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3-2. 「儲けたい」では儲からず。

  ワコール会長 塚本孝一

 金儲けは、したいと思ってできるものではない。
だから、小賢しく、何かうまい商売はないか、どうやったら儲かるだろうか、と策をめぐらしても、まず成功しないと考えたほうがいい。
 塚本も、かつて何度か会社とは別に個人で財産を増やそうとしたことがあったが、いずれも失敗に終わったという。

「財テクでまとまった金を生かそうと証券会社に預けたら、株が暴落して3000万円ほどの損害を被った」

起業家として評価の高い塚本でさえこうである。ましてや……とは言うまい。
 金を儲けようと考えてもなかなかできない。これは誰しも実感としてある。

金は「儲けたい」では儲からない。結果として儲かるのだ

という。この意見は傾聴に値する。
 言い換えれば、プロセスが問題で、儲かる仕組みをきちんと作れば結果として金が儲かるようになるということである。
 このことを本田宗一郎は、別の言葉で次のように言っている。




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