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源泉は枯渇しない

中村哲の映画を観て思う。
人が皆、この人のような人だとしたらそもそも世界は問題が見当たらないような・・幸せで平和な・・いや、退屈で平坦な何の面白みさえもない世界になったと思えてならない。
つまり混沌や許せない理不尽、無茶苦茶な既得権者による勝手が蠢く世界だからこそ産まれた偉人だった、と。
その人がまた理不尽な理由で命を奪われ、また苦しむ人たちが五万と出た。
そこには、新たな、第二の中村哲が産まれるのでしょう。
世界はその繰り返しでしかないんだろうと、僕は思った。
世界は永遠に不安定でどうしようもないもので、そこから産み出されるいろいろがあらゆる源泉であって、マッチポンプの連鎖なのだろう。

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そしてその根っこは、驚くほど些細な差分によって成り立っているのだろうなと思う。
人がそうならない日は恐らく来ない。
それが全ての源泉だから・・
良心の実弾の前の理不尽な実弾は今日もまた世界中のあらゆる場所で炸裂し続ける。


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