麹町4丁目交差点とプリンス通り&日テレ通り
麹町(こうじまち)4丁目交差点は新宿通りとプリンス通り&日テレ通りがクランク風に交わる一風変わった交差点。
近隣の地名では半蔵門、紀尾井町、四谷、市ヶ谷、番町などがある。
ここにある警察署である麹町警察署は皇居を護衛する4つの警察機関(神田警察署、丸の内警察署、警視庁、そして麹町警察署)の一つ。
(私見です^^;)
麹町は麹町区として東京府東京市の時代には15区の一部、
35区のときにも麹町区は存在した。
麹町区は神田区と合併して千代田区になった。
1947年のことだ。
この交差点は246から入ってプリンス通りから日テレ通りに向かう場合に
信号のタイミングが一連になっているので注意したい。
とは言っても、一つの交差点ではなくT字路が向かい合った2つの交差点なので、
それぞれに停止線と信号がある。
前方はよく見よう。
信号のタイミングが一連のセットになっているということはプリンス通りと日テレ通りは機能的には繋がっているという設定だ。
番町エリアに進行するには日テレ通りか、大妻通りか、半蔵門通りを使うことになる。
日テレ通りは名前の通り、日本テレビの番町スタジオがある。
この近くにある上島珈琲店の千代田区二番町店は場所がらテレビ関係者がよく出入りしている。
あと、なぜだかわからないが、この辺はちょっと高級な中華料理屋もよく見かける。
千代田区は住んでいる人より働いている人の人口が多い特殊な場所。
その中でも番町はレジデンシャルエリアとして人気が高い。
千代田区特有の教育熱が高いのも特徴で、
麹町小、富士見小、九段小、雙葉小、麹町小は公立なのに人気が高く、
わざわざ他の区から越してくる世帯もいるという。
そこから私立中学受験戦争が始まっている。。。
今日はここまで。
最後に江戸末期と現代の地図比較でおわる。
読んでいただきありがとうございました。
江戸末期地図の左下にある尾張(おわり)中納言(ちゅうなごん)の屋敷で思い出したが、
枕草子の清少納言、
「清少」・「納言」と切って発音するのではなく
「清」・「少納言」で切るのが正しい。
納言はただの位(くらい)ということ。
しかし大→中→小→と順に考えると
現代人の自分が思うには、
なぜ清少納言は「小」ではなく「少」なのか?
これは当時の律令制では大少と書くのが通常だったようで。
小さいという字は官職にはあまり使われなかったようだ。
余談だが、清少納言は少納言の名がついているものの、
少納言の官職的な仕事はしていなかったようである。
いろいろ歴史は新たな発見があり面白い。
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