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『Tour Of Turkiye St1』

こんばんは、だいゆーですよ。UDでもあります。

始まりました、ツアー・オブ・ターキー!
8日間のステージレースで、総走行距離は1188km。
ワールドチーム 4チーム
プロチーム 9チーム
コンチネンタルチーム 12チーム
1チームの最大出走人数は7名で、総勢172名が戦うことになります!!

このカテゴリーのステージレースは初めてなので、楽しみな反面、今回は緊張もあります。
何かを残し、何か収穫をしたいレースです!

作戦

昨日のまま嵐のような天気が続いていたら、走り方を考えなければいけなかったが、昨日とは打って変わって穏やかな天気。
スプリンターを抱えたワールドチームが来ていることから、ほぼ集団スプリントになるだろう。
なので基本的にはレイモンドのスプリントを狙う日。

個人的には今大会が設定しているポイントジャージ、「Treasures of Turkiye(ホワイトジャージ)」という、ボーナスタイムがつかないポイント賞をだったり、逃げたりという所を狙っていきたいが、ホワイトジャージの第1ステージでの設定スプリントポイントがゴールまで残り15kmほどの地点に設定されていて、逃げても捕まる可能性が高い。
そのポイントが取れないならば、明日が190km超えでハードなレースになりそうなことからも、第1ステージである今日頑張りすぎてしまった場合の残りのステージのダメージを考えると、逃げに乗るという動きを躊躇ってしまう。

なので今日は一旦落ち着いて走る。
ゴール前はレイモンドの位置取りの助けをする。

レース

天気 晴れ
距離 134.7km
出走メンバー トマ、レイモンド、元喜、ライアン、ドリュー、孫崎、UD

トルコの路面が軽い事、また若干の追い風も相まって、リアルスタート直後から一気に50kmオーバーまで加速。しょっぱなからアウタートップで回すような状況が続く。

集団はやはりスプリンターを擁するワールドチームのBORA HANSGROHEとTEAM DSM FIRMENICH POSTNLが集団をコントロールする動きをしている。
そしてかなり早いタイミングで逃げが決まる。
7名の逃げ。

集団は、コーナーを抜けた先の道が中央分離帯で仕切られる区間で蓋をされて、一気にペースダウン。その後地元、トルコのコンチネンタルチームの追走アタックがあり時折ペースアップがあるもしっかり潰されるので、ここからは抜け出す選手はいなくなり集団は落ち着く。

初日だが先は長いので、補給食をしっかり食べ、水分補給をしっかりして体の動きを確認しながらできる限りリラックスを心がけて走った。

レースが本格的に動き始めたと感じたのは、例の「Treasures of Turkiye(ホワイトジャージ)」まで残り10kmほどの地点からだ。
逃げとのタイム差は最大で2分20秒まで開いたものの、この時点でのタイム差は30秒ほど。
みるみる縮まる。
逃げに乗れてもこのポイント手前で捕まるかもという予想は当たっていたようで、スプリントポイントまで残り5kmほどのところではもう前はほぼ捕まる位置。
よし、スプリントするぞ!と意気込んでいたが、4つ程前の選手が単独で落車して、急ブレーキ。
集団は一旦分断される。急ブレーキ+一気に再加速して集団に戻る動きによって消耗して前に上がるにはなかなか悪い位置になってしまったので、諦める。

ホワイトジャージのスプリントポイントを終えてからはゴールまで15km。もう直ぐゴールが来る。
集団もかなりピリピリ。

懸念点は、集団はここまでかなり力を貯めていてゴール前パワーを使える選手が多く残っている事。
かなーりカオスになる予感。

ゴールまで残り10KMこの時点でかなりカオス。
あちこちでホイールがぶつかる音が聞こえてくる。そして位置を主張するための怒号が飛び交う。
孫崎、レイモンド、UDの順でトレインを組み、先頭付近で張りに行くもまだゴールまで長い。

残り5KM。ここまで来ると、集団はマジで怖い。
タイミングを見て先頭へ上がることを考えるも、言っても5KMはまだ遠いし、何よりペースが速い。
残り3KMちょい。レイモンドの位置取りの主張を手伝い、最後に引き上げようと思うも、スプリンターの位置取りのチョイスについて行けずに埋もれてしまった。

ここから前に上がるのは難しいので落車に気を付けてゴールを目指す。

ここからゴールまでのちょっとの間にUDが確認した落車は2回。
カオス。

最後はレイモンド単騎にしてしまった。

残りのメンバーも先ずはしっかり第一ステージを完走。

感想

今日は比較的余裕を持ったレースになりました。
少々守りのレースをしてしまいましたが、先は長く、今日で集団の雰囲気は分かったので明日以降ドシドシいけるように頑張ります!!

ではではまた。

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