ゆうま
自分でつくった音楽たち。
処女詩集
季節にまつわる、いままで制作した作品をあつめてみました。 春夏秋冬または季節感を感じたくなったらぜひここを開いてみてください!
処女アルバム
褪せてしまったおもいでを この手に握り あなたは未来へと進んだ 納得なんてもちろんしてない でも そんなことが話せるのも すべて文明だと そう考えてみた ああ どんな時代でも 嫌いな人も好きな人も 涙を流している ぼくはぼくだ ぼくはぼくだ この掌にきざまれた たくさんのいのち ぼくはここで ぼくはここで 愛されている 明後日吹くはずだった 風を今日感じてしまっている
歌うことはわらうこと わらうことは生きること 歌うことは涙すること 涙することはわらうこと さよなら きょうからは ちいさくとおく視える 昨日の日よ 名も知らぬけど なつかしい人が 夢に出てきて 恋の詩を 唱えていた 歌うことはわらうこと わらうことは生きること 歌うことは涙すること 涙することはわらうこと 生きることは歌うこと
きっとみんな きっとみんな あんなことやこんなことには 気にもとめないのだろうな ちいさな ちいさな しあわせが 毎日にはあふれてるのに きっとわたし きっとわたし あなたには そのことに気づいてほしい みんなが忘れてしまっている あたりまえのような景色に ひそむちいさな希望や光を 都会の夏の夜空に霞む 星たちよ
公園の紫陽花たち 色づきはじめて 時雨どきの想いは 草原のざわめき
しゃぼん玉、風に乗り 白爪草はおどる 草原に寝転がって 雲の流れを見つめてる とおくのまちでは きょうもたくさんの歌を いろんな人がつくっている
朝が来たよ 太陽はできる限り 空の高いところに 昇ろうとして まちのかしこに たくさんの影をつくる 初夏の風にしては 生ぬるい風が吹いた 僕はあなたの歌を聴きながら 歩いていく ぼくは しずかにいらだっている 理想と現実は いつだってほど遠い ぼくは 心の奥底で待っている あなたがいつか ぼくのことを 褒めてくれることを あなたがそれまで 元気でやってることを ぼくは強く想う
素直になったのかな わたしって もうおとなって呼ばれてる わたしって わたしって いったい わたしって わたしって いったい なんだろう 窓辺で夢を見ている 君に話しかけると 君は甲高い声で話す でも わたしに猫の言葉は わからない わからない 素直になったのかな わたしって もうおとなって呼ばれてる わたしって わたしって いったい わたしって わたしって いったい なんだろう
耳を澄ましたら やさしいピアノの調べが きこえる こんなに空気が冷たい夜は きみのことが どうしても恋しくなる 恋しくなる 口ずさめば 想うあの小さなじかんを この心の片隅で あなたはまだ 歌っている 誰かのかなしみを 癒やしながら
遠回りしていたつもりなのに 何故かいちばん 憧れていたものに 近づいていたの 何かをあきらめたり 無駄だと思っていたことを始めるのも 案外、悪くないものさ
愛しい人よ 涙を拭いて 少しだけでも 上を向いて歩こうよ 星がまばらな都会の空を 眺めながら いっしょに歩こうよ 愛しい人よ 人生ときには どうにもできないこともあって それはかなしくて とてもやりきれない気持ちになる でも なにかをあきらめてみれば この空が高くなるときが 人生には 時々あるのだから 愛しい日々よ 僕がこの世からいなくなっても 僕のことを忘れないでほしい 君の心の片隅で きょうも僕は歌っているのだから 大きな声で歌ってるの 愛しい人よ 涙を拭いて 少
暮れてゆくわ 夕の空 ほらまた 日が落ちて 夕刻間近に 家路を急ぐ人の影 そよいでる風 かがやく道路を 君と歩きたかった
雨やどりをしながら 幾つも 幾つも 深い夜をこえた 幾つも 幾つも こえたのさ あなたにやっとたどりついたのさ あなたのことが好きなんだ…
まちをぬけて なつかしい坂を ひとりでひとりでに 歩いてる 登ってる 彼女に出逢う前には もう戻れない もう戻れない もうあの頃には 戻れない…
紫陽花はまだ咲かぬ 萌葱色のやわらかな葉の上から 雨の雫がひとつすべり落ちた
朝の光窓辺に差し込めば 立ち昇るわ モカ珈琲の湯気 味噌汁に昨日の景色を 浮かべて 鮮やかな柄のTシャツを着て 晴れ晴れとした空の下へ 飛び出した まだ暗い林をぬけて 緩やかな坂を登り オナガが鳴く声きこえる 僕はおおきなギターを背負って 零れそうな希望を抱えて この道を歩いていく 歩いていく 歩いていく…
https://on.soundcloud.com/u3x1U そんな日もあるね さびしくて胸がつまる そんな日もあるさ くだらないこと気にしてばかり 朧な月は 僕らのこと知らずに光る ドラマを見ても 歌を歌っても 気分は晴れない 毎日は 同じことの繰り返しのように 感じるけど 少しだけ変化してる そんな日もあるね さびしくて胸がつまる そんな日もあるさ くだらないこと気にしてばかり 朧な月は 僕らのこと知らずに光る 夕刻間近 蝉の声も 静まり返る あの日見た 景色や