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ミニ四駆超速グランプリを終えて   ~あとがき~

あとがき ミニ四駆超速グランプリがサービス終了して、10日が過ぎようとしています。 超速グランプリで遊ぶことのできた4年もの期間はずいぶん短く感じたものですが、この10日間は何だか長く感じてしまった人もいるのでは無いでしょうか。 その理由はきっと、超速グランプリに費やす時間が無くなったから。 朝起きて、眠い目を擦りながらまず確認した6時のグランプリ お昼ご飯に立ち上がるよりも先に見た12時のグランプリ 通勤中や休憩中に何となく立ち上げてガッツを消費したり順位を確認したり

    • ミニ四駆超速グランプリを終えて番外編3

      番外編3 ユーザー大会という彩り 超速グランプリのリリース直後、メインコンテンツである「超速グランプリ」(3時間おきに発生する全体のレース)の他に恒常的に競える場が提供されていなかった。 3時間に1回しか発生しないレースをただ待つ。 字面だけ見たら速攻でサ終しそうなゲームである。 そんなガバガバの隙間を埋め続け、気付けば 「あれ?こっちがメインコンテンツでは……?」 と思うまでに盛り上げ続けてくれたユーザー大会について思い出していきたいと思う。 ※※※※※※※※※※※※※

      • ミニ四駆超速グランプリを終えて番外編2-2

        番外編2-2 ボディはなんぼあってもいい 「ボディ特性の伝承」が加わり 「専用改造」とりわけ「前重心化改造」が実装されてからというもの ガシャ産ボディを取り巻く環境は一気に変貌を遂げた。 「強い特性を持つボディ」がメインを張る時代から 「強いステータスを持つボディ」に特性を乗せ換える時代が訪れた。 『デュアルリッジjr.』(JC2021SP) 「専用改造:前重心」を超速界にもたらしたまさに時代の寵児。 グランプリだろうがワールドだろうがエディットだろうが何だろうが 兎

        • ミニ四駆超速グランプリを終えて⑦最終回

          最終回 エピローグ チームを逃げ出した後は、もう特筆すべき事は無い。 燃えカスのような存在だと思っていたが もう習慣になってしまっていたので超速グランプリは毎日ログインした。 人並みにグランプリを走ったり 列島で地域の経験値を稼いだり 時々激走なんかを走ったりもした。 サブスクも続けていたし 強そうだなって噂されたパーツには課金もした。 対抗戦はその都度臨時募集しているチームにお邪魔した。 海外のチームにいた事もあった。 迷惑にならない程度に一週間過ごさせてもらい、しか

        ミニ四駆超速グランプリを終えて   ~あとがき~

          ミニ四駆超速グランプリを終えて⑥-3

          その6-3 チームのことあるいは一人のレーサーの終わり この文章はBAD ENDで締めくくられる。 『X-Over』の船出は順風満帆に進んだ。 元々が友好チーム同士の合併であり、自己紹介の必要も無いほどにスムーズに融和した。 Twitter(現:X)でも大々的に広報し、界隈の様々な人達からたくさんの祝福コメントや「いいね」をいただいた。 私は頼み込む形でこちらでもリーダーを任せてもらうこととなった。 『X-2』でやりたかったこと、やれなかったことをやる。 『X-2』より

          ミニ四駆超速グランプリを終えて⑥-3

          雀荘「くろつー」麻雀大会『続・ラーメンリーグ』ありがとう?超速GP??  について

          【大会概要】 使用アプリ:SEGAnet麻雀『MJ』       プライベートモード       ルーム名『ラーメンリーグ』 試合形式:三人打ち麻雀 半荘戦 ・予選リーグ・ 期  間:5/1(水)12:00開始      5/7(火)12:00終了      ※1週間より短いので注意、6日間です。 勝  敗:ランキング戦を行いポイントを競ってもらいます。      上位3名は決勝戦進出となります。      決勝戦には予選でのポイントをそのまま持ち越します。 ・決勝戦・

          雀荘「くろつー」麻雀大会『続・ラーメンリーグ』ありがとう?超速GP??  について

          ミニ四駆超速グランプリを終えて番外編2

          番外編2 悠久たるボディ遍歴その1 初めに、ソニックセイバーがあった。 ソニックは超速とともにあった。 ソニックは超速であった。 (『超速聖書』アカメによる福音書より) ソニックセイバーが欲しい。 そう思い始めた超速グランプリにおける、私のボディ遍歴について語ろうと思う。 今回は超速始期~序盤に使用したボディについて。 ――――――――――――――――― 『ソニックセイバー』 ミニ四駆原初の記憶より続く、かのボディへの想いはまさに悠久。 これが欲しくて超速グランプ

          ミニ四駆超速グランプリを終えて番外編2

          ミニ四駆超速グランプリを終えて⑥-2

          その6-2 チームのことと X-2リーダーを拝命してしばらくは非常に安定した運営をさせてもらった。 前リーダー体制から引き続き、気心の知れたメンバーが協力してくれたし スカウトなどで新しく加わってきたメンバーも新鮮な風をチームに吹き込んでくれた。 横の繋がりではかねてより親交のあった『東京t_gallery』『大石モータース』の2チームが変わらぬ交流を持ってくれていた。 X-2を加えた3チームによる「三つ巴OTX」はチームだけでなく最終的には界隈を巻き込むほどに盛り上がり

          ミニ四駆超速グランプリを終えて⑥-2

          ミニ四駆超速グランプリを終えて⑥-1

          その6-1 チームのこと 超速グランプリにはチーム機能があった。 2~20人までのメンバーを1チームとして協力して楽しんだ。 本筋は個人で速さを競うゲームなのだが、公式の「チーム対抗戦」や 数多のユーザー大会において「チーム戦」が開催され、チーム同士の対戦も盛んに行われていた。 私は当初『X-2』 通称「くろつー」というチームに所属した。 当時のリーダーがTwitterでメンバー募集を行っていた所にDMとかせずに飛び込んだのがきっかけだ。 動機は、もう思い出せないけども

          ミニ四駆超速グランプリを終えて⑥-1

          ミニ四駆超速グランプリを終えて  「番外編」雀荘くろつー

          私の超速グランプリを語るうえで、欠かすことのできない要素それは 『麻雀』である。 は? なにそれ? ミニ四駆ちゃうやんけ? はい、その通り。 そもそもジャンルが違う。 しかしながら超速グランプリと密接に関係する部分はあった。 他の記事で触れたけれども、超速グランプリというゲーム ユーザーに圧倒的にオッサn……ゲフン!!! いい大人が多い。 麻雀とはそういったいい大人の嗜みとして、広く愛好されており いい大人を狙った超速グランプリのターゲット層と絶妙にマッチしていた。

          ミニ四駆超速グランプリを終えて  「番外編」雀荘くろつー

          ミニ四駆超速グランプリを終えて⑤

          その5 複雑化するあれこれと  超速グランプリは2周年を越え 再び特定のボディ有りきな時代に戻った。 そこに至るまでの過程で様々な調整があったのかも知れないが 「万能の器を作る」という、到達点としては万民に無難で、私のような人間には最悪と呼べる状況になった。 多様な特性を被せられるデュアルリッジをいかに持っているかが各種レースにおいて必須となり、数多のボディは「餌」として消費されるか無用の長物として倉庫に押し込められた。 たくさん引いて たくさんバリエーションを組んだバ

          ミニ四駆超速グランプリを終えて⑤

          超速民一斉謹慎事件について《後編》

          実のところ、タイトルである「謹慎事件」についてのお話は前編ですべて回収されている。 この後編は「謹慎事件」の後日譚。 それでも「隙間」を攻め続けた、男たちの物語である。 ―――『プロジェクトS』――― 「地上の星」でも流しながらお読みいただけると幸いだ。 ※前提として  所謂システムのグレーゾーンを楽しんだ。というお話です。  サービス終了前ということで大目に見てください。 「超速民一斉謹慎事件」翌日 あの時を共有した男達は、再びひとところに集まった。 それは「慌た

          超速民一斉謹慎事件について《後編》

          ミニ四駆超速グランプリを終えて④

          その④ がんばったこととがんばれなかったこと ハリケーンソニックはパワードリフトという特性を持って実装された。 タイヤ摩擦が上がると話題になりなぜかフラットコースで重宝された。 解せぬ。 超速グランプリの最初の大きな転換期といえば「ボディ特性の伝承」が実装された事だろう。 それまでボディ本体に固定されていた特性を他のボディに移し替える事が可能になったのだ。加えてユニークスキル以外の特性については「アシスト特性」として、多少効果がマイルドになるがメイン特性のほかに2つ乗せ

          ミニ四駆超速グランプリを終えて④

          超速民一斉謹慎事件について《前編》

          今更だから「あのこと」に触れようと思う。 2022年3月某日 超速グランプリにおける大型アップデートにおいてとある施策が行われた。 『チームポイント機能』 毎日チーム画面にログインすることでチームにポイントが与えられ、その累積でゴールドチケットやシルバーコインが貰える制度だ。 チームポイントの累積報酬は 250pt到達でゴールドチケット100枚 500pt到達でシルバーコイン10,000 750ptで再びゴールドチケット100枚 1000ptで再びシルバーコイン10

          超速民一斉謹慎事件について《前編》

          ミニ四駆超速グランプリを終えて③

          その③ ガチャガチャエレジー バンガードソニック実装時、初めて課金をした。 同時実装は兄弟マシンのビクトリーマグナム そして 誰もが欲した「3.5:1超速ギヤ」である。 この呼び方は非常に嫌いだったのだが 「人権パーツ」と呼ばれる、無いと困るパーツがついに出てきたのである。 手に入れられなかった人達は「難民」などと揶揄され、過ぎたガチャが再び訪れる時を今か今かと待ちわびることになった。 思えば、この頃から徐々に 「持つ者」と「持たざる者」との溝が出来始めたように思い返す。

          ミニ四駆超速グランプリを終えて③

          ミニ四駆超速グランプリを終えて②

          その② ユーザー大会の隆盛 超速グランプリはソニックがそんなに速くないゲームだと 気付くのにそれほど時間はかからなかった。 ちくしょうロマンは死んだ。 肉抜きもバリバリしたのに。 ソニックはそっとしまって スーパードラゴンjrには大分お世話になりました。 閑話休題。 さて、超速グランプリで最もユーザーを熱中させたものと言えば 新規パーツガチャ チムポゴルチケ乱獲からの謹慎 名うてのマーシャル・イベンターが主催するユーザー大会だった。 大手ユーチューバーがメインイベ

          ミニ四駆超速グランプリを終えて②