レコードのすゝめ
なんかいいかな、と思って撮った、このレコードの画像、結構皆さんに使ってもらってます。
このプレーヤーについて、少しお話ししたいと思います。
数年前、とあるフリマで購入しました。
これが、私のレコード収集の始まりでした。ナショナルの、レコードプレーヤー。
フリマの出品者さんは、動きます!とは言ってくれました。
とりあえず、色と形がすごく気に入ったのと、安かったので購入。
結構、中もきれい。
しかし。。。レコードが無い。
当時、それこそ、どこかのリサイクルショップで、とりあえずなんか、レコードを一枚買ったような気がする。
そもそも、レコードって・・・。
私が、ちょうど中学生~高校生のころ、レコード屋さんって、まだありました(年齢が知れる・・・)。
そのころは、店内の半分がレコード、半分がCD、同じアーティストの、同じアルバムが、それぞれ並んでいる感じでした。今考えると、非効率だし、新鮮ですね。過渡期です。
私はそのころにはもうCD派でした。
レコードは買ったことないです。その当時ですら。
それはさておき、どこぞのリサイクルショップでとりあえず買った、その1枚を載せて、かけてみる・・・・・
鳴るは鳴る。聞けるは聞ける。けど、それこそ、レコードの針と、溝からの、ほんまに物理的な音しか聞こえない。このレコードプレーヤーに付いている、ボリュームを上げ下げしても、何にも音の大きさは変わらない。
こんなもんなんか????
少ししらべてみたところ、このタイプのレコードプレーヤーは、他になんかいろいろ要るみたい、なことが分かった。
後ろから、電源コード以外の、コードが出てる。コイツか・・??
調べたら、レコードから出る音って、特殊なモノらしいです。
その音を、つまりこのコードから出てくる音を、ちゃんと聴こうとすると、
○フォノイコライザー?
○フォノアンプ?
○スピーカー
が必要だと!!
このレコードから出てきた特殊な音?を、フォノイコライザー?っていう、変換装置??的な装置で変換して、さらにそれ専用のアンプ、フォノアンプ?っていうもので音量の調節をして、さらにスピーカーに繋いで、やっといい音がでるってな具合だそうです。
?????だらけやぞ、これ・・・・。
そんな面倒なこと、やってられるか・・・・!!!
こちとら、超素人の、『ニワカ』やねんぞ!!、、、ぐぬぅ、、、
と思っていたんですが、これらの課題を、一挙に解決してくれる、スーパーアイテムが存在することが、その後の調査で判明しました。
それが、いわゆる『真空管ラジオ』。
その時代のもので、裏側に、それ専用の入力端子がついている、真空管ラジオであれば、このレコードプレーヤーに繋いだら、イイカンジに音がでるそうなんですわ!イヤっほい!!
実は、すでに古いラジオ、あるんですが、他の記事で紹介した通り、インテリアになってしまって、アレは使えない。残念。
てなわけで、さらに、これまた初めての、ちゃんと稼働する、真空管ラジオなるものを、某所で入手いたす運びになります。
それがコレ。
オンキョー、というメーカーさんの、真空管ラジオ。
その当時では、結構ポピュラーな商品だったみたいです。
せっかく買うんなら、それなりにきれいでイイカンジのものを、と思ったんですが、これまた真空管ラジオってのも、奥が深いみたいです。というか、深いです。その扱い方も、特殊極まりない。素人が、オイソレと手を出してはいけないレベルです。
が、このレコードプレーヤーを使えるようにするためには、そうも言っていられない。いろいろ調べて、無難な、そこそこの程度、価格の、このラジヲを入手するに至りました。
実稼働していて、結構きれいなのを探して。表示板に、少し凹み?がありますが、その他は程度がよさそうだったので、ゲットしました。
後ろに、肝心のコレがあります。『PHONO』入力端子。これですわ。
フォノ入力ってやつです。これに、プレーヤーからのコードを繋げて。
キター!!!
そしてコレです。この画像ですわ。
なんか、いい音するんです。
やっと、ボリューム調整もできるようになりました。
レコード経由、真空管ラジオからの音の、なんと素敵なことか・・・。
アナログって、いいですね。デジタルな時代だからこそ、感じるぬくもり。
ただ、真空管ラジオは、完全に本来の耐用年数を、劇的に超えているので、使用に際しては、いつ何が起こるかわかりません。最悪、爆発!!からの出火!!も考えられるので、細心の注意は必要なようですが。
とりあえず、いまはイイカンジに鳴ってます!!
もし、まったく知識なく始められるなら、このタイプではない方がいいと思います。今でも、中古で入手できる、ポータブルレコードプレーヤー、ってのが、とりあえずはいいと思います。他の記事で紹介したヤツです。探したら結構あります!
なんしか、レコード、いいですよ!!
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