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芝公園グランド前交差点と交通特有の理由

芝公園グランド前交差点は日比谷通りと環状4号線(赤羽橋〜新一の橋〜テレビ朝日〜日本学術会議〜青山一丁目)が交わる交差点で
首都高都心環状線の芝公園内回り入口がそばにある。
脇には地下鉄の芝公園駅がある。

交差点の名前の通り、近隣には野球場やテニスコートなどスポーツができるスペースが用意されていて、都心でもおおらかに球技ができるありがたいスポットだ。
ちなみに芝公園は1876年にできた公園で去年は150周年だった。

芝公園も犬の散歩をしている人、ウォーキング、ランニング、東京タワーの観光などなど、みんなイキイキしているように見える。ちなみに芝公園の外周は約1.5km。

さて交通事情を見ていこう。
一見、T字路のように見える交差点だが、細い一方通行路があり、第一京浜に抜けられる。下の地図でいう黄色い矢印がそれ。

説明不足で申し訳ない。右折不可は高速入口のこと。黄色矢印方向には右折でちゃんと曲がれる。

緑の矢印は首都高芝公園入口の入路。
8時から20時までは、日比谷通りの下り方向からしか入れない。
安全を期して、愛宕警察署のお巡りさんが時々張っている。
夜の8時から朝の8時までなら、日比谷通りの上り方向で首都高に入ることができる。

ここ交差点はもう一つポイントがある。
日比谷通りの下り方向の場合、直進は普通なのだが、
右折の矢印は対向方向(日比谷通り上り方向)の右折が終わってから、
ひとタイミング遅れて、右折OKになる。

交差点の形状的に対向右折車が同じタイミングだと交差点中央で
かなりの至近距離でのすれ違いになり危ないのだ。
なので、交通量の少ない右折(黄色矢印方向)を先に吐き出させて、
クリアにしてから日比谷通り下り方向の右折(赤羽橋方向)をGOにする。
見切り発車に気をつけたい。

交通事情には何事にも理由がある。
その理由が見えた時、本当の安全を理解することになる。

似たような交差点でもちょっとした形状の違いから、それぞれ別の表情を持つ交差点。
ひとつひとつ注意してみると、どこに危険が潜んでいるか、見つけることがきる。

以上でこの記事はおしまいになる。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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