見出し画像

I’m Only Sleeping’

え〜どうしようかな?

やっぱ、やめとこうかな?

う〜ん。でもなぁ…。

あ?すみません。ブツブツと…。

今回の投稿は、「ただの愚痴です」。
なんの教訓も無ければ、苦しんでいる人の励ましにもなりません。

ただのボヤきです。

ビートルズについても熱く(というかしつこく!)、語りません。いや、ホントは…。ええい!未練がましい!

あ?もう本題に入った方がいいですよね?書き始めてしまった以上、仕方がない。まぁ、しばし(お時間があれば)お付き合いください。

私は精神障害者で「就労継続支援A型」という事業所に所属しています。

「就労継続支援?」「A型?」と、聞き慣れない方も多いと思いますが、簡単に言いますと「働きたい」という「障害者」が一般企業で働けるための訓練等をする施設です。

興味を持たれた方は、Googleなどでも色々とわかると思いますので詳しくはそちらをどうぞ。

一口に「障害者」と言っても色々な「人」がいて色々な「障害」があります。私は精神障害者で「障害者手帳」を所持しています。

この手帳を持っていると、ハローワークの「障害者枠」の求人に応募できます。各ハローワークにそういった部署がある筈です。

最近、一般企業での「障害者雇用」を進めるようになってきまして、徐々にではありますが雇用される障害者の人数も増えつつあります。

しかし、だからと言って、そう話は簡単ではなく「企業」と「障害者」のあいだには、「大きな溝」(あるいは大きな壁)があります。

卑下して言うわけではありませんが、「健常者」の方でも(大学の新卒の方とか)中々企業との「マッチング」が上手くいかないとかでせっかく入社しても長続きしないのが、現状のようです。

まして、我々「障害者」は「障害」という「ハンディキャップ」(この言い方もどうなのかなあ?)を背負っている以上、就職する事、まして長続きして働き続けることはとても大変なのです。

障害にも「身体・知的・精神」とありますし、言うまでもないですが人にそれぞれ「個性」があるように「障害」にも「人それぞれ」の「障害」があるわけです。

だから、ハローワークへ行けば「求人」は沢山あります。けれど、「自分の障害に合った求人」なんてそんな幸運?に巡り逢える可能性は(多分)中々ないわけです。

そもそも「障害を持った自分」が「こんな好条件の企業に…」「こんな高い給与の…」なんて(あくまでも卑下ではなく)思ってしまうわけです。大体、ほとんどの「求人」の採用人数は「1人」だけですし、「あ?この企業いいじゃないか?」と見つけても、やっぱり皆、見るところは見ているわけで、ハローワークのスタッフに尋ねると、既に何人もの応募がある(あった)と言うのが現状です。そして先に応募された方は「不採用」に終わっています。

それでも我々「障害者」も働きたいわけです。まぁ、「え?アナタどうなの?」って人もいますが、まぁそれはいいでしょう(今はですが)。我々だって「働く権利」はある筈です。

でも、やはり「溝」(もしくは壁)があるわけです。多くの障害者は(私、精神障害者なので、精神に限定して話させていただきます)、なんらかの形、期間、社会と一度は関わりを持った人が多いです。ですが、様々な事情により心のバランスを崩し、ドロップアウトしてしまい引きこもってしまい、社会的に「ブランク」ができてしまいます。

障害者に限らなくても、外国のことは知りませんが少なくともこの「日本」では一度、小→中→高→大→就職という「メインルート」を外れてしまうと中々元には戻れません。戻れればいいのか?という疑問も出てきますが(人生の幸せって何?ということまで考えると大変なのであまりここでは追求できませんが)、芸術的才能に恵まれるだとか、コンピュータの天才だとか、そう言った「例外」の人なんてほとんどいない筈です。

「メインルート」を外れ、引きこもってしまい、社会的に復帰できる見込みがなく(少なくともそう思える)、「もう一度立ちあがろう」という気持ちには到底なれず、「人並みの幸せ」(当然の権利です)を手に入れられず、月日だけが無慈悲に流れていってしまうわけです(「8050問題」は遠い世界の話ではないのです)。

え〜大分前置き(?)が長くなりましたが、我々「障害者」もちょっと躓いてしまいましたが、また「歩き出したい」わけです。メインルートからはドロップアウトしてしまいましたが、それでも「人並みの幸せ」を手にしたいわけです。

そのために我々(私)は、「再び歩き出すため」に作業所に通い、スタッフや家族の支えを受けながら、職業訓練などを行いながら日々を過ごしているわけです。

「一般企業」への「溝」「壁」を乗り越えるために。人として生きていくために。

その一環として「施設外就労」というのがありまして、障害者の「作業所」に籍を置きつつ「障害者」として「一般企業様」にて働かせていただき「職業訓練」や「精神的リハビリ」(私の造語です)を行うわけです。

ただやはり物事は簡単ではなく、「健常者」の方達だって日々、働くのは大変です。生活かかってますからね。「一般企業様」で動いているのは「現実」の「お金」が動いている「仕事」なわけですから、皆様真剣です。ミスをすれば「叱責」されますし、丁寧に指導していただいていますが、誰もが上手くこなせる様になるわけはありません。

努力はしてます。ですが我々は(言い訳には本当にしたくありませんが)、「障害者」です。メンタル的に大変弱く、社会に対して「ブランク」や「恐怖」があるため、求められるだけの働きをするのは大変に困難なのです。

それでも前に進まねばなりませんが、せっかくの「指導」を「叱責」としか受け取れなかったり、ほんの僅かな「一言」に大きく傷ついてしまいます。

「ゆっくりと」「確実に」と、行きたいところですが社会の流れは、人の事情に関係なく激しく流れていきます。そして、我々の多くは「若くは」ありません(「作業所」にも定年はあります)。時間は限られています。両親が健在でも多くは高齢です。

我々も懸命に生きています。迷惑をかけつつ、傷つきながら、頑張っています。ただ、どうしても「心折れそうな」時が多々あるのです。

私は今の「施設外就労」に就いてから約半年経ちますがまだまだ到底「十分に働けるレベル」には遠いです。メンタルも弱いので毎朝「あ〜、仕事行きたくないな」なんて弱音を(口には出しませんが)吐いています。今月に入ってから、結構忙しく、私生活で色々トラブルもありまして、相当精神的に参っています。

ですが勿論「精神的に辛いので今日は休みます」なんて言えませんし(言ったら、2度と立ち直れない恐怖があります)、周りにも迷惑はかけられません。みんな大変なんですから。

それでも今日は一日中、仕事が大変辛かった…。朝から落ち込んでいたり、なにかにイライラしたり、まともに働けるコンディションではありませんでした(私はそう思ってます)。

「早く終われ、早く終われ」そんな言葉を頭の中でひたすらリフレインしていました。当然、ミスも多発し、指示にも十分な対応ができませんでした。叱責も無論、ありました。

なんだか「自分が世界で一番不幸だ」みたいな妄想(?)に取り憑かれた様で、帰宅途中は作業所のスタッフの問いにも生返事でした。正直言えば、返事もしたくなかったです。無論、八つ当たりです。子供のやることです。

ここまで、大〜変長く書いてきましたが、結局言いたいのはコレだけです。

やってられるか〜‼️

はあ、なんかもう色々台無し…。今3,000 文字くらいですが何やってんだかなぁ。まぁ、とにかくこの世界は色々な問題に満ち溢れてますが、我々「障害者」も大変に厳しい状況の中に生きています。

逃げることは許されません(できません)。
自分の人生ですから。

だけど、何かが「決定的」「致命的」におかしい。そんな気がします。できれば治したい。過ごし易い毎日を送りたい。けれど、私1人では勿論何もできません。

この文章をここまで読んでくださった方、誰でもいい、どんな形でも構いません。なにか「お力」、「お知恵」を貸していただけないでしょうか?

お願いします。


最後に何処かで引用しようと思っていた、ビートルズの(ここで出す?)

「I’m Only Sleeping 」の歌詞を載せます。意味はあまりないです。書き始めの頃はそんな気分だったので…。

「皆は僕を怠け者だと思っている

 でも気にしないのさ、皆がおかしいんだ

 あんな速さであちこち駆けずり回って

 そんなの無意味だって気づきもせず

 お願いだから、

 僕の一日の邪魔をしないで、

 僕はうわの空、

 何はともあれ、

 僕は眠ってるだけなんだ」

この記事が参加している募集

仕事について話そう

今日の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?