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『Tour de 熊野 2024 St1 古座川清流周回コース』

こんばんは、だいゆーですよ。UDでもあります。

ついに始まりました。ツールド熊野。
ここで総合優勝することが我々キナンレーシングチームの最大の目標です。

ツールドターキーでの疲労もしっかり抜け、むしろいい刺激が入ったことにより調子は上々。
それに帰国してここまでかなり集中してコンディショニングを行っていたので体の状態も悪くない。

しっかり集中してチーム一丸となり挑みます。

作戦

正直今回は多くを語れない。笑

3日間を通していつにもまして集中して挑むので、細かい所とか敵チームに知られたら嫌なので。
見てないだろうし気にしてもいないだろうが、今回はここは割愛。

第一ステージである、この「古座川清流周回コース」だが、去年初開催の予定であったが悪天候によって中止になったので、このコースで走るのは今回が初になる。
なのでどのような展開になるのか予想がつかない。

レース

天気 晴れ
距離 40kmちょいの周回を3周 126.7km
出走メンバー トマ、元喜、ライアン、ドリュー、孫崎、UD

1kmちょいのパレードを終えリアルスタート。
若干の丘の区間でレースがスタートしたせいか?どうかは分からないが、スタート直後の動きはない。

しばらくしてやっとアタックがかかり始めて本格始動。

今回のコースは、KOM前の区間が道が狭くてくねくねしているのでそこで集団の先頭の方に上がるのは難しいだろう。
なのでその前には集団前方で位置取りをして中切れや落車等のリスク回避をしたい。
一周目から気を張る必要がある。

件の細い区間に入る前に少し丘があるのだが、そこからまだ距離があることからそこまで慌てずに位置取りをしていたが、集団の前の方で詰まりその余波で中腹以降で大き目のブレーキを余儀なくされたタイミングで後ろから多数の選手が突っ込んできた。
自分も被害を受け、リヤディレイラーを負傷。
さらに若干ストップを余儀なくされて位置を大きく下げる。
減速をしているのは見たらわかるのだからちゃんと前を見て走って欲しいものだ、、、

で、ここから位置を上げるにはなかなか厳しく、かなり後ろの方からKOMへ突入。
先頭は一気に加速して、集団はそこで割れている。
UDは3つ目の集団になってしまった。
ただ、まだ前も見えているしこちらも止まっていないので合流はできそう。
その後合流してアタック合戦に参加しながら、抜け出しのタイミングを探る。

ドリューやライアンが抜け出す場合には+1でUDも乗れたら有利に進められるので、彼らが先行した後の追走の動きは警戒してみていく。
また、少人数の逃げでも勢いがありそうなのには反応していく。
というのも、泳がして捕まえるというのも、集団の牽引が必要になったりで結局は体力をかなり使うので、大きく後手を踏まないための方法を探りチームで連携して動けていく。

そして一回目のスプリントポイントでライアンが3位通過でボーナスタイムをゲット。

2周目のKOMでは前周回の反省を活かし、埋もれてしまわない事を考えながら位置どる。
トマさんが先頭に立って集団の前方で位置を主張して足を使ってくれているので、UDはドリューの後ろに入りキナントレインの尻持。
トマさん→ライアン→ドリューUD

集団はチームUKYOが牽引でそのままKOMへ突入。

ここでもペースが上がるが、きついながらも越える。
この後もまた抜け出しを試みるが決まらない。走行時間で1時間を超えているが、一向に決まる気配がない。

今回のコースはKOMの前の区間以外にも警戒するべきポイントがある。
南側の折り返し地点だ。その区間も道が狭く、ペースが上がれば集団が割れる可能性はある。
警戒してライアンと共に集団先頭付近で位置取り。
で、この区間でドリュー含む4-5名の抜け出し。メンバーも良い!

2回目のスプリントポイントを狙っての動きでもある。

これは止めるべきと思い、ライアンと共に止める動きにをする。
が、止めたくないチームもいて、マトリックスが牽引。
織田選手が牽引しているが、その番手につけて牽制。一人ではさすがにきつかったみたいで、引けなくなりUDが集団先頭を牽引する形になるが、こちらはドリューにそのまま飛んで行ってもらいたいので、踏まずに牽引。

スプリントポイント、ドリューは2位通過。2秒のボーナスをゲット。

その後、後ろからライアンに「Yudai!!!」と叫ばれ見ると、次はマトリックスのホセ選手が一気に出てきた。
ここにもがきながらつく。
ここで判断ミス。これは着かないで行かせたら良かった。
集団ごと牽引されるより乗ってもらった方が良いかも、、、と走りながら考えて、着くのを止めたがそのタイミングで集団からアタックもあり前は吸収。
ライアンから指示されて反射的に反応したが、ここは別の判断もありだったかな。
ホセ選手の牽引めっちゃ早かった。。

最終周回。

元喜さんが抜け出しの動きを積極的にしている。
UDはドリューの動きの追走のチェックで消耗していたので、KOMでくるペースアップに備えて少し休む。

で、いつもの注意が必要な丘でライアンと一気に先頭まで上り、最後のKOMの警戒。
そしてペースアップで集団は一気に絞られる。30名程。

そこから最後の抜け出しの動きが多数。UDも反応していく。
そして捕まるを繰り返す。

その中で4名の抜け出しがある。キナンでは反応できる人がおらず、捕まったばかりでシンドイがやばいと判断して無理やり追いかけるが、追いつく前に足が痙攣。。。やばい。
で追いつききれない。後ろを見ても集団はいない。これはやらかしたかも。

その後間もなく集団に追いつかれ、一瞬千切れそうになりながら回復して、次は牽引の動きに回る。幸い、思ったよりかは前は離れていなくて見えている。
集団が止まったらやばいので、止まる前に踏み始めて、そのタイミングでライアンが追走アタックをしてくれて集団は少し活性化して逃げは捕まる。

その後は大きく逃げる動きはなく、マトリックスの牽引で最終局面は進む。

UDはライアンを話をして、ライアンのスプリントへ備える。

ラスト5kmを切ってからアタックがかかる。
数名の抜け出し。
これもキナンは乗れていなくて、行かれる可能性があたので潰す動きをする。
その後スプリントへ備えて位置取るも、足が攣っていた。
本当は飛び出す動きをしたかったが難しかったので、消極的集団待機となってしまった。
ラスト500mを切ってゴールは目前で、JCLチームUKYOの大喜がアタック。
これによって一瞬ひるんだ集団だが、そのまま加速してゴールスプリント。UDは上手くもがけずにいたが、ドリューが上手く発射して前の方でゴール。

感想

勝つことが目標ではありましたが、それは達成ならず。
しかしもう一つの目標でもあった、ライアンとドリューのスプリントポイントでのボーナスタイムの獲得はしっかりできたのでそれは良かったです。

明日はおそらく例年の熊野山岳ステージよりハードなステージになりそう。

頑張ります!!!

ではではまた。

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