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【神回】 あなたにとって「お金」ってなんですか?お金の歴史から紐解く"お金の正体"。

この記事は【約7分】で読めます。


After Work 〜まなびの一杯を〜とは?

2024年より挑戦の1つとしてオンライン勉強会を企画しました。偶数月第2水曜、奇数月は加えて第4水曜に仕事終わりの〈20:00〜21:30〉に、学生から社会人まで老若男女問わず幅広い人たちが、集まり「普段は向き合わないような原理原則に近いような学び」を深掘りするかなりディープな勉強会になります。

\ AFTERWORKってなに? /

【第2水曜】セルフまなびDAY

想い描く理想の人生を作る

さて【第2水曜開催】のたかちゃいが主催する回では、軸にするストーリーとして『想い描く理想の人生』をどう作るか?というものがあります。今回は、その想い描く理想の人生を作るために【番外編】として『お金』をテーマに扱ってみました。巷のセミナーであるような、例えば投資や副業、ESBIなどの稼ぎ方、キャズム理論による先行優位などの堅苦しい話は一切抜き。

ここもやはり〈AFTERWORK〉らしく、他のセミナーでは掘り下げないようなアプローチで、「お金」の真実と向き合うような深掘り回にしました!有料級のコンテンツのため、少し内容はかい摘みますが、概要だけでもこの記事を読んでくださった皆さんに届けられたらと思います。

「お金」とはなにか?

さて、最初に参加者に投げかけたのは、この質問でした。

・人生の選択肢
・生活の基盤になっているもの
・縛られてないといえば嘘になる
・結局は、お金に支配されている気がする

そんなざっくばらんな意見をいただきながら、ボクから投げかけたのは
・お金を稼ぎたい
・お金に支配されたくない

そのどちらにしても、ある人は「目標」を、ある人は「敵」の正体をあまりにも不明瞭に理解しがちだと。つまり『お金とは何なのか?』という質問に正確に答えられる大人があまりにも少ないということです。そんな中で、こんな質問をみなさんは、子どもに説明できますか?

「100円玉」と「1万円札」の違いをあなたは説明できますか?

これは、一見同じ「お金」と認識されがちな【硬貨】と【紙幣】という全く別の存在に疑問視し、違和感を抱き、答えを知っているかという簡単な質問です。さてみなさんは、説明できますか?

同じように我々の住むこの「資本主義社会」にはかなり不可解な仕組みが存在します。例えば、最上位の組織と認識する「国」が多額の借金をしているが、これらのお金は一体「誰」から「なぜ」借りれるのか?あるいは、【陰謀論】などでいわれるような特定の富豪家たちが、国家を超えるほどの富を有した背景。また借金では、数億円、あるいは仕組み上数千億円という制限なく【自己破産】という仕組みで、"チャラ"になる不自然な仕組みの存在など・・・。私たちは、本当にどれくらいこの世界のことを理解しているのでしょうか?

お金の始まり

さて、「硬貨と紙幣の違い」について、まずはこの一万円札は一体印刷するのに原価がいくらかかっているかご存知でしょうか?

一万円札、一枚の印刷原価は〈約22円〉

そしたら、ここで疑問を持っていただきたいのです。つまり世の中に"一万円"の価値として出回る「一万円札」の原価が22円であるならば、一枚刷るごとに発生する【9978円】は一体"どこ"の"誰"のもとに入るのか?さて、そんな「硬貨」と「紙幣」の成り立ちを辿るのに、今回の勉強会では〈お金の始まりの歴史〉からタイムスリップすることになりました。

お金の歴史を辿るとざっくりいえばこんな感じ
コミュニティ内での「物々交換」の時代

さて、ここからは有料級の内容。そして1時間以上の物語になるため割愛しながらまとめていきますが。「価値のやりとり」つまり【等価交換】から始まる金融の始まりは、物々交換の時代です。

誰もが等価価値を感じる「家畜」が主な取引に。

物々交換の歴史の変遷としては、もともと人類は小さなコミュニティとして「集落」「部落」を持っていました。数百人程度であれば、それぞれの人が「同じ価値を感じるもの」がやりとりの信頼関係になるので、例えば

Aさん)うちのお米と君のところの魚交換しようよ。
Bさん)いいよ。まぁ俵1つに対して、魚はこのサイズで10匹でどうだ?
Aさん)いいよ。

こんな具合に。ただ、人口が増えて集落が村になり、知らない人同士でのやり取りが発生すると「同じ価値観」ではなくなります。そのため、すべての人類にとって『必要な価値のあるもの』が取引の間に使われることになりました。それが「家畜」でした。まぁ家畜は、労働力にも、材料にも、食料にもなりますから。しかし、家畜は細分化できません。なので細かな取引をするために「米」や「貝殻」「塩」なんかが使われました。その名残は今でも、漢字や英語の語源などに残っています。

しかしこれらのものは、腐ったり、壊れたり管理が大変難しく。面倒だった。そこで、ついに人類がたどり着いたのが「インゴット(地金)」でした。

金銀銅を代表とするインゴットの優秀さは、ただ「美しい」というだけではなく展延性と言われる、伸びたり細かく分けたり、加工が大変しやすく。そして金に至っては「安定性」が高く、酸化して錆びることがありません。そうして我々は、ついに【お金を所有する時代】になりました。

そうすることで今に通ずる『お金持ち』が生まれます。そして、お金を貯蓄することで、盗難や偽造のリスクが生まれました。

紙幣の誕生とゴールドスミス

さて、第二章としては「硬貨」から始まり「紙幣」が誕生した背景です。しかし、残念ながらnoteではここまでです(書き始めると収集がつかず、とんでもない量になりそうなので汗)。少しだけ、紙幣誕生までの歴史をなぞってみようと思います。

お金を加工する・管理するプロ(職人)が誕生します。彼らが【ゴールド・スミス】と呼ばれる〈金細工職人〉であり、強固な金庫などを保有していたことから、お金持ちたちは彼らに「金」の管理を任せます。

取引時に、毎回「金」をおろしやりとりすることが煩わしくなり「預かり証」を発行し、お金持ち同士のやりとりでこれらの「紙の証明書」を使用することになりました。そして、一方ゴールドスミスは金庫内に9割の「金」が残存していることに気づき、〈融資〉として運用することを考えます。横領罪になりますが、当時政府と異なり市民の絶大な信頼を得ていた、彼らを疑う人がいませんでした。そして、それらの融資にも「金」ではなく、紙の証明書(=銀行券)を発行するようになり、それが今の「紙幣」です。

そして、第三章では一民間企業である「銀行」が〈国のお金〉として流通する公的な存在になったかの背景。第四章では、銀行券の持つ性質と、それらが社会にもたらした効果とデメリットを伝えました。簡単にまとめると、我々の「お金を軸に生きる、このライフプラン自体がここ200〜
300年間の話」であり、決して『お金』というものは本質的なものではないということです。

「信用創造」から学ぶ「お金の正体」

さて、そうして「お金の歴史」を辿ると、実態のある「インゴット」や「硬貨」と異なり「紙幣」に関しては、実態のないお金だということを理解できます。これを〈信用創造〉と言います。

私たちは、銀行の持つ「社会的信用」によって22円の原価で作られる紙切れを「一万円の価値」として共通認識を持って世の中を流通させています。お金とは、もともと曖昧なもので、決して絶対的な価値によって定義されているものではないのです。

「お金」を稼ぐために何をする?

さて、お金の歴史を勉強するだけでは〈AFTERWORK〉らしくないですね。ここから、お金について向き合っていきました。僕は、これらの話を聞いてお金の定義をこう立てています。

お金とは、「信用」と「情報」である。

そして、これはとてもシンプルであり。冗談や根性論抜きで本気で、こうアドバイスします。これを「根性論」で片付けている間は、あまりお金の本質を理解できていないと感じます。

「LINEの返事を早く返す」ことで、どうやったらお金が増えるのか?これをぜひ考えていただきたいです。そうすれば、ウーバーイーツで副業したり、ビジネスコミュニティに入り、ネットマーケティングをやったりという選択肢になる前に、やるべきことが幾つか見えてくると思います。

さて。今回はそんな内容でした。普段とは違う雰囲気の内容で参加者の皆さんも大変満足いただき、楽しかったです!

終わりに

今回AFTERWORKは、実はあまりうまくいかなかったのが現状です。内容は「一品物」だと自他ともに評価いただくのですが。やはり〈場づくり〉の観点では、まだまだいろんな課題があります。姉妹企画の朝活sunriseは、かなりうまく行っているので、この辺りのノウハウをしっかりと、オンラインコンテンツにも反映していきながら『参加者目線』の「必要とされるような楽しい場づくり」を目指して、内容ややり方も試行錯誤しながら進めていきたいと思います!

主催について

運営|CRECOM

今回の勉強会はCRECOMの運営で開催されました。CRECOMでは2024年の新しい取り組みとして他にも
・朝活|sunrise
・日替わりバー|いそがばまわれ

などを開催していっています。

何かピンとくるものがあればぜひお気軽にご参加ください。

次回開催|6月12日(水)

さて、来月の開催ですが下記になります。
新しい方と出会えること楽しみにしております。

\定期開催/勉強会AFTERWORK
開催日時|
5月8日(水)
20:00〜21:30|勉強会
21:30〜22:00|(任意)雑談会
参加費|無料
開催方法|ZOOM(個別案内)
テーマ|
未定

2024.5.15 編集|高井直人

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