991480/

◾️男
「私、男を見る目はわからないけど、女を見る目だけは確かだから!」
この話、酔っ払った岩瀬さんから何回も聞かされた。

◾️女
「私、こー見えても結婚してるし子供もいるんだからね。いつもいろんな人に聞かれて驚かれるんだけど!」
この話、酔っ払った岩瀬さんから何回も聞かされた!

こんな感じで岩瀬さんと、日本酒飲みながら昔話からこれからのことから。
色々語った。
サシ飲みじゃないとできないような話もね。

終電まで付き合ってくれてありがとう!
久しぶりにいろんな種類の日本酒飲みながら、これはこーだ、あれはあーだ。
おもしろかった。
移住相談員が岩瀬さんじゃなかったら、多分下呂市へ行くことはなかったかもしれない。
縁と繋がりに感謝!

「普通さ、こんな酔っ払った最後に女性の顔、写真撮らないよね?失礼じゃない?おかしくない?最初に撮りなよ、最初に!メイクバッチリの時にさぁ。」
『失礼しました。まぁ、そういうノリでやってるんで。酔っ払った顔写真の方がサシ飲み感ますでしょ?』

サシ飲みツアー in TOKYO、下呂市で情報も人も含め色んな意味で還元出来ること、願ってる◎

サシ飲みやったみんな!
facebookで副音声アップしてね☆
それで完成する。という妄想。
タグ付け必須。
オレの主音声、グダグダやから◎

時代は『サシ飲み』だね☆
ということでvol.21へ。
to be continued

*参考資料*
『サシ飲み』
https://note.mu/cyu/m/m77de18d4b3db

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脚色はご愛嬌☆

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