見出し画像

第4期 TOPANGA LEAGUE 後編 Aリーグ 映像制作裏話

Bリーグに続きまして後編、Aリーグ映像制作です。
前編はこちらの記事となっております。

Aリーグの開催期間は 2014/11/07 〜 12/07 とのこと!
制作しましたAリーグのオープニング映像はこちらです。

こちらは【暫定順位決定戦用(選手全員版)】となっておりまして、
こちらのバージョン違いとして
決勝下位リーグ用(6人版)】
【決勝上位リーグ用
(6人版)】
とのべ合計3バージョン制作しているんですね。
出場メンツが違うとはいえ… 手間暇かけておる…

制作時の選手リストメモはこちらです。
なんという濃度の高いメンツなんでしょうか

バージョンは ULTRA STREET FIGHTER IV です
アケ稼働は2014年4月17日 家庭用発売は 2014年8月7日とのことでした
当時はTOPANGA事務所の一角でこんな感じで撮影してました。
スタジオ借りるとかって選択肢が存在しなかった…段ボールよ。
謎のポエム(初見では絶対読めない)

PVの中に読めないポエムとかちっちゃい文字びっしりあるやついいよね〜というノリで謎の文章を考えました。なんというフレーバーテキスト。

英語でこういった謎テキスト打つことは今でも結構ありますが…
日本語ポエムってのはこのPV以外でほとんど使ってない手法かもですね。
考えるのは楽しかった記憶があります。
カードゲームとかでもフレーバーテキスト好きです。

中野駅を駆け上がるときどさん素晴らしい
中野駅を駆け降りるふ~どさん なんという事務所近辺撮影
仕事帰りに撮影お願いしたような記憶があります兼業時代のネモさん
すらっとしてて驚いたな~
TOPANGA事務所の近くのパチンコ屋の前を歩くウメハラさん
"本当はやりたくないオーラ"がすごかった記憶があります
指喧ホームゲーセンのある高円寺の商店街を歩いていただきました三太郎氏
初対面でしたが、すごい腰が低くて人当たり良い人だな~と感じました。
撮影の直前に「グラサンしていいっすか?」と攻めてきました。これが暴虎。

当時ニコニコ動画のコメントで
「揃いも揃ってみんなどこ向かってるんや」
「どう考えてもラストの試合会場に向かってるんでしょ!演出意図わからんのか?」
「なるほどそうか」

というやりとりを見て…制作者はこう思いました…

「(そうか…なんとなく映像に動きが欲しくてみんなを歩かせちゃったけど…スタジアムに向かっていたんだこの人たち…)」

実は…ちょいちょいこういうことあるんですよね…作品は作者の意図を超える…
もももも勿論すべて計算済みなんですけど!!!

名勝負製造機とかミスターTOPANGAリーグとか呼ばれていた男
とにかく熱い試合が多くて、みんなファンになってしまっておりました
若手だったマイケルたん選手 攻めケンがカッコ良かったです
しかし餓狼て!!! 今やストⅢ3rdのトッププレイヤー!
こ…この人は…?
ちなみにももちさんは撮影しておりません「こちらで撮影して送ります」と言って
ひとりだけ忍者コス目立ちまくりな映像が送られてきました 汚いさすが忍者きたない
前回覇者、貫禄の腕組みカッコイイ
マサに帝王

AリーグのOPを作るにあたって意識したことはBリーグOPとの差別化でした。
Bリーグはプロレス会場とか地下闘技場みたいな泥臭い感じにしたので、対比としてパキッとしたデザインとか栄光みたいな明るいベースで制作したんですよね。
上手くいったかどうかはわかりませんが…この思想は以後ずっと引き継がれていますね。

Aが格上感が出るといいな~と なんとか差別化したく創意工夫しています

BをグチャッとしたらAはパッキリとか。
Bが黒基調ならAは白基調とか。
BをノリノリテンポにしたらAはゆったり壮大とか、曲選びから差別化を意識しています。

このへんのスタジアム素材は、3Dモデルを購入して改造して使用した記憶があります。
今でこそeスポーツ全盛期ですが、当時はそんな言葉が生まれたてみたいな時期で
「いつかこんな規模でゲーム大会とか開かれないかな〜」
くらいの感じでスタジアムに立ってるみたいな演出したのですが...
10年の時を経て今やほぼ現実になっており…長生きはするもんじゃ…。


こちらも公式サイトが残っております!未来永劫残っててくれ~!!

結果は…

暫定順位決定戦(オンライン)結果

公式サイトより抜粋

決勝リーグは、まず総当たりオンライン戦を行い、
その順位で下位リーグ・上位リーグと進めていく方式でした。

決勝下位リーグ結果

公式サイトより抜粋 下位リーグも死闘でした

決勝上位リーグ結果

公式サイトより抜粋 ひょえ~5勝0敗!

というわけで怒涛の全勝でウメハラ選手の優勝!!
このメンツ相手にそんなことある!?という圧巻でございました。


エンディング動画も作成しました!
こちらもアーカイブ的にアップさせていただきます。

スタッフロールという側面より予選参加プレイヤーを載せたら喜んでもらえるかな…と始めたエンディング動画でしたが、好評で嬉しかったです。
好評故に…以後ずっと制作することに…
当時予選トーナメント参加されたかたは自分の名前探しでも興じてみては…

オープニング動画制作にリソース割きすぎて、だいたいエンディングはシンプルな構成になること多いですが、まぁシンプルで良しとしております…。


制作の個人的余談ですが…
トパンガリーグって見るのも大変で…配信時間が本当にめっちゃ長いんです。海外大会も大概なんですけど…
毎週末4~6時間✕3日とか平気で溶けていくんです。
妻に「うわ…また格ゲー動画見てる…」と小言を言われながら大会シーズンはタイムシフトなどを駆使しながら長時間視聴していたのですが…

TOPANGAリーグのお手伝いをすることになった途端に
「か~っ!!仕事になっちゃったからな~!!!見ないとダメだからな!!俺だって辛いよ~!!」と叫びながら視聴することで我が家で長時間視聴が合法になったのが一番うれしかったことかもしれません。

※修羅場が重なると本当に辛いときもあります

強引に仕事にする事で視聴権を獲得するというライフハック。
未だにこのシステムは活用し続けています。
くそ~!仕事だからもっとゲームプレイしないとな~!!」


という2014年の第4期 TOPANGAリーグ映像制作の巻でございました。
いや~初回ということもあり、山あり谷あり初挑戦だらけのPV制作でしたが、まさに今につながる大変さだったな~と振り返ると思いますね。
・動画撮影:・動画撮影指示
・ナレーション収録:台本制作
・長期間イベント複数動画制作
・メーカー許諾調整
などなど新しいことだらけで楽しかった・めちゃ大変でした。
以上です!!


ちょっとでも良かったら拡散とかスキとかしていただけたら嬉しいです!
モチベーションになります!なるんです!
ではまた!!

※追記:ありがたいことにご要望をいただいたので…
最終決戦verもアップしました!微調整版ですが良かったら見てみてください


この記事書いた人【映像制作会社キュードット】
お仕事ご相談お気軽にご連絡ください~!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?