見出し画像

ほうきで掃除する

絨毯の掃除は、掃除機を使うが、
フローリングの掃除は、ほうきを使っている。
ちょっとほったらかしにしておくと、
ホコリだらけ。
そんなときこそ、ほうきの出番だ。

さっと掃くだけで、
ホコリや髪の毛、小さなゴミが大集合。
大集合したゴミ達を掃除機で一気に吸う。
「きれいになった」

そう。
この「きれいになった」という感覚が、
大事だと思っている。
おそらく掃除機で吸っても
ほうきで掃いても
同じくきれいになる。

ただ、掃除機で吸ったところで、
どれほどのゴミを吸い、
きれいになったのかがわからない。

ほうきを使うとそれがわかる。
行動に対する成果物が目に見えると
安心するのだろう。
ただ、これは超短期的な視点。

長期的視点で考えると、
今の行動が必ず成果として見えるわけではない。
読書、筋トレ、友人との何気のない会話。
小さなことの積み上げによって、
あのときに読んだ本のおかげで今がある。
あのときから始めた筋トレが。
あのときしゃべったことがきっかけで。
など、点が線に、線が面になることがある。
狙っていなくても、偶然であっても、
何か前向きに取り組むと、点と点がつながる瞬間に出くわす。
気づいたことろには、立派な成果物となっている。

ただし、いつまでも点と点のままだと不安になる。
短期的な成果物は、健康な心の栄養源。
ほうきで集めたゴミを掃除機で吸う。
これも、心のビタミン剤となっている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?