代々木公園交番前交差点と夕方の渋滞
代々木公園交番前交差点は十二社(じゅうにそう)通りと井の頭通りが交わる交差点で、富ヶ谷と原宿の間に位置する。
正確には十二社通りは西新宿の青梅街道と甲州街道に挟まれた新宿公園の西側を南北に走る道路のことだが、甲州街道を突っ切り南下すると参宮橋を抜けて、ここ代々木公園交番前交差点までを十二社通りと考えている人もいるようで。
十二社通りの由来は西新宿にある熊野神社から。
十二社通りの起点と終点は青梅街道の成子坂下交差点〜甲州街道の西参道口交差点。
それよりも南側は正式名称では西参道通りという(らしい)。
私も調べて初めて知った。
今回の記事では便宜上、
成子坂下交差点から代々木公園交番前交差点までを十二社通りと呼ぶことにする。
この交差点は東に行けば、原宿。
西に行けば富ヶ谷、代々木上原。
北に行けば新宿。
南に行けば渋谷ということでなにかと東京のカルチャースポットの十字路でもある。
ここは夕方の富ヶ谷方向の渋滞がひどい。
富ヶ谷以西は住宅エリアが広がり、ベッドタウンに帰る人のラッシュになる。
まずは渋谷(NHK西門)方向から左折(富ヶ谷方向)する際
横断歩道の歩行者を待った後、車の信号はすぐ黄色になる。
路線バスも本数が結構あり、実質左折できるのは4台くらい。
次は新宿方向から右折(富ヶ谷方向)する際
ここは右矢印が出るまで交差点の中に入れない。
そして右矢印が出たら右折進行が始まるのだが、
頑張ってスムーズに行っても6台くらい。
ひどい時は信号を3回待たないと右折できない。
これならいっそのこと、代々木公園交番前交差点をあえて左折し、
代々木公園を突っ切る道の途中でUターンして
代々木公園交番前交差点を直進して富ヶ谷に進んだほうが早い。
都内に限らず、夕方は都会は渋滞が激しい。
朝の通勤通学の渋滞も厳しい。
運転手の表情で軽やかな人、笑顔で、ゆとりのある人は、あまりいない。
みんなピリピリしているようだ。
イライラ、ピリピリしても
笑顔でゆとりを持って運転しても
到着時刻は変わらない。
不安な精神状態での運転は無駄とリスクが増えるだけ。
心が安定と書いて「安心」なのだ。
どちらが幸せかは明白だろう。
最後にいつもの現代と江戸の地図比較でこの記事はおしまいである。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
唯一名残があるのは地図左上の代々木八幡宮だけだ。
江戸末期にはまだ代々木公園、明治神宮はない。
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