Rotoflex 社がオフラインのデジタル後加工機 DF1 および VTI を発表 新しい技術により手頃な価格と高速性を実現

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米国ミズーリ州セントルイス(2020 年 9 月 21 日)
MarkAndy 社傘下の加工機製造メーカーである Rotoflex 社(トロント、カナダ)は、DF1 シリーズと VTI シリーズの 2 つのデジタル加工機の発売を開始致しました。様々なコンバーターのニーズに対応するため、両シリーズは低コストながら高速動作するよう開発されました。

DF1 は、小ロットラベルへの高まる需要に対して、シンプル、高速、正確、かつ手頃な価格で対応できるように設計された、間欠輪転式オフライン加工機です。これによりコンバーターの生産と利益享受を加速させます。
輪転で最大 228.6 メートル毎分、間欠輪転で最大 76.2 メートル毎分の加工速度が可能な、堅牢なプラットフォーム上に構築されており、正確なセミロータリーダイカット機能を備えています。Rotoflex DF1 は、80%以上に世界中のラベルコンバーターにとっての理想的な製品です。迅速な設定と柔軟な操作により、コンバーターはラベルの装飾、ダイカット、かす巻き取り、スリットを一工程で実行でき、複数の加工機を使用するよりも迅速かつ効率的に最終製品を生産することができます。
「DF1 の開発コンセプトは、ラベルを迅速に加工しつつ、確実に高品質で検査済みの製品を生産したいという顧客のニーズから生まれました」と、Rotoflex 社のオペレーション担当副社長である Manohar Dhugga 氏は述べています。

2018 年のラベルエキスポアメリカで発売され確立されたモデルの RotoflexDF3 と比較した場合、DF1 も同様に、高いレベルの生産速度と従来の加工機よりも 50%速いジョブの切り替えを提供します。DF3 プラットフォームと DF1 プラットフォームの主な違いは、拡張性と価格の点にあります。DF3 はレールシステムの採用により加工オプションと印刷ステーションの追加が可能ですが、一方 DF1 は様々な加工が可能な単一のステーションを採用する代わりに市場では前例のないレベルの低価格を実現しています。

VTI シリーズは、医薬品業界および高いセキュリティが求められる包装業界の厳しい規制に確実に準拠するために開発された最新の小型搬送機です。
本シリーズは、検査と仕上げのための最先端オペレーティング制御システムを使用し、印刷および加工上の様々な欠陥を検出して修正します。これにより、コンバーターはラベルを簡単に検査、再加工、および再検査できます。VTI シリーズを使用することで 100%の精度、可変データ、または点字等の検査が可能となります。


「独自の URC2.0 制御システムは、マルチレーンカウントを提供し、市場で入手可能な最も高度な欠陥管理システムです。URC 2.0 は自動化された機能によってジョブの準備時間と無駄を削減することにより、オペレーターの効率を向上させます。オプションの生体認証ログインセキュリティ機能とデータ分析用のオンラインダッシュボードは、完全な仕上げソリューションを提供します。」と Dhugga 氏は強調します。「VTI シリーズのもう 1 つの重要な機能は、eDrive 2.0 です。これは、ロールの品質と特性を維持しながら、加速と減速を最適化することで生産効率を向上させるシステムです」
と彼は付け加えます。最高速度は、用途によって異なりますが、228 メートル毎分です。


「お客様のご要望により、私たちは Rotoflex ブランドで知られる高水準のパフォーマンスを提供しながら、既存の古いたモデルと入れ換えられるような効率的で接地面積の少ないコンパクトな搬送機を開発することになりました。VTI は、画像欠陥検査システムと統合でき、医薬品業界に求められるすべてのラベルの検査が可能になります」と Dhugga 氏は説明します。
Rotoflex 社は、すべての機能に加えて、ユーザーフレンドリーなインターフェースと人間工学に基づいた座りながら操作できる構造を VTI シリーズに設計し、コンバーターがスムーズに操作管理できるようにしました。


Rotoflex DF1 および VTI はすでに注文を受けつけています。最初の DF1 機が今月米国の顧客に出荷されます。
両モデルの技術仕様と利用可能なすべてのオプションは、Rotoflex 社のウェブサイトに詳細があります。
website (www.rotoflex.com).

ニュースリリース

 http://www.crosslinkpacific.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/Rotoflex_DF1VTI.pdf




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