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健全な政権運営は、まずは「苦難の時代」に陥ることの無いようにすること「内なる亡命日記 ナチ政権下の日々1933-45」
<文学(100歩目)>
ナチス政権下の詳細な日記から、「国民が独裁者を止めることは難しい」ことを認識して、予防のために「苦難の時代」にならない運営に協力していくことが重要。
内なる亡命日記 ナチ政権下の日々1933-45
ヘルマン・シュトレザウ (著), ペーター・グラーフ (著, 編集), ウルリッヒ・ファウレ (著, 編集), & 1 その他
白水社
「100歩目」は、ヘルマン・シュトレザ
エンタメSFとして素晴らしい「ミクロ・パーク」
<SF(99歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの四半世紀前に書かれた作品。
読むとわかるのですが、作品を売れるようにするにはどうすればいいのか?含めて色々な仕掛けが多く詰まっている。
SF作品の執筆を目指す方々には参考になると思います。
ミクロ・パーク
ジェイムズ・P. ホーガン (著), James P. Hogan (原名), 内田 昌之 (翻訳)
東京創元社
「99歩目」も、ジェイ
テーマは環境問題「タスマニア」
<文学(99歩目)>
どうも「旬」は「環境問題」です。
タスマニア
パオロ・ジョルダーノ (著), 飯田 亮介 (翻訳)
早川書房
「99歩目」は、パオロ・ジョルダーノさんのとても考えさせられる作品です。
ジョルダーノさんの著書は読んできましたが、自伝的な作品は初めてでした。
また、「タスマニア」とありますが、あまり「タスマニア」にかかわるものではなく、「地球の環境問題」についてで、行動も
30年前のVRなのですが、古さを感じさせない「仮想空間計画」
<SF(98歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの30年前に書かれた作品です。
メタヴァースの走りのような作品で、「仮想空間計画」の書名のとおり、VRの世界にかかわる。
ホーガンさんの世界は、ニアリーですが常に科学の世界の先見性は尊敬できる。メタヴァースとかの言葉が当たり前になった「今」こそ読まれる作品だと思いました。
仮想空間計画
J・P・ホーガン (著), James P. Hogan
ガザについて考える「ガザに地下鉄が走る日」
<文学(98歩目)>
今まで手に取ったことが無かったことが悔やまれる作品です。
ガザに地下鉄が走る日
岡 真理 (著)
みすず書房
「98歩目」は、岡真理さんのとても考えさせられる作品です。
現在進行形で進むガザ地区の問題。しかし、実際には特に日本で報道されるのが「今」ですが、イスラエルの建国から70年以上続く問題でもある。
2018年に刊行された時に、目につかずに未読であったこと。これに私
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パラレルワールドSFの金字塔「量子宇宙干渉機」
<SF(97歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの30年前に書かれた作品です。
量子コンピューター登場のアツイ作品。
展開とオチが素晴らしく、SF作品とは異なる面白さ。でもSFはしっかり押さえてあります。
量子宇宙干渉機
ジェイムズ・P. ホーガン (著), James P. Hogan (原名), 内田 昌之 (翻訳)
東京創元社
「97歩目」も、ジェイムズ P.ホーガンさん。
並行世界
フランスのヴィシー政権下でのホロコースト「姉妹のように」
<文学(97歩目)>
15歩目の「ポストカード アンヌ・ベレスト 早川書房」と同様に、今こそ読んでおくべき作品です。
姉妹のように
クロエ・コルマン (著), 岩津 航 (翻訳)
早川書房
「97歩目」は、クロエ・コルマンさんのとても考えさせられる作品です。
第二次世界大戦中のフランス国内でのユダヤ人の子供たちの収容所について。
収容所のコルマン姉妹の時間と、彼女たちの足取りをたどる現在の語
ホーガンさんの世界のミッションインポッシブル「インフィニティ・リミテッド」
<SF(96歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの30年前に書かれた作品です。
「巨人たちの星」シリーズと異なり、完全に「ミッションインポッシブル」です。
展開とオチが素晴らしく、SF作品とは異なる面白さ。でもSFはしっかり押さえてあります。
インフィニティ・リミテッド 上
ジェイムズ・P. ホーガン (著), JamesP. Hogan (原名), 内田 昌之 (翻訳)
東京創元社
インフ
並行世界の冷戦構造のSF作品「マルチプレックス・マン」
<SF(95歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの30年ちかく前に書かれた作品です。
そして時代なのですが、こんどは冷戦崩壊してソ連は出なくなったが、継承国のロシアが・・・なのですが、この作品はまさに共産主義と自由主義が逆転している並行世界の作品です。
まるでプーチン大統領の新生ロシアを予感させる悪辣ぶりが、西側諸国に出現です。まさにディストピア作品です。
マルチプレックス・マン 上
ジェイ
「詐欺」についての考察になる「詐欺師ー假面芝居の物語」
<文学(95歩目)>
「詐欺」の被害に遭われた方には特に刺さります。
詐欺師ー假面芝居の物語
ハーマン・メルヴィル (著), 留守晴夫 (翻訳)
圭書房
「95歩目」は、「モービー・ディック(白鯨)」に次ぐハーマン・メルヴィルの傑作と書かれてあったので手に取りました。
「モービー・ディック(白鯨)」よりも難しい。でも、「モービー・ディック(白鯨)」よりも「詐欺師」の方が身近です。
様々な詐
米ソ対立の冷戦構造のSF作品「終局のエニグマ」
<SF(94歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの40年ちかく前に書かれた作品です。
そして時代なのですが、冷戦構造です。ソ連が出てくる作品。これがなかなか手ごわい。
終局のエニグマ 上
ジェイムズ・P. ホーガン (著), 小隅 黎 (翻訳)
東京創元社
終局のエニグマ 下
ジェイムズ・P. ホーガン (著), 小隅 黎 (翻訳)
東京創元社
「94歩目」も、ジェイムズ P.ホーガンさん
知らなかった真実の"black lives matter運動"「地下で生きた男」
<文学(94歩目)>
なかなかたどり着けなかったリチャード・ライトさんの作品から"black lives matter運動"を考える。
地下で生きた男
リチャード・ライト (著), 上岡 伸雄 (編集, 翻訳)
作品社
「94歩目」は、偶然手に取らなければ、おそらく知ることなく過ぎていた世界。
先日中に書かれた作品ですが、ながらく全文は日の目を見ていなかった。これが80年を経て読めることにな
このSF設定がオモシロい「造物主の選択」
<SF(93歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの40年近く前に書かれた作品です。
SF設定に未来予想は今回の作品にはなく、どちらかと言うと「文明」の興亡を感じさせるオモシロい作品になっています。
造物主の選択
ジェイムズ・P ・ホーガン (著), 小隅 黎 (翻訳)
東京創元社
「93歩目」も、ジェイムズ P.ホーガンさん。
「92歩目」の「造物主の掟」の続編です。前作同様に「詐欺師」が味
SFの巨匠レムさんの初期作品集「火星からの来訪者」
<文学(93歩目)>
SFではないレムさんの才能に触れる作品集です。「火星からの来訪者」「ラインハルト作戦」「ヒロシマの男」が熱かったです。
火星からの来訪者: 知られざるレム初期作品集 (スタニスワフ・レム・コレクション)
スタニスワフ・レム (著), 沼野充義 (翻訳), 芝田文乃 (翻訳), 木原槙子 (翻訳)
国書刊行会
「93歩目」はSF界の巨匠スタニスワフ・レムさんの最初期の作品集
このSF設定がオモシロい「造物主の掟」
<SF(92歩目)>
ジェイムズ P.ホーガンさんの40年ちかく前に書かれた作品です。
SF設定に未来予想は今回の作品にはなく、どちらかと言うと「文明」の興亡を感じさせるオモシロい作品になっています。「続編」ありますが、この作品で完結しています。
造物主の掟
ジェイムズ・P・ホーガン (著)
東京創元社
「92歩目」も、ジェイムズ P.ホーガンさん。
木星の衛星タイタンを舞台とするファーストコ