365日日本の名建築19
本日紹介するのは足立区六町にある六町フローラです。
六町はつくばエクスプレスの駅で、足立区では珍しい地下にある駅です。
比較的新しい街で区画整理されているので、碁盤状の明確な街並みとなっています。
そんな六町駅近くの場所にあるこちらの美術館は面白い空間となっていました。
この建物は上から見るとへこんだ形をしています。
凹んだ部分が中庭になっていて、人工池が設けられています。
中庭にある池の周りの壁がソリ上がっているので、外の住宅街が見えないように工夫されています。
2階は休憩スペースになっていて、中庭に向けて大きな窓が設けられているので、中庭を眺めながらくつろぐことができます。
シンプルな形ですが、とても面白い空間となっていました。
駅近の土地だと不動産をつくることを考えてしまうので、アパートや事務所などをつくりがちですが、六町駅近くに美術館をつくってくれた建築主の方にはとても感謝です。
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