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動画を知り尽くしたCrevoだからできる新規パートナービジネス

こんにちは。Crevo人事の小山です。
今回は鈴木事業部長へのインタビューです。営業責任者として、2020年4月にCrevoに入社、その後プロダクション事業部長としてCrevoの既存動画事業を推進しながら、2021年9月に「世の中に動画の価値をより多く伝えていきたい」という動画愛から新規事業をスタート。新規動画事業Crevo+(クレボプラス)にかける情熱を語ってもらいました。

新しいコミュニケーションが生まれたコロナ禍を振り返る

小山:Crevoに営業責任者として入社され、コロナ禍中にも関わらず大きく事業を成長させた鈴木事業部長。入社されてから1年半ほど経ちましたが今までを振り返っていかがでしたか。

鈴木:あっという間の1年半でしたが、それはそれは濃密な1年半でしたね。私の仕事人生の中で一番働いた1年半だったかもしれません(笑)
入社と同時に緊急事態宣言が発令され、顧客そして社内メンバーとのコミュニケーションにも様々な改革や工夫が求められる中でのコミットメントでしたが、「動画コミュニケーション」を生業とするCrevoの人間としては自身の動き方も含めて徹底的にコミュニケーションのあり方を見つめ直し、再構築する良い機会であったとも言えます。

小山:一番苦労されたのは具体的にどういった部分になりますか?

鈴木:私が入る前から社内についてはslack等のツールを使ったコミュニケーションの可視化やリモートワーク制度を導入し、かなり洗練された対策がなされていました。
ですので、営業部としてはリアルを含めた会議体の整理や相談チャネルの整備、1on1等を通じたメンバーケアでパフォーマンスを高める工夫をしてきました。元々Crevoがカルチャーとして重視する”高いチームワーク”をどう維持していくかが課題でしたね。
営業組織内のチームワークはもちろんですが、我々は動画ビジネスですので、当然プロデューサーやクリエイターといった様々な人たちとの高度に分業されたプロジェクトチームで業務が進行します。ここは細かいニュアンスや温度感の可視化等、旧来では対面で賄ってきたコミュニケーション領域なんです。
ここに関してもCrevoの強みが活きました。Crevoは自社で開発した動画制作ツールをもっており、チャットやレビュー機能を含めかなりの情報連携がこのツールだけで事足ります。普段からこのツールを使った進行に慣れていた分、対面のインタラクティブ部分を最小限だけ外出しし、その最小部分のみをzoomで置き換えることで質と効率の両面についてコロナ前以上のパフォーマンスを再現できました。この制作管理ツールはクライアントにも参加してもらう運用をしており、20年の4月から「フルリモートでの動画依頼・制作」という打ち出しにより、多くのお客様に使って頂き評価をしてもらうことができました。
あれ?なんか苦労話ではなくて営業トークになってますね(笑)

小山:いえいえ!私もこの一年近くで見ていて、すごく色々な環境の変化がありながらも、力強く事業が拡大していくのをとても頼もしく感じていました。きっとご苦労もすごく多かったと思うのですが、その辺をあまり見せないのもCrevo営業部の魅力だと思っていますよ!そしてコロナ禍が続く中でアフターコロナやニューノーマルといった次の世の中にむけた模索が始まっていく訳ですよね。

鈴木:はい、この環境下での経験がすごく今後のサービス提供に活きていくと思っています。コロナ禍では特に非広告領域での動画活用が一気に定着しました。いわゆる「DX領域」「BPR領域」と言われる部分です。
前者は例えば営業担当が訪問セールスがしにくい状況化で、どうやったら質の高い情報提供ができるかを営業DX動画として多くのデータを基にしたインタラクティブ性をもたせた動画で再現する試み、後者は今までコールセンターで対応していたQ&A領域を、動画を使って情報発信することでアナログ、人力部分を最小化していくものです。これらのような多くの事例を具体的な業務として扱う中で、動画のポテンシャルに改めて気づかされました。

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動画新時代への飽く無き挑戦


小山:Crevoは創業当初より「動画新時代の到来」を掲げながら動画事業を推進してきましたが、さらに奥深い要素があるんですよね。

鈴木:はい、その通りです。今回のような人流抑制によるコミュニケーションのあり方そのものの変化や、社会を覆う不安心理からの脱却といった課題の中で、特に動画が果たす役割が大きいと思います。動画はリアルの体験価値の再現性も高いのですが、様々な演出効果により”心を動かす”という、リアル以上の価値提供ができます。体験価値を設計できるのが動画なんですね。アタマの満足はテキストと画像でカバーできるんですが、ココロの満足はやはり動画が得意です。今までも広告表現ではこの価値を最大限活用していたのですが、コミュニケーションツールとして動画を再定義したときに、動画がもつ魅力をどうすればさらに最大化できるかを追求しました。

小山:広告領域と非広告領域の両方を得意分野としてきた Crevoだからこそできる芸当ということですね。

鈴木:そうです。これはCrevo最大の強みだと思っています。Crevoは代表の柴田が広告出身者でもなく、クリエイター出身でもない。最初から「動画をビジネスに活かす」という目線で事業をスタートしているのですね。それもあってメンバーの意識や組織もそれに基づいたものになっているんです。
今回の新規事業である”Crevo+”はその特色をさらに高め、「経営課題を解決する動画コミュニケーション」というサービス軸を打ち出しています。動画というのはアウトプットとしての情報量、効能も大きい分、設計段階では逆に、元となる情報の本質に徹底的に迫っていく必要があります。例えば、一見耳当たりの良い経営ビジョンがあったとします。それをコピーワークやデザインで”ぽく”見せることは可能です。ところが動画化する場合はどうでしょうか。動画の本質的なミッションは「伝わること」です。
動画のメリットである情報量の多さがリスクになるのです。本質的ではない情報はノイズになってしまい、ちゃんと伝わりません。動画としてちゃんと「伝える」ためにはビジョンそのもの、理念の根源的な理解までを発信者と制作サイド間で合意、共有する必要があるのです。それができて初めてアウトプットとしての動画がブレない。つまり動画制作プロセスそのものがメッセージや想いを研ぎ澄ませていく、とても重要なビジネスプロセスになり、このプロセスにおけるワークショップや壁打ち、ディスカッションを通じて初めて「伝わる」ビジョンになっていくのです。

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小山:確かに”理念やビジョン”てかっこよく聞き応えのあるものも多いと思いますが、私も人事として感じるのは、メンバーやステークホルダーにどこまで伝わっているのか?みたいなところですね。

鈴木:そうなんです。一見、「動画化」というプロセスはあれやこれや装飾を盛り込んでいくイメージもあると思うのですが、より効果のある動画を作るにはむしろ徹底的に引き算をしてコアな部分に迫っていかないと正しいメッセージが伝わらないんです。この動画制作プロセスそのものがクライアントにとって価値があると考えており、そこを私たちと一緒にやっていきましょうというのがCrevo+事業です。

小山:先日プレスリリースが出たCrevo+ですね!

鈴木:ようやくCrevo+の詳細が話せます!(笑) 
私はこの「動画制作プロセスと動画アウトプットを通じて事業をスケールさせる」ことを動画新時代と呼んでいいのではないかと思っています。混同するので動画新時代R2版とでも呼びましょうか。

小山:令和版の動画新時代ですね。今までは単発の納品物としての”動画”で価値提供してきたCrevo事業ですが、Crevo+事業では動画制作プロセスを通じ、クライアントの経営課題を浮き彫りにしながら、さらに納品動画でその解決も行うわけですね。これはパートナー感がありますね!

鈴木:そうなんです。単体コンサルでもなく、動画の納品屋でもない。経営課題を解決に導くサービスを、動画制作のプロセスを活用しながらアウトプットまでコミットしていく、プロセス併走型のサービスです。

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「第4のスケール手段」として動画活用の浸透を

小山:今までのお話しを聞いて期待が高まっているのですが、今後の展望についても教えてください!

鈴木:私たちは創業9年になりますが、「飽くなきチャレンジ」「イノベーティブ精神」という意味では、ベンチャースピリットのみを支えに日々邁進しています。直近日本のスタートアップ企業は全体で数千億規模の調達をしており、それぞれが事業スケールのために大切に使われる資金です。開発コストや人件費、マーケコスト等スタートアップの事業を拡大させる代表的な資金に次ぐ「第4のスケール手段」として、動画の活用を浸透させていくことが私の使命だと思っています。

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私たちと一緒に事業をスケールしていく仲間を募集しています!
世の中へ新しいスタンダードを発信していきませんか!?

新型コロナウイルスの早期の収束を心から祈っています。
Crevo株式会社



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