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餃子のルーツを学ぶvol3 餃子はなぜ餃子というのか

こんにちは。学ぶ餃子vol3です。

今回のお題はとてもシンプルです。

「餃子はなぜ餃子というのか」です。

未だかつて考えたことがない方も多いかと思います。面白そうなので、ちょっとお話ししていきます。

それでは、ノートを机にペンは手元に、準備はいいですか?🥟

まず、餃子の名称の由来からお話ししていきます。しかし、たくさんの説があるようです。

説① 中国語の「餃子(jiǎo zi)」が由来?

新明解国語辞典第5版には、「ギョーザは餃子(チャオズ)の山東語」と出ていることから、餃子の語源は中国語の「餃子(jiǎo zi)」に由来していることがわかります。中国語では、餃子は薄い皮で包まれた具を指し、その形状や調理方法は地域によって異なる場合があります。この説では、「餃子」の名称は中国から伝わり、日本においてもそのまま使用されるようになったとされています。

説② 「餛飩(うんとん)」が変化した?

こちらの説は、餃子の名称は元々「餛飩(うんとん)」と呼ばれていて、それが変化したというものです。餛飩は中華麺料理であり、日本でいう雲吞(ワンタン)です。餃子のルーツを学ぶ初回でもお話しした通り、餃子はワンタンから派生して生まれた可能性が高いということから、どうやら二つの関係性は密であるようです。
中国から餛飩が日本に伝わった際に形状や調理方法が変化し、「餃子」という独自の名称が生まれたと言われています。

そして、餃子の名称は中国内で地域によって異なる呼び方がされているようです。たとえば、中国の一部地域では「包子(bāo zi)」や「饺子(jiǎo zi)」と呼ばれています。

そもそも、餃子の漢字ってなんで「餃子」?

次に、餃子はなぜこの漢字になったのかについてお話ししていきます。

ズバリ、当て字なので、面白いストーリーはないのです。実際に中国語で「餃子」を表す漢字は「饺子(jiǎo zi)」です。日本では、中国から餃子が伝わった際にそのままの発音を漢字で表現することが難しかったため、音の近い漢字「餃子」を当てて表記されるようになりました。

以上、「餃子」がどのようにして「餃子」になったのかについてお話しました。餃子の語源の由来にはさまざまな説が存在していて、未だ一つの有力な説が出ていないことがわかりました。もっと勉強して、自分なりの答えを見つけたいな、と思います。



きよみちゃん
21歳、女子大学生、文学部。東京都在住。
「くいれぽ餃子」編集部メンバー。
皮厚め・生姜味よりニンニク味が強い方がタイプ。猫舌のため、あっつあつの肉汁を包む餃子はちょっと敬遠してしまう。キンキンのハイボールで脂を蹴飛ばすまでが「餃子を食べる」ということである。ちなみに、春巻きも大好物。
大学の空きコマに町中華を食べたり、Googleマップで調べた中華料理屋さんへ、休日足を運ぶこともしばしば。
餃子は私のソウルフードである。まさしくエネルギー源。🥟life with gyoza🥟

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