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最近?見たアニメの感想

 どうもです。

 今回は最近?見たアニメの感想を久々に書きたいと思います。ただ最近と言いつつ、2023年の作品が多く混じってますw 軽い感想をTwitterの方で書いてたので、今回はそれを補間&手直しした感じです。では、合計で7タイトル分の感想になります。


1.特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト

 ユーフォシリーズとしては、4年ぶりとなった新作。黄前久美子部長率いる新世代がスタートし、アンコンに出場する代表チームを決める校内予選が主に描かれました。1時間ない短い時間で演奏パも無かったものの、かなり満足できる内容でした。ユーフォ独特の緊張と緩和を繰り返すリアルな空気感が特に好きなので。世代が変わった瞬間のどこか落ち着かない雰囲気も良かったですし。総勢65人と、あの人数の部を束ねるのはかなり骨が折れると思うんですが、一人一人の心の隙間を見逃す事なく、誰一人置いていかない様にとする"部長像"が掴めた事が大きな収穫でした(本人はまだ四苦八苦しているのがまた良い)。自分も高校では部長経験があるので、頑張れ~!と応援する気持ちで見てました。推しのみぞれちゃんの出番が何故か多かったのも嬉しかったですね。2024春から始まる3期に胸が高鳴ります。


2.アリスとテレスのまぼろし工場

 岡田麿里監督の5年ぶりとなった新作。期待と不安、半々で観に行きました。結果としては、色んな意味で面白かったです。岡田麿里監督らしい好きな描写も苦手な描写も同時に摂取できた事が特に。キャラクターや配役は完璧だったと思います、中でも上田麗奈さんの演技にはずっと惹き込まれましたね。気になったのは物語終盤。解る人には解って貰えると思うんですが、Key作品『Summer Pockets』の波動をかなり感じてしまい、落ち着かなかったですね。急に説明台詞も多くなり、余計な優しさ出ちゃったか…とかも。感動できるエンディングで泣きのタイプも全然好きな部類だったんですが、ちょっと惜しかったなーって感じたのが正直な処です。五実ちゃんとの想い出をもっと増やしてあげれば、泣きへの動線が強くなったのになと。そんな感じで、大満足!とまではいかなかったですが、作品としては普通に良作でした。どうしようもない閉塞感を抱えながらの生に対して、未来の希望や信じる力を与えてくれる様な作品だったと思います。因みに、私的岡田磨里ベスト3は、劇場版花いろ、さよ朝、空青で変わらずです。


3.ガールズ&パンツァー最終章 第4話

 第3話からは約2年となる待望の第4話。あんこうチームがまさかの脱落したvs継続高校との続きで、今回も高いハードル越えてくれる内容でした。
 兎に角フィールドギミックが多すぎたのが最高で、ただ利用するだけじゃなく自ら作り上げたり作動させたりするのが激アツだったなと。終盤では状況把握し切れないほどの過去イチのスピード感と迫力で贈る戦車アクションに見入ってしまったし、最後の最後までどうなるか解らない試合展開も緊張感あって良かったです。音響も相変わらず完璧でしたね、奥行きと緩急の付け方が好きすぎる。シナリオも必然的にメインキャラ以外にスポットが当たる様になったので、1年生であるウサギさんチームが中心となって試合を組み立てたり、アリクイさんチームが機転を効かせたりと、成長した姿が見れて嬉しかったです。後半には黒森峰vs聖グロリアーナとの試合もありましたね。全体的に大洗だけに関わらず、各校次の世代を見据えた様な描き方だったので、作品としては終わってしまっても彼女達の物語は続くんだなと実感できたのも嬉しいポイントでした。やっぱりガルパンはいつどんな状態で見てもオモロいなと思います。推しの杏会長は今回も序盤からカッコよかったし。残りあと2話分で描かれる決勝戦も楽しみですね、生きねば!


4.モンストアニメ『マサムネ - 使命の赤き刃 -』

 スマホゲーム「モンスターストライク」にて、今年の正月に登場した超・獣神祭の新限定キャラクター「マサムネ」の為に制作されたアニメ。モンストアニメとしては久々の復活なので嬉しかったです。前後編計45分ほどで、シナリオはそこまで大した事は無かったんですが、この新キャラクターを欲しい!と思わせる魅力に溢れたアニメでした。好きなキャラがカッコよく可愛く動いてるのやっぱ堪らないよね…って云う。モンストアニメは以前からバトルシーンにおける空間と速度の意識が非常に高くて好きなんですよね。音効にはガルパン等でお馴染み小山恭正さんが今回も入っていたし、マサムネの声優は悠木碧さんなので熱気十分、臨場感溢れる横山克さんの劇伴も素晴らしかったです。アニメシリーズ復活しないかな…。


5.アークナイツ【冬隠帰路/PERISH IN FROST】

 2022秋ぶりの2期。現役プレイヤーなんですが、この2期のストーリーは原作でも人気なのでとても楽しみでした。そんな期待のかなり上を行くクオリティで大満足でした。感情の動線も綺麗だったし、没入感も高い。もう何度涙が流れたか…。好きなキャラである、チェン、ホシグマ、スワイヤーが沢山見れたのも嬉しかったです。仲良しでずっとオタクスマイルだった。
 改めて、誰が悪い訳でも無く、希望や救いが本当にあるのかも判らないと云う過酷な現実を突き付けると共に、だからこそ選択の重みと尊さを感じて欲しいとメッセージを受け取る事ができました。組織のリーダーは余計に。単純な感情表現ができない複雑な表情を色んなキャラクターが魅せてくれたのも何度も胸を打たれましたね。声優さんの演技も余りに良かった…。特にフロストノヴァからドクターへの台詞"手を直接触れて欲しい"はアニオリ要素として素晴らしく、彼女の最期まで満足そうな表情はマジで泣きでした。3期も頼みます!


6.傷物語 -こよみヴァンプ-

 西尾維新による小説をシャフトがアニメ化した〈物語〉シリーズの原点。三部作として公開された映画『傷物語』が、ひとつの物語として再編集。
 当時リアタイできてなかった民(円盤で視聴)なので、懐かしさと劇場で観れた喜びがまずあって。そんで、やっぱり面白かったです。最低限を繋ぎ合わせて再編してくれたお蔭で、初めて見た頃より凄いスッキリした気持ちで観れた印象(色んな作品見てきたからかも)。でも奇抜で暴力的な描写の数々は一度見たら鮮明に記憶に残るし、その好き勝手やった美的センスやアイデア力にひたすら拍手を贈りたいなと。好き勝手にやると、誰かを傷つけ偽善だと言われる事もあるだろうけど、それでもそれが救いになった瞬間はとても美しいなと思います。あと音楽むっちゃ良かった…いや元から良かったんだけども、こんな良かったか?!ってくらい良くて、むっちゃ好き。キスショットは本当に可愛くて美人ですね、永遠のマイベストヒロイン。


7.大室家 dear sisters

 なもり先生による『ゆるゆり』のキャラクター大室櫻子とその姉妹たちの日常を描いた『大室家』の劇場中編アニメーション1作目。
 アニメ『ゆるゆり』が円盤買う位には大好きなので、迷わず観に行きました。いやぁ…この世で最も尊い作品でした。約40分とあっという間ではあったんですが、じっくり描かれてて大満足。原作未読勢なので、『ゆるゆり』とはまた違った空気が流れているのがまず新鮮。姉は姉であり、妹は妹、その両方である櫻子はやっぱ少し特別で。そんな大室家と云うコミュニティに属した性質を徹底しながらも、一歩その外の世界に出た時の描き方は特に目を見張るモノがありました。ギャグよりドラマ性が強かったですし。でも、基本的には『ゆるゆり』と同じくゆるかったし、画面も終始ひたすらに可愛いからオタクスマイル。2作目は恐らく撫子寄りの話になると思うので、楽しみです。全部見終わったら、原作購入してみてもいいかもしれない…。


 以上、最近?見た計7作品のアニメ感想でした。
最後にアニメ感想を書いたのは「2022秋アニメ」なのでかなり久々だったんですが、その時の総括感想にも少し書いた通り、ぼちぼち観てるのでアニメ自体は変わらず好きです。今後も見たい作品を見たいタイミングで、見続けられればなと思います。また5作品くらい見て、気が向いた時にnoteの方で感想書きますね。

 とゆー事で、読んでくださった方、ありがとうございました。
 ではまた!


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