30年前のVRなのですが、古さを感じさせない「仮想空間計画」
<SF(98歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの30年前に書かれた作品です。
メタヴァースの走りのような作品で、「仮想空間計画」の書名のとおり、VRの世界にかかわる。
ホーガンさんの世界は、ニアリーですが常に科学の世界の先見性は尊敬できる。メタヴァースとかの言葉が当たり前になった「今」こそ読まれる作品だと思いました。
仮想空間計画
J・P・ホーガン (著), James P. Hogan (原名), 大島 豊 (翻訳)
東京創元社
「98歩目」も、ジェイムズ P.ホーガンさん。
VR開発者が、VR空間に閉じ込められた。
ありがちな設定ですが、ここもホーガンさんの世界なので読ませてくれる。
AIとかVRとかの考察は30年近く前に出た作品ですが、未来にかかわる考察がいつもながらとても参考になります。
リアルな世界とヴァーチャルな世界のタイムギャップもとてもよくまとめられた作品です。
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