見出し画像

本日の勉強会・動画生成AIの必須プロセスになったクリエイティブアップスケール - Blog 2024/03/21

本日の動画生成AI勉強会のダイジェストレポートです。

勉強会:動画生成AIによる映像制作で必須になったクリエイティブアップスケールを検証

Midjourney V6 (alpha) による生成画像を「アップスケール」と「生成詳細化」で精細画像にする手法が流行っているため、本日の勉強会では、動画生成でどこまで品質向上できるか試しました。

  • Midjourneyでは高精細な画像を生成できない

  • 仮説:高精細化により動画生成の品質も向上するのでは?

  • 検証:クリエイティブアップスケール

詳しいレポートは、今月の報告会までに準備しますが、ここでは事例のみ掲載しておきます。

事例-1:

※比較しやすいように極端な値で実行しています

Midjourney V6 (alpha) による生成画像
Creativity Strength: 5
Creativity Strength: 10(※極端な例です)

Midjourneyによる生成画像の品質を向上させた結果
※元画像との差異はPhotoshopで調整します

処理前 (左)・クリエイティブアップスケールおよび画像処理後 (右)


事例-2:

※比較しやすいように極端な値で実行しています

Midjourney V6 (alpha) による生成画像
Creativity Strength: 10(※極端な例です)

※元画像との差異はPhotoshopで調整します

処理前 (左)・クリエイティブアップスケールおよび画像処理後 (右)


事例-3:

※比較しやすいように極端な値で実行しています

Midjourney V6 (alpha) による生成画像
Creativity Strength: 10(※極端な例です)

※元画像との差異はPhotoshopで調整します

処理前 (左)・クリエイティブアップスケールおよび画像処理後 (右)


推奨サービスは「Magnific」ですが、かなり高額です。

無料プランはありませんので、試すには5,900円かかります。本格的に活用するなら、月額14,500円になります。

Magnific AI

無料で試したい場合は、「Leonardo Ai」の「Universal Upscaler」が利用できます。無料プランは毎日150クレジット提供されますので、5回生成可能。
ただし、幅1024px程度の低解像度画像しか実行できません。
動画生成のための画像は、上記の「Magnific」を使用してください。無料プランの「Universal Upscaler」は低解像なので非推奨です(Leonardo Aiの有料プランであれば高解像度画像を生成できます)。

  • Leonardo Ai

  • Apprentice Standardプラン:月額12ドル(年払いは20%OFF)

  • Artisan Unlimitedプラン:月額:30ドル(年払いは20%OFF)

Leonardo Ai

クリエイティブアップスケールを活用した動画生成の検証結果は、報告会までに準備します。

Midjourney V6 (alpha) による生成画像を「高精細化」したアートワーク

画像生成AIの中で、Midjourneyの品質はトップクラスですが、クリエイティブアップスケールによって、さらに高品質な生成が可能になり、最近の生成画像は驚くほどクオリティが向上しています。
コンシューマー領域とプロ領域で、(要求される品質に)明確な差が出てきました。


第12回 生成AIとクリエイティブ報告会のお知らせ

  • 3月30日(土)の報告会です。以下の告知ページで申し込みできます。

  • 参加枠が残り3になっております…(3月11日現在)
    定員になりましたので申し込み終了しました
    報告会終了後に15分程度のダイジェスト版を公開する予定です。
    メンバーシップの方は全てのアーカイブを視聴することができます。


動画生成AIの可能性」マガジンをフォローしておくと、最近記事・最新情報の通知が届きます。


更新日:2024年3月21日(木)/公開日:2024年3月21日(木)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?