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CWS Japanは国内外で災害対応・防災支援をするNPO です🌎2011年の東日本大…

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CWS Japanは国内外で災害対応・防災支援をするNPO です🌎2011年の東日本大震災を機に、日本での活動を開始しました。 毎週金曜日に団体の活動や職員の想いを載せた記事を配信しています📢 https://linktr.ee/cwsj

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  • イベントレポート、告知

    CWS Japanが実施・登壇する/したイベントをまとめたマガジンです。 イベントのお知らせ、レポート記事など。

  • 国内での取り組み

    CWS Japanの国内での取り組み(国内災害支援、コミュニティ・カフェ@大久保など)の取り組みに関する記事をまとめています。

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    CWS Japanで活動している職員、メンバーの紹介です

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    CWS Japanの国外での取り組みに関する記事をまとめています。

最近の記事

「外国人高齢者と防災〜私たちが今できること〜」を開催しました|5/18五月祭り出店のお知らせ

皆さん、こんにちは! 前回に引き続き、五十嵐望美です🍀 連続の担当記事となりますが、どうぞよろしくお願いします! 今回は先日コミュニティ・カフェ@大久保で開催したイベントの簡単な報告と、今週末に行われる地域イベントの出店についてお知らせしたいと思います!📢 「外国人高齢者と防災〜私たちが今できること〜」を開催しました!大久保の日本福音ルーテル東京教会で月2回(第1・第3水曜日)オープンしているコミュニティ・カフェ@大久保ですが、GWの連休に挟まれた5/1(水)には「外国

    • 最も脆弱な人たちのために働く/五十嵐望美(プロジェクト・オフィサー)

      みなさん、初めまして!この度CWS Japanに入職し、プロジェクト・オフィサーとして働き始めました五十嵐望美と申します🍀 今回は私の自己紹介を兼ねて、なぜ私がCWS Japanで働き始めることになったのかについてご紹介できればと思います! これまでの取り組み私はこの3月に通っていた大学院と専門学校を卒業し、新卒職員として4月からCWS Japanに入職することになりました。 大学院では歴史社会学(アメリカ史)を専攻して、黒人女性史(ブラック・フェミニズム史)の観点から

      • 災害リスクの高いコミュニティにおける災害管理能力強化に向けて(インドネシア)|2023年度JICA「草の根技術協力事業」に採択決定

        皆さん、こんにちは。事務局長の小美野です。 この度、インドネシアにおける「気候変動適応策の強化と技術支援によるコミュニティ災害レジリエンス向上(I-CREATE)」事業が、CWS Japanとして初めて、JICA「草の根技術協力事業」として採択されました。ここから3年かけて取り組んでいくことになるこの事業の背景を、今回はお届けします。 気候変動の影響により、高まるインドネシアの災害リスクインドネシアでは地震や津波に加え、サイクロンや豪雨によって引き起こされる洪水や土砂災害な

        • 「落石」は大きな災害リスク!アフガニスタンにおける落石リスクを回避する試み

          皆さん、こんにちは。事務局長の小美野です。「落石」と聞くと山間部に住んでおられる方にとっては身近なことかなと思いますが、それ以外の方にはあまり馴染みが無いかもしれません。しかし、世界の多くの地域、特に丘陵地帯や山岳地帯では頻繁に起きるリスクの一つです。 CWS Japanが防災力向上を進めているアフガニスタンでも、落石は大きな災害リスクと捉えられていて、そのリスク削減をどう進めているか、今日はカブール市の事例とともにご説明したいと思います。 首都カブールでも高い落石リスク

        「外国人高齢者と防災〜私たちが今できること〜」を開催しました|5/18五月祭り出店のお知らせ

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        • 災害リスクの高いコミュニティにおける災害管理能力強化に向けて(インドネシア)|2023年度JICA「草の根技術協力事業」に採択決定

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          ファンドレイジングがつなげる支援の輪

          生活困窮する在日外国人のための緊急募金2023ディレクターの牧です👩本日はCWS Japanが昨年2023年のクリスマスから、2024年3月までに行った緊急募金についてご報告します📣 きっかけは2023年6月の入管法改悪。可能になってしまった強制送還これまでCWS Japanでは海外の災害人道支援以外で緊急募金のキャンペーンを行ったことがなく、今回初めて国内事業のために寄付を呼びかけました。 その動機となったのは、昨年6月に可決された入管法の改定です。これまで難民申請は不

          ファンドレイジングがつなげる支援の輪

          「コミュニティ主導の人道支援のあり方」を考える|CLIP annual workshop 2024に参加してきました

          2024年3月11日、フィリピンの首都マニラから車で5時間の避暑地バギオでCommunity-Led Innovation Partnership (CLIP)の年次ワークショップが開催されました。日本を含む7か国から30名以上の関係者が集まり、今年で5年目となるCLIPの進捗や成果を一週間かけて話し合いました。CWS Japanは国際団体であるADRRNのメンバーとして参加しました。 普段はオンラインでしか会えない仲間と直接話せることは参加者にとって何よりのご褒美で、フィ

          「コミュニティ主導の人道支援のあり方」を考える|CLIP annual workshop 2024に参加してきました

          アフガニスタン帰還民支援を開始しました|2024年3月

          こんにちは🙂イガラシゴーです🐧 今回は、2024年3月に開始した急増するアフガニスタン帰還民(アフガニスタンに帰還したアフガニスタン人の難民)の支援について報告いたします。 「不法滞在」とされ、パキスタン政府から帰国を求められているアフガニスタン難民長年にわたる紛争や政情不安が続くアフガニスタンの状況を受けて、多くの人々が国境を超えて難民として国外に逃れています。隣国のパキスタンもそうした行き場のないアフガニスタン難民の最大の受け入れ国の一つです。 しかし、難民として逃れ

          アフガニスタン帰還民支援を開始しました|2024年3月

          コミュニティ・カフェ@大久保オープンから1年を振り返って

          こんにちは!CWS Japanの高橋です。気づいたらあっという間に年度末ですね。4月から新たな生活が始まる方も多いと思いますが、皆さんどのようにお過ごしでしょうか? CWS Japanとしては、東京・大久保でコミュニティ・カフェ@大久保をオープンしてから、2024年4月で1年が経とうとしています。 国内外の災害支援に取り組むCWS Japanは、なぜコミュニティ・カフェを始めたのか? 国内外の災害支援に取り組むCWS Japanがなぜ大久保でコミュニティ・カフェを運営して

          コミュニティ・カフェ@大久保オープンから1年を振り返って

          日本で外国人材は防災の担い手になれるのか?|多文化共生×防災事業

          読者の皆さまこんにちは☀牧です👩🏽 私は都内に住んでいるのですが、最近地震が続きました。先日は、2日続けて寝ている間に地震を感じ、確認したところ、千葉・神奈川・福島沖で発生していることが分かりました。年始には能登半島で大規模地震が発生していますし、関東地方でも身体に感じる地震が続くと、30年以内に発生が予測されている首都直下型地震を意識してしまいます。 対面がダメなら動画を作ろう!|コロナ禍で始まった多文化共生×防災事業CWS Japanでは過去の災害支援の経験から、災害弱

          日本で外国人材は防災の担い手になれるのか?|多文化共生×防災事業

          地域に暮らす皆さんの想いにそって、サポートすることがすべて|東日本大震災を機に設立したCWS Japanが今思うこと

          こんにちは、CWS Japanでコミュニケーションを担当している高橋です。日ごろCWS Japanのnoteでは週に1本、職員が記事を執筆していますが、時には私が聞き手となって、職員や関係者の皆さんにインタビューした記事もお届けしていきます。 今回は、2011年の東日本大震災をきっかけにCWS Japanを設立するまでの経緯と当時の想い、そしてこれからのCWS Japanのありたい姿について、小美野事務局長に聞いてみました。 1946年に設立したCWS。東日本大震災を機に

          地域に暮らす皆さんの想いにそって、サポートすることがすべて|東日本大震災を機に設立したCWS Japanが今思うこと

          インドの砂漠の民を訪ねて|気候変動の影響で危機的状況にある遊牧民の生活

          こんにちは。事務局長の小美野です。 CWS Japanでは、アジアの防災・減災の未解決課題に対して解決の糸口を見つけるためのイノベーション事業を行っています。その中の一つにインド西部のタール砂漠に住んでいる遊牧民に関するものがあり、2023年10月に訪問してきました。 危機的状況に追い込まれている遊牧民の生活事業地のラジャスタン州ビカネール(Bikaner)は、デリーから車で約9時間ほど西へ走ったところにあります。この地域は半乾燥地・乾燥地がほぼ全土を占め、有数の砂漠地帯

          インドの砂漠の民を訪ねて|気候変動の影響で危機的状況にある遊牧民の生活

          災害支援活動に取り組むNGOのオフィスでの防災対策・災害時対応とは?

          こんにちは🌞アドミン・ファイナンスオフィサーの清川です。 最近は日が長くなり、少しずつ春の陽気を感じられるようになりましたね🌸 突然ですが皆さん、オフィスでの防災対策は行っていますか? 家での対策はしていても、職場での対策・対応については意外と知らないことも多いかもしれません。昨今リモートワークなど働き方が多様化していますが、平日の日中は家以外で過ごす時間が多い方もいらっしゃると思います。 そこで今回は、国内外で災害支援活動に取り組むCWS Japanオフィスでは、どのよ

          災害支援活動に取り組むNGOのオフィスでの防災対策・災害時対応とは?

          アニメ×難民支援「Humanitarian Anime事業」とは?

          こんにちは!事務局長の小美野です。 CWS Japanでは2023年末からアニメと難民支援を掛け合わせたHumanitarian Anime事業のパイロットを開始しました。今回はその取り組みについてご紹介します。 難民支援×アニメ?世界的に議論されているさまざまな支援方法の新たな手段のひとつとして世界では、食料不安の深刻化、気候危機、世界各地での戦争や紛争などにより、1億人以上の人々が家を追われ、避難を余儀なくされています。これらの人々に対する人道支援、人的ビザや入国プロ

          アニメ×難民支援「Humanitarian Anime事業」とは?

          アフガニスタンの防災力の向上を目指して|アフガニスタンの人々が主体の災害対策とは?

          こんにちは🙂イガラシゴーです🐧 本日は支援事業開始から3年目となったアフガニスタンのバーミヤン県における防災力向上事業の最近の状況を報告いたします。 長年にわたる紛争やテロに伴う政情不安などのイメージが強いアフガニスタンですが、地震や洪水、干ばつ、冷害など多くの災害が発生し、自然災害のリスクも非常に高い国なのです。特に、近年顕著になってきた気候変動による降雨パターンの変化に伴い、水害や干ばつなど水に関する災害リスクも高まっています。 こうした災害リスクが高い急斜面や深い谷

          アフガニスタンの防災力の向上を目指して|アフガニスタンの人々が主体の災害対策とは?

          難民・移民の生活に寄り添う日本語学習支援|日本語教師の想い

          多文化・多世代共生のための大人の居場所「コミュニティカフェ@大久保」では、2023年にオープンして間もなく、難民のための日本語学習支援から取り組みを開始しました。 日本語学習支援のきっかけは、外国人相談会での出会いからきっかけはちょうど今から1年前、日本福音ルーテル東京教会でを外国人相談会を実施した時。日本語学習に意欲的だけど、ほぼ独学・自己流日本語の「何とか生活はできる」学習者と「日本語全然ダメ・英語少し分かります」の難民申請者が相談会に現れたことでした。 最近では優れ

          難民・移民の生活に寄り添う日本語学習支援|日本語教師の想い

          アフガニスタン研修員を招いて|防災力向上に向けて、災害パターンが類似する日本から学ぶ

          皆さん、こんにちは!プロジェクトオフィサーの浜田です😊 2024年1月4日から1月11日にかけて、東京と静岡でアフガニスタンからの研修員を招いて本邦研修を実施しました。今回のブログでは、その研修の概要や背景についてお話ししたいと思います。 「本邦研修」とは?「本邦研修」とは、日本での既存文化を踏まえ独自に発展した経験を伝えるために、開発途上国の関係者に日本に来てもらい、実際に日本の社会や組織に身を置いて学んでもらう技術協力のことです。古くから日本の政府開発援助の一環として

          アフガニスタン研修員を招いて|防災力向上に向けて、災害パターンが類似する日本から学ぶ