精神疾患当事者。2000年生まれ。スポーツがきっかけでパニック障害を発症しました。ソー…

精神疾患当事者。2000年生まれ。スポーツがきっかけでパニック障害を発症しました。ソーシャルフットボールに出会い、再びスポーツを楽もうとしています。睡眠薬依存症、仲間とともに薬ではない方法で生きづらさと付き合っています。一度は大学を止めましたが現在は通信制大学で学んでいます。

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    ソーシャルフットボール(精神疾患を抱える選手が行うフットボール)に取り組む記録✍️✍️※いずれは仲間の記事も紹介したいなと思います🍃

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    リカバリーカレッジでの学びの記録✍️

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支援者との別れ

春、別れと出会いの季節らしい。特に何かを卒業したり、転職したりする予定のない私には関係のないことだと思ってた。 今日、いつものように利用している福祉施設に行く。いつものようになんとなくあるスタッフの靴箱を見る。靴がない。どこかお出かけかなと、いつものように解釈。昼ごはん食べようと、イスに腰掛ける。そこから見える食事のまるバツのついたホワイトボード。そのスタッフの食事が今日も明日もバツになってる。インフルにでもなったのかな。 となりにいたスタッフに聞いてみた。ああ土曜日に退職

    • 母と私と処方箋

      火曜日、約二か月ぶりの精神科通院。今でも山の上の大きな精神科病院に通っている。あわただしい平日の朝。それでも時間を作って主治医に会いに行く。私にとって大切な時間。 水曜日、どうしても薬局に処方薬を取りに行く時間がなかった。もう、今日の夜の薬がない…。 あの、、、と母にお願いした。私から頭を下げた。 ○ 初めての精神科受診は12歳。中学の担任の先生が「部活に行っていない事、どうも元気がないこと、児童精神科の受診を勧めること」を勝手に母に電話したことが発端だった。 家で

      • 全国大会 あとがき②

        前回の記事では全国大会で得たもの、自身の内面の気づきを振り返った(私以外の人には伝わらない拙い文章かつ無駄に長いのでオススメしません)。5時間のアルバイトを挟んで今回は可視化できる??自分の変化について言葉にしたい。(実習報告書からの現実逃避なのです…。) 私は現在、通信制大学の4年生、年齢で言うと23才。この全国大会は来年以降の進路をそれなりに考えた春休み明けにあった。全国大会直後からは精神保健福祉士を目指すための実習があったりと何かと変化の続く時期でもあった。 そんな

        • 全国大会 あとがき①

          第5回ソーシャルフットボール全国大会が終わって1か月と10日。 全国大会を終えてから、私がボールを蹴ったのは2回。1回はパートナーと真夜中の公園で靴をどろどろにしながら、もう1回は昨日のチーム練習。 どっちも楽しかった。チーム練習は練習したい自分と休んでゆっくりしたい自分とに揺れながらだったけど、行ってよかった。楽しかったから、行って良かった。 全国大会後の慌ただしい日々がひと段落し、全国大会によって得た自身の変化を言葉に残したいと思い、自己満ですがブログに綴ります。

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          今日一日

          今日一日。 それはだめな自分をそっと許す言葉。 私の心に安心の灯火をともす言葉。 今日一日。 それは依存症の自助グループで仲間がたびたび口にする言葉。 今日一日。 今日のホームグループでのミーティングのテーマ。 私たちのお守りの言葉。 ○○○ かつてこの言葉が大嫌いだった。 今日一日、薬物を使わずにいよう? 根性論で依存症はやめられないってキレてた。 その頃の私は今日一日、たったの一日を薬を使わずに過ごすことが出来なかった。 今日一日と聞くたびに、5分10分でさえ

          今日一日

          連休最終日、動悸祭

          GWが終わる。 昨日の夜からお腹の調子が悪い。と思っていたら呼吸が浅くなって動悸も始まった。 GWが終わるのが寂しいんじゃない。 明日からの生活が嫌なわけじゃない。 明日、自分の生活が無事に迎えられるのか、それが心配なのだと思う。 「じっとしてても明日は迎えられるよ」 「いやでも明日がやってくる」 そう思うでしょ。私もそうだと思う。分かっている。 ○ 子どもの頃から、連休や長期休暇が苦手だった。 自分の生活リズムの変化に心も身体もついていけない。 周囲の生活の変化に

          連休最終日、動悸祭

          真面目と聴こえると寂しい

          真面目な子という第一印象を抱かれることが多い。 実際、真面目。人に見られてる時はだいたいなんでもきちんとする。締切も守るし、周囲を見て気配りもするし、頭も固く、なんでも枠にはまるようにカチッとする。 一日だけ研修で行ったクリニックのデイケアで帰り際、担当の職員さんに挨拶して、帰りにもまた挨拶して、何回も挨拶しないと帰れない、帰っていいように思えんくて、去り際に「真面目やな」って声が聴こえた気がした。 〇 真面目って性格特性のひとつのようなもの。 別に悪いものでは無い

          真面目と聴こえると寂しい

          娘であること

          暑くなったりひんやりした風が吹いたり、雨が降ったり、4月。 気温の変化に人波に敏感であり、寒さは特に苦手。これを言うと笑われるのだが、寒さが許せない。身体が動かなくなったり、気分が滅入ったり、寒さに良いことはないなと思う。自律神経の乱れなんかがあってか体温がなかなか上がらない体質でもあり、冬は必ずハイネックのヒートテックをなんなら二枚重ねで着用している。 雨とひんやりとした気候にやられて扁桃腺を腫らしている。今年はもう少しハイネックにお世話になりそう。 喉の痛みもあり、

          娘であること

          佐賀

          第5回ソーシャルフットボール全国大会佐賀大会。 もうひとつの心の整理。 去年、次の全国大会が佐賀で行われるとチーム練習の帰りにスタッフから聞いた時、驚きとちょっとした笑顔と嬉しさと動揺が混ざった感覚が湧き上がった。 佐賀は私にとってかなり縁のある土地。私が小学生の時から父は佐賀で生活していて今も佐賀にいる。私にとっては2つ目の実家であり地元。馴染みのある街。 ○ 生粋のお父さんっ子だった。お父さんとするオセロが好きだったし、ボール蹴りが好きだったし、めんどくさいなと思

          全国大会

          学校のことが落ち着いてから書きたいときに書こうと思っていたけれど、ここに気持ちの棚卸しを書き出してからの方がまたすっきりと切り替えて日常に戻ってゆけると思ったのでつらつらと書きます。 第5回ソーシャルフットボール全国大会佐賀大会個人的な振り返り。。いつもなのですが、自分のために自分が好きで書いてます。 ○ 前回、ソーシャルフットボールのことについて書いた記事をSNS等で紹介してくださった方が何名かいてて、それで記事を知った、読んだチームメイトから、楽しもう、と何度も声を

          全国大会

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          体罰のニュースがテレビに流れる今週の朝。 2012年度末、大阪の公立高校で体罰が原因で生徒が自死した事件から体罰に対してさらに厳しい目が向けられるようになったようにと思う。 この事件はわたしたちのもとにも影響を与えた。チームに所属する全員が教育委員会から体罰の調査を受けた。校長室に3.4人ずつ呼びだされて、体罰の有無を問われた。 私は3人で呼ばれた。3人の真ん中座って、2番目に聞かれた。 私はなかったと答えた。 私の所属していたチームは名前を変え、指導体制を変え、継

          葉桜

          街から離れた丘の上の精神科病院にかかっている。 2年と3か月前まで何度も入院していた病院。 病院の前には公園があって、公園の真ん中に1本の木が佇んでいる。 毎年春になるとその木は私たちの心を癒す枝垂れ桜に彩られる。 OT室の窓際の椅子に腰掛けて眺めていた。 枝垂れ桜を見ているようで遠く離れた外の世界を見ていたのかもしれない。 枝垂れ桜のおかげで、触れるのが怖い外の世界に意識を向けられたのかもしれない。 入学式や入社式のニュース、お花見のニュース、見てられなかったし

          芽立ち

          緑のだるまは「健康・スポーツ上達」の意味があるそうで、いただきものですが、かわいいのと今日の話にぴったりなのでさっそく見出しの画像を変更しました🕊‪🌱‬ 〇〇〇 今日は一日バイトだった。 明日からバイトを1ヶ月半から2ヶ月半程度休むことになっている。だから今日が休み前最後のバイト。 バイトを長期で休むのは大学の実習があるから。そしてその前、今週末にはソーシャルフットボールの全国大会があるから。 バイト先の方々に頑張ってね!頑張って!なんかあったら連絡しておいで!なんも

          芽立ち

          リカバリーカレッジ名古屋で学生している話③・完/学びの記録・春休みの自由研究

          前回の話はこちらから♪ ※長文注意です。特に読んでほしいのは、春休みの自由研究の中の【―回復ってなんなのか、何のためにあるのか分からなくなってて。】と【「リカバリー」「回復」の捉え方の変化】です! ◾︎Day6:学びの貯金箱&修了式この日の講義は「学びの貯金箱&修了式」!! 前回の講座の振り返りから始まりました。 前回の講座では人生のマイベスト転機について振り返った👆 その続きで、この日は【出来事】が【転機】に変化するには何が影響するのか、グループワーク、個人ワーク、全

          リカバリーカレッジ名古屋で学生している話③・完/学びの記録・春休みの自由研究

          死にたいと呟く私の思考を分析する

          土曜日の朝。 6時に起きる。 トイレよりも歯磨きよりも何よりもまず食べ物を口に入れた。 目玉焼きのトーストを食べ。イチゴジャムのトーストを食べ。イチゴのアイス・・・を食べた。 来週の今頃はソーシャルフットボールの全国大会。佐賀にいる。 気持ちはまだ緊張とかはなく余裕がある。 でも身体は不調。重たい。 ここ一か月、心が不安を抱えている感覚。自分で自分のこころを満たすことができていない感覚。 こういう時、私は食べ物を口に詰める。 口に詰めるとき、美味しいとか、お腹いっぱいとかは

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          旅の記録 #河口湖

          2024年3月30日・31日。 春の旅。🌤さん(読み方:てんきさん)との旅。行き先は河口湖。 🌤さんと定期的に旅へ出かける。私たちは関西出身。私は今も関西で暮らしているけど、昨年の4月、🌤さんは就職して関東へ行った。 それからは遠距離のお付き合いなのだけど、月に一度は会っている。🌤さんが関西に戻ってくることもあれば、私が関東へ行くことも、また二回に一回くらいは旅先に現地集合現地解散という会いかたもしている。広島集合、高知集合、浜松集合、名古屋集合…などなど。遠距離に意味を与

          旅の記録 #河口湖