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わたしの色


目を閉じて


あなたがそこにいるよ


ベール、空気、服、ドレス、オーラ
なんでもいいよ

赤、青、しろ、くろ、
オーロラ、透明、金、銀、
思いつく限りの色のイメージを纏わせてみて


さあ、あなたには何色が似合う?
何色がしっくりくる?




私はウォーキング講師をしています。
講師陣が集まって情報交換した時の話


彼女たちは本当に人を心から元気にする天才
いつも明るくてポジティブで美しい
私も彼女たちのようになりたいと焦っていた
彼女たちのようにならなくてはともがいていた


そんな私に、冒頭の問いが投げかけられた


目を閉じる

ちょっと前まで
自分のイメージは黄色って思っていたけど
まとわせてみるとなんか違う
今日の服はオレンジだけど…
昔、緑が好きだったな?
結婚式のドレスは赤だったな?

いろいろ当てはめてみて
あ、コレだというものを見つけた


私の答えは「透明」
ガラスのような、水のような「透明」

透明のイメージをみんなが答えてくれる
自分でもしらべる

清らか
透きとおった先を綺麗にみせる
ありのまま
本音
本来のもの
明晰性
一点も曇りもない感じ
そのまま何色にもなれる



「それが今のともちゃんだよ」


嬉しかった
私のおもう「綺麗」のイメージが
私がなりたいイメージが
それらだったから。

時も時代も人も常にかわっていく。
前は黄色だったかもしれない私
でも今は透明
それでいい

ほかの講師陣も
それぞれの色がある
それぞれ全く違う色
これから変わるかもしれない
それでいい


人と比べなくていい
自分とも比べなくていい


透明なガラスが反射したような
キラキラした光であふれた気がした




さあ、目を閉じて



あなたは何色ですか?

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