カラカルパクスタン共和国に行ってみよう
今回の自治共和国はロシア連邦の中にある国にではなく、
ウズベキスタン西部にある自治共和国で
どんどん姿がなくなっていく(干上がっていく)アラル海に面した国(地域)。
首都はヌクス。
シルクロードの要衝の一つであるサマルカンドから鉄道で12時間で約2500円(大人1人)
読み方だが、日本語の発音だと
カラカル・パクスタンというふうに点の場所で切りたくなってしまうが、
正しくはカラカルパクで「黒い(カラ)帽子(カルパック)」を意味する。
つまり「黒い帽子を被った民族の国」ということになる。
スタンはウズベキスタンもトルクメニスタンもアフガニスタンにも出てくるが「民族」の意味。
ちなみにパキスタンだけ例外。
ウズベキスタンならウズベク民族の国という意味になる。
インドもかつてはヒンドスタン(ヒンディー語族)の国と言われていた。
少し話が逸れるが、2023年9月のG20サミットで議長国を務めたインドは自国を
「バーラト(BHARAT)」と呼称した。
RPGゲームのドラクエ3で「バハラタ」という街があったのはインドのあたりだったか。
話をカラカルパクスタンに戻そう。
ここはウズベキスタンの中にあるので、30日以内の通過や観光で3ヶ月以上のパスポート残存があれば行ける(のかな?)。
最新の正確な情報はウズベキスタン大使館にきいてみよう。
冒頭で記述したように縮小していく湖であるアラル海に面するカラカルパクスタンの
見ておくべきスポットは干上がった湖にある砂漠の船だろう。
公式のホームページも情報量が乏しく、頑張って英語版の資料を探しても、いまいち詳しくない。ウズベク語とロシア語のサイトはチラホラあるが、インターネット黎明期のような無機質なサイトが多くて、まだまだ旅の開発のしがいがありそうだ。
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