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kintone Design Magazine

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kintoneデザインチームのメンバーの、日々の業務や学びなどを発信しています!
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記事一覧

kintone Design Team で「チムビル」やってみた!

kintone Design Team でデザインプログラムマネージャーをやっているKazuMax(@ka3zu1ma10)です 先日開催したkintone Design Team での「チムビル」について紹介したいと思います。 kintone Design Teamとは?kintone Design Teamとは、kintoneのデザインに関わるプロダクトデザイナー、UXリサーチャー、デザインテクノロジスト、ライター、ローカライズなどのメンバーが集まったチームです。

try! Swift Tokyo 2024 に参加するので、サイボウズTシャツをデザインしました

※try! Swift Tokyo 2024公式Tシャツじゃないよ! 1|制作経緯サイボウズは『try! Swift Tokyo 2024』のスポンサーです。 当日はみんなでお揃いのTシャツを用意してイベント参加したいぞ!ということでTシャツを制作しました。 2|制作意図デザインしたTシャツです(シャツ生地は合成)。 Tシャツデザインの意図はこのような感じ。 今回のイベントでは、英語圏の方がたくさんおられるというアドバイスをいただいて、皆さんにメッセージが伝わるよう、

デザイントークンを『デザインの決定を開発チーム全体に伝えるための「方法論」』と定義した

サイボウズのkintone Designチームでkintone Design SystemチームのリーダーをしているAmi(@__amishiratori)です。 私たちkintone Design Systemチームでは、デザイントークンを『デザインの決定を開発チーム全体に伝えるための「方法論」』と定義しました。 kintone Design Systemの構築を始めて2年以上が経ちましたが、 デザインシステムやデザイントークンに馴染みのない人も開発チームにはまだいます

初リリースで学んだkintoneのデザインフローと考え方〜チェックボックスのデザイン改善〜

はじめにこんにちは。サイボウズ新卒デザイナーのKayaです。入社後約3ヶ月の研修を経て、7月中旬頃からkintone Design Team(kDT)で活動しています。 正式配属前にkDTで2週間チーム体験をしたのですが、そこで課題として取り組んだ【チェックボックスのデザイン改善】が、デザイナーになってからの初リリース🎉となりました。改善した内容は、kintoneのアップデート情報ページにも掲載されました。 範囲の狭い改善に見えるかもしれませんが、想像以上に悩みながら取り

KazuMaxが歩んだサイボウズでのキャリアパス

サイボウズでデザインプログラムマネージャーをしているKazuMaxです。 今回この記事では、新卒やキャリア採用関連で面談などしてるとよく聞かれるサイボウズでのデザイナーのキャリアの歩み方について書いてみて、誰かの参考になれば嬉しいです。 サイボウズでのキャリアの考え方そもそもですが、サイボウズの中では決まったキャリアパスはありません。 自分で考え、自分でキャリアを描いていきます。 サイボウズでは「モチベーション3点セット」というものを基準に自分で考えて、チームやマネージャ

デザインに関わる全ての人たちでエベレスト登頂を目指すために取り組んでいること

kintone Design SystemチームリーダーのAmiです。 先日SaaS Design Conferenceで「デザインに関わる全ての人たちでエベレスト登頂を目指すために取り組んでいること」という題でお話しした内容と、発表中にご紹介した「kintone Design System運営理念」「ワーキンググループ憲章」を公開します。 チームや職種を超えて越境し協力しあいデザインシステムを育てるためのヒントになれば幸いです。 セッション概要・資料以下はセッション概要

デジタルプロダクトデザインにおける「質」と「スピード」~ SaaS Designer Advent Calendar 2023 1日目 ~

どうも!今回はSaaS Designer Advent Calendar 2023の1日目の記事です。 ソフトウェア開発の「質」と「スピード」は @t_wada さんのスライドがとても有名です。 では、ソフトウェア開発の中でデザインにフォーカスするとどうでしょうか? デザインにおいても、質とスピードは常に対立する要素のように見えます。しかし、両者を対立構造として捉えずにどちらも大事にしていくことで、非常に効果的な成果を生み出すことができると考えています。 本記事ではデジ

プロダクトデザイナーとしてサイボウズに転職しました

2023年3月、kintoneのプロダクトデザイナーとしてサイボウズに転職しました。入社して半年経ちました。 私は愉快なジョブホッパーとして活躍していたので、サイボウズで5社目になります。それまでは制作会社などの受託制作がメインだったので、初めての事業会社です。 今回は初めての事業会社転職の感想も含めて、サイボウズの転職エントリーを書きます。 プロダクトデザイナーについてなにをやってるの? サイボウズでは、kintoneの新機能開発やデザイン改善に取り組んでいます。 サ

「私たちがデザインシステムを作っている理由」のドキュメントを公開

どうも、kintone Design Teamのsakitoです。 今回は私たちがデザインシステムを作っている理由を社内向けに説明しているドキュメントを公開します。デザインシステム作ること自体を言語化するのに役に立ててれば幸いです。 ここからが実際に社内に公開しているドキュメントになります。 デザインシステムとは?まずはデザインシステムにそのものについてです。デザインシステムは独自の用語ではなく、プロダクトを構築するにおいて世界的に使用される概念になります。例えば有名なも

サイボウズのプロダクトデザイナーになっての1ヶ月を振り返る

こんにちは!おぎしおです。 2023年7月にkintone のプロダクトデザイナーとしてサイボウズに入社しました。 入社してちょうど1ヶ月ほど経ったので入社エントリーを書いてみようと思います。 頭出ししちゃうと、kintone Design Teamは多彩なメンバーが揃ってめちゃくちゃ面白いチームです! 自分の「軸」について思い悩んだ転職期間10年ほどデザイナーとして働く中で「ユーザーニーズや課題解決に強い人材になりたい!」という想いがあり、2年ほど前からUXリサーチに特

僕がデザイナー新卒採用に心燃やす理由

5/25に「Cybozu Summer Meetup ‘23」という25卒のデザイナーを目指す学生向けオフラインイベントを弊社オフィスにて開催しました! 結論から先に述べると、オンラインが主流になったご時世でオフィス開催というチャレンジングな選択を取ったにもかかわらず、参加率8割越え・イベント満足度98%と大変やりがいあるイベントで幕を閉じることができました! そして最近、デザイナー新卒採用を担当されている方々とお話すると「サイボウズさんの取り組みに注目している」と言って

キャリア採用で今欲しいプロダクトデザイナー像とは!?

更新:2024年4月 サイボウズでは、「チームワークあふれる社会」の実現のために、デザイナーの採用に力を入れています。 サイボウズのプロダクトデザイナーは、製品ごとにチームが分かれていて、現在は「サイボウズ Office」「kintone」「Garoon」の3つの製品でキャリアデザイナーの採用を進めています。 今回は、今考える「求めるデザイナー像」について各製品のマネージャーと認識合わせをしたので、その内容を公開してみたいと思います。 補足この内容は「こういう人がきて

デザイナーチームからデザインチームへ!ユーザー体験を最高にするチームへの生まれ変わり

こんにちは!kintone Design Teamのsakito(@__sakito__)です! 私は2023年1月からkintone Design Teamのチームリードやプロダクトのデザインプロセスなどを考えることになりました。その中の1つとしてkintone Design Teamの構成を大きく変更しました。 今回はチームの構成を変更した経緯や課題だったこと、変更してから感じている手応えを紹介します。 似たような課題を抱えている方の参考になれば幸いです。 チーム

2022年振り返り ~ デザインシステム,Design Technologist,デザイナーチーム,デザイン室 ~

2022年もラストスパート。今年は自分にとってさまざまな変化を起こした年なので振りつつ、2023年になにをするのか残しておく。個人的な振り返りなので、個々の詳細はあらためて記事にする予定。 大まかに次の目次通り、4つの単位で振り返る。 デザインシステムチームのプロダクトオーナーになった年初にデザインシステムチーム(通称:Mantleチーム)ができ、そこのプロダクトオーナーになった。チームを明示的にリードするポジションになったのはこれが初めてだった。2022年の最初はかなり手