見出し画像

【CL愛知2024 5勝3敗】ジュペロスト Additional Edition(ロストジュペッタ)

こんにちは、だんでぃです。
皆様ポケモンカード楽しんでおられますでしょうか。

この記事は私が参加したチャンピオンズリーグ2024愛知で使用した
「ジュペロスト Additional Edition」
こちらのデッキについて適当に書きたいと思います。

皆さんご存知の通り私はただのパンピープレイヤーのため、
「今回のCL愛知の綿密な環境予想・各デッキに対する明確な対戦プラン」
なんてものは一ミリもございません。

そもそもここ半年まともにポケモンカードに取り組んでいたとは到底言えないため、この記事の内容についても的外れなことがあるかもしれません。

それでも、このデッキタイプで今大会を5勝3敗というCL自己最高の成績で終えることが出来たのは自分の中で特別な意味があったので、今大会の感想も踏まえて記事にしたいと思います。
勝利賞がもらえる5勝というのも、過去の記事に比べるとデッキへの説得力も比較的高いと思っています。
内容・文章共に粗い部分が多いかと思いますが、読んでいただければ幸いです。


0.(読み飛ばし推奨)デッキ選択の経緯

今回のデッキを選んだのも環境に対する合理的な理由があるとは言い難いので、この章は読み飛ばしても差し支えありません。
暇な人だけ読んでください。

冒頭に書いた通り、私はここ半年まともにポケカをしていません。
生活拠点が変わって地元のカードショップに通うことが出来なくなり、今では仕事終わりの平日に一人でブツブツ言いながら今世紀No.1のクソゲーであるPokémon Uniteのランクマッチにソロで一生潜り続ける日々。

直近2シーズンのシティリーグの不参加も決定し、いよいよポケカモチベが尽きようかと思っていたところにCL愛知当選のサプライズ。
久しぶりの大型大会ということで楽しみでありながら、今って何のデッキを使えばいいのかという疑問もありました。

帰省した際に地元のポケカコミュニティの方々のアドバイスも参考にし、ロスト系統のデッキを使うことに決めました。
まず白羽の矢が立ったのは「青ロスト」
かがゲコにトドロクツキとテツノカイナが入った一般的なロストデッキ(らしい、本当にあんまり最近の環境知らない)。

PTCGLでチャチャッとデッキ組んで回してはいくものの、余り手になじまず、選択肢の多いデッキ故に練度の高くない自分のような貧弱者には手に余るデッキでした。
どうしようかなぁと思いながらいろいろ検索した末に行き着いたのが、今回使った「ロストジュペッタ」のデッキタイプでした。

1.このデッキ1年前に使ってたやつやないかい

自主大会や大型大会の前に使いたい自分のデッキがないとき、私はよく直近のシティリーグや自主大会の上位入賞デッキをほぼ丸パクリして使うことが多いです。
ろくに最近の環境も知らない今大会も同じことをしていましたが、シティ優勝のデッキに見覚えのあるデッキがありました。
それが「ロストジュペッタ」です。

大会中の相手のリアクションや後から調べてわかった事ですが、どうやら最近頭角を現しているデッキとのこと。(海外大会で上位入賞した?あんまり詳しくは知らない)

ではここで一つの疑問が生まれます。
「なぜ半年もポケカやってないポンコツがこのデッキに見覚えあるのか?」
名探偵コナン君も頭を悩ませる謎ですが、真実はいつも一つ!!

こ の デ ッ キ 、 昔 作 っ た こ と あ る

ハチ兄ぃ杯2023.4.22

ちょうど一年前にね、カードプールこそ違えどほぼ似たような構築を作って遊んでいたんですよね、これが。
なんと記事も書いていた。
(多分WCS2023 Yokohamaでもこのデッキで遊んでた記憶がある)

未だ人生の運命の人は現れませんが、運命のデッキには出会えたようです。
こうしてめでたくCL愛知2024のデッキが決まりました。

2.デッキリストおよびコンセプト

大会当日のデッキリストです。

ジュペロスト Additional Edition

そしてこれが丁度1年前に作ったデッキリスト。

ジュペロスト Origin

レギュレーション変更に伴うカードの入れ替えはありましたが、シティ優勝のデッキを参考にして最近のトレンド(?)を抑えつつ、1年前にベースにしていたデッキコンセプトを活かす方向でデッキを作りました。

「安定感重視」×「ロストゾーンじゃぶじゃぶ貯めて速攻ロストマイン」

ウッウとヤミラミの枚数を通常より1枚ずつ多くし、かつにんぎょうくようジュペッタを絡めながら2ターン目のロスト10枚を目指す構築です。

3.採用意図

ダラダラと各カードについて採用理由を書いても仕方がないので、抜粋したりまとめたりして書きます。

●ジュペッタex 1枚

カゲボウズからの分岐進化で性能も申し分ないため採用は不可避。
Originの方では大型ポケモンへのフィニッシャーの役割も担っていたが、ガチグマやミュウの採用によりその役割は薄くなった。
グッズロックが今の環境非常に刺さるのは理解しているが、その真価を発揮させることはあまり出来なかった。
自分の頭の中でロストゾーンを貯めることが優先されていたため、プレイングの優先順位が低かったのも一つの理由かもしれない。

みんなは元気よくグッズロックして相手に圧をかけていこう!!

●ミュウ、ガチグマ 各1枚

フィニッシャー枠。(少なくとも自分はそのつもりで採用して対戦プランも組んでいた。一般的な採用意図とズレていたらご愛敬)
すぐに倒されるミュウはともかく、比較的耐久のあるガチグマに関してはミラゲを絡めて中盤から殴っていく方がよかったのかもしれない。(むしろロストにおけるガチグマはそれが定石なのかも)

●すごいつりざお、ミラージュゲート 各3枚

Originには入っていなかったカード。
釣り竿はクララの方が上位互換であったのと、ミラゲは打つ必要が無かったのと最悪キバナでいいと思っていた。
レギュ落ちでクララ・キバナが使えなくなり採用。
4-4あればいいかもしれないが、デッキスロットの関係で3-3。
釣り竿は4枚あった方がよかったかなと思う。

●デヴォリューション 1枚

リザードンやサーナイトデッキなどを始めとする進化デッキに対して刺さるかと思って採用した1枚。
ロストマインでダメカンをばら撒き、ツツジからのデヴォリューションで一気にカウンターを仕掛けるプランをイメージしていた。
特に黒リザの耐久をまともに相手していたら間に合わないと思ったので、この採用は悪くないのではないかと感じた。

4.不採用カードについて

〇採用した方がいいと思ったカード

●ジュペッタ(人形供養)3枚目
ロストをジャブジャブ貯めたいなら現物を増やすべきであった。
特性使用後は再利用不可なため、バトルサーチャーとしての役割を考えても他を削って3枚目を入れるべきである。

●ロストスイーパー
このカードを採用しなかったのが今大会の一番のあたおか案件である。
デヴォリューションの代わりに抜けたカードであるが、ジュペッタ同様ロストを貯めるなら採用すべきである。
要所要所でコンセプトからずれている当たり、作成者のポンコツぶりが伝わってくる。
というか、単純に今の対戦環境でこれを採用しないこと自体やばい。
これは対面練習の無さが原因であるが、スイーパーを採用しなかったので古代・未来デッキに軒並み不利を取ってしまった。

●ポケギア3.0
アクロマに触れないと話にならないが、青ロストと異なり縦引き出来るカードが花選び以外なく、入れ替え札も少ない。(ジュペッタの枠のせい)
そのためOriginではポケギアを2枚入れてアクロマに触れる確率を挙げていたが、Additional Editionではガチグマとミュウの枠でポケギアを入れるのが無理であった。

5.レギュ変による使用感の差

これはロストジュペッタというデッキタイプへのレギュ変更の影響に対する主観的な感想のため、特にレギュ落ちのカードについてはこれからのポケモンカードに無用のお話である。
参考になる話ではないかもしれないので、暇な人だけ読むの推奨。

レギュレーション変更に伴う採用カードの変更があるのは前述の通りであるが、その中でも特別に私がその影響を感じたレギュ落ち・新登場のカードがあるので紹介する。

〇レギュ落ちカード

●キバナ、クララ
レギュ落ちで抜けたカードで断トツで影響を感じたのがこの2枚である。
VIPパスや霧の水晶、穴ぬけのヒモ等はなかよしポフィンやカウンターキャッチャーやプライムキャッチャー等で補完・あるいはより強力になったようにも感じるが、この2種のサポートカードは話が違う。

恐らくこれらの代用品として挙げられるのが「すごい釣り竿」「メロコ」であるのだが、はっきり言って話にならない。
すごい釣り竿はもちろん強力なカードであることは理解しているが、トラッシュから直接手札に加えることが出来るクララと比べて瞬発力が低い。
山札に戻してから手札・あるいは場に持ってくるという工程が必要な時点で「1枚で一連の動きが完結していない」のである。
結局余計にリソースを消費して、終盤のリーサルを逃してしまう対戦が多いと感じた。

メロコに至ってはキバナとの差がひどすぎて泣きそうになった。
付けることの出来るエネが炎エネだけなのも厳しいが、何よりも確定サーチ1枚手札補充では全く話が違う。
特にこのデッキにおけるリーサルターンはキャッチャーデヴォリューション、あるいはアタッカーの現物を持ってくることが出来ればそのまま試合を終わらせることが出来るので是非ともメロコのテキストを変更していただくよう開発サイドにはお願いしたい。

なにより言いたいのが、クララとキバナがサポートであったため人形供養がより強力な噛み合いを生んでいたのに、その選択肢がなくなったら使い辛くもなりますよと…。
正直クララ・キバナがあったころの感覚でデッキコンセプトをそのまま踏襲したので、本来であればより今の環境にあったコンセプトとリストの調整を行う出来であったのだと感じる。

〇新登場カード

●ガチグマ、ミュウ
新登場でデッキの質を変えたと思ったのはこの2枚。
Originのデッキで課題だと感じていたのは、大型ポケモンに対する中盤の火力不足である。
まともに高火力をだせるのがかがリザのみであり、それも試合終盤にならないとエネルギーが重すぎて起動できない。
ジュペッタexは博打要素が大きく確実なアタッカー性能は乏しい。

ガチグマとミュウはそんな高火力アタッカー不足を解消する要因になったといえる。
ただ、肝心の私がガチグマをあくまでフィニッシャーとしての位置付けでしか認識をしておらず、試合中盤からHP260の高火力アタッカーを押し付ける強みを理解できていなかったので、そこはもったいなかったと感じている。

6.まとめ

ここまでお読みくださりありがとうございました。
たまたま1年前に作っていただけで1年間使い続けたわけではなかったので、デッキに対する大した説明が出来ず申し訳ありません。
対面意識も直感的かつ試合サンプルが少ないので載せません。(シンプルに面倒くさい)

この記事を書くにあたって1年前の記事を読み返していたのですが、その中にこのような文章がありました。

ロスバレなんて今までほとんど触ってこなかった自分でも戦いやすいなと感じたため、ロスト使うの苦手だよーって方にもおすすめです。
逆に、ロスバレの達人みたいな人がこのアーキタイプのロストを使うとどのくらい戦績がついてくるのかも興味があったりします。

多くのヘナチョコデッキを生み出してきたからこそ、今回の「ジュペロスト」には不思議な魅力と可能性を感じてしまいました。
自分で使い続けて結果を出すのが一番嬉しいことではありますが、このデッキをもっと強い人が使って結果を出してくれたり初心者の人が使って使いやすいと言ってくれたり、そういう嬉しさもあると思います。

なんとこの記事を書いた1年後に同じデッキタイプでのシティ優勝者が現れ、かつ私自身もCLという大会で自己ベスト更新を達成しています。
進撃の巨人に勝るとも劣らない伏線回収に鳥肌が立ちます。

一年前の自分よ、達人が使えばシティで優勝したしお前もCLで結果をちゃんと出したぞ!!

半分は私自身の感想文みたいな感じになってますので、ロストジュペッタのデッキ解説は他の方の記事やYoutube動画を参考にしてください。
私なんかより真剣にポケカに取り組んでる実力者の方々の話のほうが参考になると思います。

以上、ジュペロスト Additional Editionの記事でした。
久しぶりの大型大会での真剣勝負、とても楽しかった!!!
皆様、よきポケモンカードライフをお送りください。

7.おまけ

本当におまけです。
CL愛知の感想で記事本編の内容には関係ないです。

今回のCL愛知、Day2は知り合いのシニア組も出場していたので午前中だけ会場をぶらぶらしていたのですが、その時の会場の雰囲気がすごく印象に残りました。

今大会は対戦エリアだけでなく、一般のお客さんも遊べるミニゲームブースやティーチングコーナーがありました。(前回のCL福岡もあったのか?知らんけど)
その時のね、子供達が楽しそうにミニゲームをしていたり、会場入り口の伝説ポケモンのビッグカードと嬉しそうに写真を撮ってる姿がとても嬉しかったんですよ。

私たちにとってポケモンが子供のころから楽しんできたコンテンツであるように、今の子供たちにとってもそうであってほしいと最近すごく思うことです。
子供達にこそポケモンカードやPokémonというコンテンツに触れて、楽しんで、大好きなものになってほしいんですよ。

昨今のポケカ界隈って本当に気持ち悪いじゃないですか、自論ですけど。
競技に対して真剣だからこそ神経質になってる部分もあると思うんですけど、それにしても度が過ぎた他人へのいちゃもんや粗探しが凄くTLで見かけるようになったなと。
優勝ツイートのサインカード案件なんか、完全な言いがかりの癖に謝罪なし、挙句にはツイ主が紛らわしいことをしたという始末。
マジで気分が悪かったですね。
子供達のためのゲームをみっともない大人が汚してんじゃねえよって話です。

今回のような、まず第一に子供たちが楽しめるようなイベントをこれからも開催していってほしいなって思います。
僕たち大人はもうPokémonの素晴らを十分に享受してきました。
いつの時代も子供たちに愛されるPokémonであって欲しいなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?