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命はどこかで力尽きる

最近、よく思うことがある。
人は、いつか死ぬ。
車を運転していも思うことがある。
対向車のトラック運転手が居眠り運転で突っ込んできたら。

40歳を超えてから、急に「死」を意識するようになった。

体の衰えを感じているから?
健康寿命の半分を折り返そうとしているから?
同年代の知り合いが亡くなったから?

どの答えもしっくりこない。

健康には、人一倍気を使っているつもり。
食べもの、運動、睡眠、タバコ、お酒・・・・・
そして、ストレスを抱えているわけでもない。

ただ、命はどこかで力尽きる。
その長さは、誰にもわからない。
最近、ふと思う。

だから、今を全力で生きているんだろう。
易しい道と険しい道の2つの選択肢があるならば、
険しい道を選ぶのも全力で生きたいという思いの裏返し。

加えて、まだまだ体が元気で、動き回れるうちに、日本全国を旅したい。
見たことない景色を見て、ご当地の美味しい食べ物を食べて、日本の良さをもっともっともっと知りたい。
この思いは、日本屈指の鍾乳洞と呼ばれている「秋芳洞」に行って、強くなった。

こんな広大な土地の地下に、自然が作り出した美しい景色。
写真を撮るわけでもなく、ただただ見惚れて、なぜか鳥肌が立つ。
知らなかった。。。
日本全国、知らない場所がまだまだある。
もちろん、海外も。

命はどこかで力尽きる。
だからこそ、「今」を全力で生きる。
力尽きる直前の走馬灯を楽しむために。



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