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副業マッチングTechのいま〈ウェビナーアフターレポ―ト〉

こんにちは、Crevo広報の山本です!

2022年3月3日にメディアの方々を対象にウェビナーを開催した「副業・フリーランス人材マッチングTech合同メディア懇談会」の様子をレポートします。

日本最大級の動画制作プラットフォーム「VideoWorks」(ビデオワークス)を運営するCrevo株式会社をはじめ、副業・フリーランス人材マッチングTech領域で成長を続ける株式会社Another works、株式会社GIG、株式会社シューマツワーカーと4社合同にてオンラインピッチ+パネルディスカッション形式で実施しました。

ご参加いただいたメディア各社様からは「普段から関心を持っている副業やフリーランスなど『新しい働き方』分野の最新情報が共有され、大変勉強になった」などのたくさんのありがたいご意見、取材のご依頼もいただきましたので、一部をご紹介したいと思います!
各社の最新事例もたくさんお話いただきましたので、自社の人材活用の参考に、またご自身の今後のキャリアプランの参考に是非最後までご覧いただければ幸いです。

イベント開催の背景


リモートワークの常態化によって空き時間を確保しやすくなる中、半数近くの企業が副業を認めているというデータもあり、今後もマーケットの拡大が予想されます。副業やフリーランスTech業界のトップを牽引する各社の発表を通して、新たな人材活用方法や今後の可能性などを広く知っていただく機会になればと、メディア様向けのイベントを企画しました。

スピーカー

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(写真左上から時計回り)
株式会社Another works 代表取締役CEO 大林 尚朝様
株式会社GIG マーケティング事業部長 嘉藤 智史様
株式会社シューマツワーカー 代表取締役社長 松村 幸弥様
Crevo株式会社 代表取締役 柴田 憲佑

副業・フリーランスTech各社の特徴

株式会社シューマツワーカー
https://shuuumatu-worker.jp/
転職市場に出てこないプロフェッショナルな副業社員と企業をマッチングするサービス「シューマツワーカー」を運営。
〈Point〉
●月40時間からテレワークで稼働する優秀な副業IT人材をマッチング
●マッチング~稼働開始後のサポートまでワンストップ

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株式会社GIG
GIG:https://giginc.co.jp/
Workship:https://goworkship.com/
デジタル業界で活躍するスキルホルダーとプロジェクトをマッチングするスキルシェアサービス「Workship」を運営。
〈Point〉
●独自のAIによるスコアリングで企業と人材の適合性を判断
●登録ユーザーの50%以上がエンジニアやデザイナーなどクリエイティブ人材

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株式会社Another works
https://anotherworks.co.jp/
成功報酬無料で優秀人材を何名でも採用できるプラットフォーム「複業クラウド」を運営。
〈Point〉
●料金体系はサブスクリプションなのでスカウト~採用し放題
●リリース2年半でクライアント750社、20都道府県23自治体が導入

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Crevo株式会社
VideoWorks :https://videoworks.com/
Crevo:https://crevo.jp/
最短即日マッチングで、プロ動画クリエイティブへ直接依頼できるサービス「Video Works」を運営。
〈Point〉
●2000社、5000プロジェクト以上 業界トップの動画・映像制作実績
●12,000人以上のプロ動画クリエイターとのネットワークがあり単発案件、業務委託など柔軟に対応

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トークセッションハイライト


当日はメディア様限定のイベントとして開催しましたが、特別にトークセッションの一部分もご紹介したいと思います!

1.コロナ禍での副業・フリーランスマーケットの変化

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Another works 大林氏
マーケットは相当活況で、受け入れ先が寛容になったことも市場規模拡大の大きな要因になっていると思います。
中小企業において外部人材受け入れが可能になったことや、行政・自治体が事業を推進していくための外部人材を登用しないとまちづくりを進められなくなったことなど、世の中の変化も後押しになったと思います。地方の製造業に都心のDX人材の登用事例もあり、事業規模関係なく登用が進んでいます。

Workship 嘉藤氏
最近では経団連が大手企業に対して副業・兼業の促進の働きかけを行ったことで、メガバンクから副業人材の採用方法の活用方法の問い合わせもありました。IT業界だけでなく、銀行や地方自治体などにも広まってきている印象です。

シューマツワーカー 松村氏
テレワークによりすべての企業に電子サインなどのデジタル化、IT・DXのニーズが高まり、非IT企業からも副業人材依頼やお問い合わせが急増しています。今後は、現在あやふやになっている副業人材の税金支払いや偽装請合、下請け法まわりの問題の顕在化や法整備も進んでいくだろうと考えています。

2.副業・フリーランス人材を活用したこれからの組織像とは

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Crevo 柴田
ー企業と副業人材間の業務可視化は多くの企業で付きまとう課題だと思うのですが、どのように工夫をされていますか。

Workship 嘉藤氏
スプレッドシートなどを活用したリアルタイムの進捗管理ももちろんですが、さらに重要なのは「なにを、いつまでにどこまでのクオリティで納品するか」というスタート時の期待値を双方で合わせることだと思います。

Crevo 柴田
ー副業人材を活用しつつ強い組織となっていくためにどういったことが必要になってくると思いますか。

Another works 大林氏
自治体の例だと、ビジネス感覚を持ちながらマネジメントができるPM自体を民間から複業人材で登用した事例が増えており、うまくいっています。また、新規事業を興す時に知見や経験のある人材を複業で起用するなどハイブリットな組織形態を構築する事例も増えてきています。

シューマツワーカー 松村氏
能力の高い副業人材は多いので、最大限発揮するために副業人材とトップの間にPM能力が高いディレクターを配置することが重要ですね。

3.それぞれの会社では副業・フリーランス人材をどのように起用しているのか

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Another works 大林氏
Another worksでは各事業部に複業人材を登用しており、社内にない知見をもっている人を積極的に起用することで、その知見を社内メンバーにインプットして自走できるよう意図しています。複業人材が正社員になるケースも過去にありました。

シューマツワーカー 松村氏
クライアントにはWEBデザインやその他スキルが必要でニッチな業務など、週5で稼働する必要がない業務で副業人材を起用していただいています。起用の際には、副業人材のモチベーションをあげてパフォーマンスを向上することも重要だと思います。

Workship 嘉藤氏
最近では業種問わず人事や財務・経理、セールスにも副業人材を起用しています。正社員と線引きをせずに評価を行い、長く働いていただける環境づくりを心掛けています。

最後にひとこと

シューマツワーカー 松村氏
副業やその他の新しい働き方もあくまで手段なので、企業側は「何のために副業人材を起用するのか」、働く人は「どういうことを実現したいのか」という手段の先の目的の部分が重要で、そこを明確にしていってほしいと思っています。副業は人手不足など日本の様々な課題解決ができる手段だと思っているので、引き続き使命感を持って頑張っていきたいです。

Workship 嘉藤氏
マーケットの拡大と共に地方と都市部の線引きがなくなっていると同時に、世界と日本の壁もなくなってきていると感じています。世界を巻き込みながら今後もWorkshipで提供できる価値を模索し、提供していきたいと思っています。

Another works 大林氏
こうして業界各社が集まってお話する機会もなかなかないので、複業が注目されているというのが嬉しい限りです。金銭報酬だけではなく地元への恩返し、キャリアアップのためなど経験報酬、感情報酬すべてを叶えるといったことにもフォーカスし、日本の複業文化創造をしていきたいと思っています。

まとめ

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今回のイベントでは副業・フリーランスのためのマッチングプラットフォームを提供する各社が集い、事例も交えながら意見交換を行う貴重な機会となりました。
お忙しい中ご参加いただいたメディアの皆様並びにご登壇いただいた各社の皆様、ありがとうございました。

Crevoは「動画新時代のクリエイター経済圏をつくる」をミッションに掲げ、クリエイティブの価値が最大限発揮されるインフラの構築を目指しています。

クリエイターの価値最大化、業界全体の発展のため今後も様々な切り口でこのようなコラボレーションイベントが開催できればと思っておりますので、是非皆様のご参加をお待ちしております。
今後もnoteでイベントレポートしていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします!

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