北山流二

佐賀県出身、東京在住の30代。理系。就職を期に上京し、某メーカーに勤めるサラリーマン。…

北山流二

佐賀県出身、東京在住の30代。理系。就職を期に上京し、某メーカーに勤めるサラリーマン。 重度の活字中毒で、「面白い物語」を求め続けるタイプ。 同時に「物語を面白くする要素」を徹底的に学ぶ性質があり、歴史、神話、考古学、科学技術、雑学が好き。 好きな戦国武将は、成富兵庫茂安。

最近の記事

ウクライナ侵攻とパレスチナ問題 報道に大きな差がある2つの戦争

ウクライナ侵攻について大きく報道されていますが、少し気になったことがあります。 長期間の紛争状態にあるパレスチナ問題については、あまり報道がないという点です。 実際のところ、「大国ロシアが動いたウクライナ侵攻」と「何十年と続いている地域紛争であるパレスチナ問題」とでは、重みが違うのかもしれません。 実際、ロシアが動いたことにより、世界経済の混乱、三百万人を超える難民の発生、エネルギー問題の発生など、様々な大きな問題が発生しています。 しかし、建物が破壊され、市民が犠牲

    • ウクライナ情勢を利用して、コロナ禍を終わらせようとしているように思える今日このごろ

      ウクライナ情勢とコロナ禍。 この2つは全く何の関係もないように思えますが、僕はこの2つはある1つの点で共通点があると思います。 それは、お茶の間で見るTVのニュース番組の占有率です。 僕は最近、ウクライナ情勢に関してのニュースとして報道されることに対して、熱狂せず冷静に物事を見極めるようにしています。 それと同時に、大きく報道されないことについても注視する必要があるとおもっています。 その報道されないことというのが、コロナについてです。 おそらく、今現在で国全体で

      • 『鍋島直正』幕末最強の佐賀藩を作り、日本の近代化を推し進め、新政府に多くの人材を送り込んだ名君

        「佐賀県の偉人を紹介する」と考えた際、1番最初に紹介すべきだと思った偉人。 それが、今回紹介する鍋島直正公です。 1.『鍋島直正公』とは?直正公は、財政が逼迫していた佐賀藩を立て直し、幕末最強とも言われる軍事力を持つ藩にした名君です。直正公は佐賀の七賢人の一人でもあります。 佐賀藩は長崎の出島から海外の動きを真っ先に知ることができたため、直正公は欧米諸国に対抗するために科学技術力ひいては軍事力の増強が必要性を感じ、藩の改革を断行しました。 その結果、藩の科学技術力は大

        • 今後、世界に誇れる偉人について、ちょくちょく書いていきます

          僕は、就職で東京へ出て来る前、「海外の人と話をする際、自分の国のことについて話せた方が良い」という話を聞いたことがあります。 そのことが書いてあったのは、何かのビジネス誌のコラムだったと思います。 そして僕は社会人となり、海外の人と話す機会がありました。 その結果どうだったかというと、全くその通りでした。 自分自身のルーツや国について話せたほうが、海外の人との話が盛り上がり、結果的に良い効果を生み出すことになりました。 例えば、自分の母方の家系が武士であったことを話

        ウクライナ侵攻とパレスチナ問題 報道に大きな差がある2つの戦争

        • ウクライナ情勢を利用して、コロナ禍を終わらせようとしているように思える今日このごろ

        • 『鍋島直正』幕末最強の佐賀藩を作り、日本の近代化を推し進め、新政府に多くの人材を送り込んだ名君

        • 今後、世界に誇れる偉人について、ちょくちょく書いていきます

          『弱小領地の生存戦略!』レビュー

          今回紹介する『弱小領地の生存戦略!』は、小説投稿サイト「小説家になろう」と「カクヨム」で連載されている小説作品です。 正式名称は『弱小領地の生存戦略! ~俺の領地が何度繰り返しても滅亡するんだけど。これ、どうしたら助かりますか?~』ですが、長すぎるので省略をしています。 この作品は第九回ネット小説大賞で金賞を受賞した作品で、非常に好きな作品です。 その面白さについて、今回は語っていきます。 1.『弱小領地の生存戦略!』とは?一言で言えば、「逆行モノ」に分類される小説作

          『弱小領地の生存戦略!』レビュー

          ウクライナ情勢④ 「お見方勝利!」と言わんばかりの報道の”勝利の美酒”に酔うな!

          1.甘い”勝利の美酒”の報道に酔うな未だに収束が見えず、市民への被害が拡大しているウクライナ情勢。 ニュースを見ていて気になるのは、やはり「ウクライナ優勢」「悪役のプーチン大統領」と受け感じ取れる報道です。 まるで「お味方勝利!」と言わんばかりの報道の数々。 ウクライナの視点で物事を見てしまう僕にとって、そういった報道は非常に耳障りの良いため、ついついそのような記事を読んでしまいます。 自分のことではありますが、この行動は「戦ってすらいないのに勝利の美酒を味わうかのよ

          ウクライナ情勢④ 「お見方勝利!」と言わんばかりの報道の”勝利の美酒”に酔うな!

          『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』レビュー

          次に来るライトノベル大賞 1位受賞作『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』(通称、ルプなな)。 今回は、その面白さについて語ります!! 1.『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』とは?序盤のあらすじについては、以下の小説サイトを見ていただければすぐにわかります。 https://ncode.syosetu.com/n1784ga/ そのため、ここではざっくりとした分類について書きます。 まず、「ルプなな」は

          『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』レビュー

          ピーク時の電力使用率を下げる努力を。

          2022年3月22日、東京電力と東北電力の電力供給が、非常に厳しい事態となりました。 寒気が流れ込んだことにより、関東地方は雪が降り、暖房器具を使用することのよる電力需要が増加しました。 そのため、電力の使用率は、22日午後2時の段階で107%となりました。 このような事になった原因は、厳しい寒さと地震の影響で火力発電所の一部が停止していて、東京電力と東北電力の電力供給の最大値が減少していることが原因です。 火力発電所の修理には数ヶ月もの時間を要するため、これから暖か

          ピーク時の電力使用率を下げる努力を。

          『航空エンジニアのやり直し』レビュー

          小説投稿サイト「小説家になろう」において、僕が愛読している小説があります。 それが、『航空エンジニアのやり直し ~航空技術者は二度目に引き起こされた大戦から祖国を守り抜く~』です。 https://ncode.syosetu.com/n3926fe/ 今回は、その魅力について書いていきます。 1.「航空エンジニアのやり直し」の世界観「航空エンジニアのやり直し」は、御代出 実葉(ミヨデ ミヨ)さんという方が書いている、いわゆる「逆行モノ」と言われるジャンルの小説です。

          『航空エンジニアのやり直し』レビュー

          アニメ『86-エイティシックス』23話 演出最強のアニメ!制作スタッフの皆様、最高のアニメをありがとう!

          今回は、ネタバレありで、ガッツリとアニメの話をします! 興味のない方はサクッとバックお願いします♪ エイティシックス、間違いなく、最高傑作といえるアニメーションです! ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 昨晩公開された、エイティシックス23話、本当に最高でした!! 間違いなく、日本のアニメーションの一つの大きな集大成とすら言えるのではないかと思えるほどのクオリティ!! 特筆すべきは、何よりも「演出」です!! エイティシックスにお

          アニメ『86-エイティシックス』23話 演出最強のアニメ!制作スタッフの皆様、最高のアニメをありがとう!

          ウクライナ情勢 ~自分がどちらに味方をするのか、熱狂せず冷静に、しっかりと状況を見極めて判断をすることが大切~

          ウクライナ情勢は未だに収束を見せず、ウクライナ各地で激戦が続いています。 そんな中、サッカーの本田圭佑選手が「ロシアが敗れるまでやり続ける今の方向性は1番被害が大きくなると思ってるので反対です」というツイートをしたという記事を見つけました。 実際のところ、「今のまま戦い続ければ1番被害が大きくなる」というのは同意します。 それは、ウクライナ市民だけではなく、ロシア軍の兵士についての犠牲もそうです。 ただ、僕自身は犠牲が大きくなるので「反対」とは言えません。逆に、「賛成

          ウクライナ情勢 ~自分がどちらに味方をするのか、熱狂せず冷静に、しっかりと状況を見極めて判断をすることが大切~

          「昆虫食」という言葉を知ったので、調べてみました♪

          「昆虫食」という言葉がある。 先日、中野に行った際、たまたま見つけた「昆虫食」の自動販売機を見て、僕はその言葉を初めて知りました。 1.僕の「昆虫食」に対する忌避感「昆虫食」と聞くと忌避感を覚える人が多いかと思います。 僕自身もその一人です。 しかし、僕の場合はやや薄めの忌避感というのが正しいです。 というのも、僕は日本でもイナゴの佃煮を食べる文化があり、実際に食べたことがあります。そして、タイ料理を食べに行った友達から、お土産としてアリを食材として使ったサラダをも

          「昆虫食」という言葉を知ったので、調べてみました♪

          僕がウクライナの人々に対して「もう戦うな」と言えない理由② ~次世代の未来のために戦うウクライナ~

          昨日、「国の独立」は流血の上に成り立ったという話を書きました。 僕が真っ先に思い至ったのは、インドネシア、マレーシア、インドの独立についてです。 僕自身はそれらの国々の独立に対して専門家のような詳しい知識を持ち合わせていないため、詳細はより詳しい専門家の方々の視点を借りてほしいというだけに留めます。 しかしそれらに共通しているのは、それらの国々は数年もの時間をかけて戦い続け、独立を勝ち取っているという点です。 ウクライナ情勢は、もはや世界全体を巻き込む問題へと発展して

          僕がウクライナの人々に対して「もう戦うな」と言えない理由② ~次世代の未来のために戦うウクライナ~

          僕がウクライナの人々に対して「もう戦うな」と言えない理由① ~今の日本の平和も、先人たちの流血の上にある~

          ロシア軍がウクライナへの侵攻を開始して約3週間が経ちました。 ニュースでは、日々、破壊されたウクライナの街並みが報道されています。 僕は東京の繁華街を歩きながら、「目にしている東京の街がミサイル攻撃にさらされたら?」という幻想が思い浮かべました。 破壊されつくした建物、逃げ惑う人々、炎上し路上に放置されたタクシー。 度重なるニュースで破壊されたウクライナの街を見ている今、それを想像することはとても容易です。 しかしそれと似た光景は、第二次世界大戦末期の東京で実際に起

          僕がウクライナの人々に対して「もう戦うな」と言えない理由① ~今の日本の平和も、先人たちの流血の上にある~

          アニメ『86-エイティシックス』のバーチャル展示会がスゴい!

          昨日、アニメ『86-エイティシックス』のVR展示会を閲覧しました! なんとすでに、2万6千人が訪れているというバーチャル展示会! これがまた、非常に良い出来でとても驚いたので、そのことを記事として書いていきます。 1.はじめに最初に結論からいいます! 入場無料なので、下記のサイトへアクセスをして見た方が早いです!! ただ、そう言ってしまうと話が終わってしまうので、ここではその魅力について語って行きます♪ 2.『86-エイティシックス』バーチャル展示会の良さまず、こ

          アニメ『86-エイティシックス』のバーチャル展示会がスゴい!

          アニメ『86-エイティシックス』22話 感想 3ヶ月待ってよかった最高のクオリティ!!

          今回は、ネタバレありで、ガッツリとアニメの話をします! 興味のない方はサクッとバックお願いします♪ エイティシックス、面白いですよ! ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 昨晩、アニメ『86-エイティシックス』22話が放送されました! 約3ヶ月前からずっと待っていた放送でしたが、本当に待っていてよかったクオリティでした! エイティシックスのアニメは、ソードアート・オンラインのアニメを作ったA-1 Picturesさんによって作られて

          アニメ『86-エイティシックス』22話 感想 3ヶ月待ってよかった最高のクオリティ!!