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自分の色を探し求めて、変化と共に紡いでいく。

早いもので 2021年も終わろうとしている。去年の今頃は、まさか個人でパラレルすることになろうとは微塵も思っていなかった。人生と言う先の分からない道は、本当に思いもよらない変化を与えてくれる。

2021年の始まりは、仕事に対して向き合う偽りの自分と、そのやり場のない想いをコミュニティへ全振りしていたそんな時期だった。心のどこかで目の前から逃げたかったのかもしれない。そういう居場所が僕にとって大切な時間でもあった。でも、誰かに助けを求めていた訳じゃない。人と出会うことで感化されるものがそこには確かにあったからだ。

やりやらタウンの運営、WEINcommunityでのイベント企画・SDGs活動、サウナランドのイベント参加など 自分にとってのサードプレイスを掴みかけながらも、途中で儚げなく散っていった。本当の自分を表現できる場所が他にあると信じて。

生まれ変わるには、今やっていること全て、リセットするしかない。このままではやりたいこともやれないまま見失ってしまう。そう思い至った時に書き上げたnoteがこれだった。

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自分は、想像以上に縦社会には向いていない。上司、マネージャー、プロジェクトリーダー、そういう人からすると、何てわがままな奴で、扱いにくいんだ。と思われてもしょうがない。

ただ、嘘は嫌いだ。

物心ついたころから、正直に生きよう。そうすることに決めた。

回りにどう思われようが気にしない。自分のありのままに生きる。

そうすることで、ストレスから解消される。

給与って、我慢比べに勝った分だけ貰えるんでしょ?そう考えた時もあった。でも、何年経てば上がるんだって話し。待っていたら日が暮れる。

いつからかだろうか。言われるがままやることに疲れていた。そんなことがあってから、他人からの要求に素直になれない自分がいた。

仕事は与えられるもの。ではなく、自分で見つけるものだ。

今の自分にははっきりと見える。この先、どんなことがあろうとも、笑っていられる自分と会える未来を。

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自分は環境の変化、回りの変化についていけているだろうか。コロナ禍も収束に向かわず、新たなオミクロン株も生活の中に溶け込み、一方で オンラインの需要も子どもたちの授業にも及んできた。世界中では、大寒波が押し寄せ、今まさに日本もその寒さに見舞われている。冷え性の嫁はかなり辛い...

そういった最中 一体、最後にはどんな色に染まっているだろう。

灰色?茶色?藍色?深緑?褐色の赤?それとも、夕焼けに染まった空色?

僕の中では、まだ 何色にも染まっていない 白いキャンバス しかない。

この1年は、ここでも語っている トランジションの出来事 として簡単に片付けられても可笑しくはない。とはいえ、僕自身、荒波に揉まれながら生きてきた。大それたことは言えないし、他の人からすると「なんだ、そんなことか。」と拍子抜けされるだけかもしれない。だけれども、白いキャンバスを色んな色で埋め尽くすぐらい 心地良く2022年を迎えることが出来そうだ。

そこまでの変化を与えてくれたきっかけは、この1年間の個人活動の布石。

やっぱり、コミュニティの後押しがあったからここまでやってこれた。皆んなとの繋がりがあったからこそ、今の自分があると思えた。

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この10月からは、複数の企業と寄り添いながらパラレルワークをしている。これまで会社に属しながら、少しでも収入を稼ごうと副業をしようとしていたこととは、勝手がちょっと違う。個人として仕事を選びながら引き受ける、プロジェクト単位での働き方だ。

多少なりとも税金の高さにビビってはいるものの、それまでのストレスフルな毎日と比べれば、納得のいく仕事をする分だけ肥やしになる生活を送れることに何の違和感もない。自分という存在を受け入れてくれた人に恩恵を感じ、また そういう人たちに少しでも助力出来たらと切に願う。

人それぞれ、求めているものが違えば、働く目的も違う。自分は 家庭を守る以上に、自分に対してストイックに、やりたいこと、目指したいことを忘れずに、心から仕事を楽しめる環境に身を置きたいと常に思ってきた。それがようやく実を結んだように繋がった。

多分、去年のコロナ禍が引き金で、今の世の中の状況を作り出したのは誰の目から見ても明白だ。朝起きていつものように出社する日々も、今では家事と仕事のマルチタスクだ。子どもたちの学校帰りに「おかえり」と声を挙げ、公文や塾に通う我が子の背中を見送りながら、リモートワークに勤しむ。そんな姿を誰が想像し得ただろう。

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今は、本当の自分と正直に向き合えることだけで幸せなんだ。嘘偽りのない自分と真正面からぶつかり合い励まし合い、だから ここまでやって来れた。

また、新しい夜明けが来る。そして、また 新しい仕事が始まる。目まぐるしく変わる毎日を噛み締める有り難味をとことん楽しみたい。

来年の今頃は、、果てさて何をしていることだろう。想像もし得ない何かを、ワクワクするような未来を心の底に宿しながら、自分でやりたいと思ったことに手を伸ばしていこう。

そして、白いキャンバスを色んな色で塗りつぶしていく。

貴方のキャンバスは何色に彩られるだろうか?

#2021年の出会い のお題企画に参加しています。

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