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Adobe Firefly 生成一致 (Beta) 脱プロンプト入門 - Blog 2023/11/10 高校生のためのAdobe Firefly[3]

特別講座のテキストアーカイブです。
動画のアーカイブは個人情報を含むため、非公開になっています。

特別講座の第2部は、Adobe Fireflyの「脱プロンプト」について学びました。テキストプロンプトは最小限にして、スタイル効果を活用しよう!という内容でした。
第3部は「脱プロンプト」の続きです。スタイル効果より強力な「参照画像」について解説します。

第1部と第2部を復習しておいてください。

スタイル「効果」一覧のダウンロード:



新機能「生成一致 (Beta)」について

Firefly Image 2 (Beta)には、「生成一致 (Beta) 」という機能が搭載されています。参照画像を設定(もしくはアップロード)すると、その画像のスタイルが取得され、生成画像に適用されます。

どのような機能なのか確認しましょう。
以下の4つの生成画像は同じプロンプトですが、スタイル効果は適用されていません。

プロンプト:

可愛い子猫の戦士

生成一致 (Beta) による生成画像/プロンプトは同じ


参照画像ギャラリー

上記の4つの生成画像には、参照画像が設定されています。
生成一致 (Beta) には、参照画像ギャラリーが用意されていますので、適用したい画像をパネルから選択することができます。
外部の画像ファイルをアップロードすることも可能です。
※アップロードした画像ファイルは、ガイドライン違反になるとブロックされますのでご注意ください。

生成一致 (Beta)

現在、参照画像ギャラリーには、17カテゴリー「134」種類の画像が登録されています。

参照画像ギャラリーのダウンロード:


参照画像ギャラリー

参考:


生成一致 (Beta) を試してみよう!

作業の内容(参照画像の設定)を動画にしていますので、作業を始める前にご覧ください。

  • 再生時間:54秒


まず、以下の画像を生成します。

プロンプト:

可愛い子猫の戦士

  • コンテンツタイプ:アート

  • 視覚的な適用量:最大(右端までスライダーをドラッグ)

  • 縦横比:ワイドスクリーン (16:9)

最初の生成画像

フラット

参照画像ギャラリーの「フラット」カテゴリーから右側の画像をクリックしてください。

「フラット」カテゴリーの右側の画像を選ぶ
画像生成の結果

3D

参照画像ギャラリーの「3D」カテゴリーから右上の画像をクリックしてください。

「3D」カテゴリーの右上の画像を選ぶ
画像生成の結果

鉛筆

参照画像ギャラリーの「鉛筆」カテゴリーから右下の画像をクリックしてください。

「鉛筆」カテゴリーの右下の画像を選ぶ
画像生成の結果


スタイルのバリエーションは生成一致 (Beta) を活用しよう!

第2部でも説明しましたが、Adobe Fireflyは、テキストプロンプトだけではなく、コンテンツタイプやスタイルの有無、そして選択されている参照画像に影響を受けます。
テキストプロンプトだけで無駄な試行錯誤をしないように、まずはスタイル効果や参照画像の設定を試してみましょう。

以下の生成画像は全て同じプロンプトです

最初の生成画像
生成一致 (Beta) で「フラット」を適用
生成一致 (Beta) で「3D」を適用
生成一致 (Beta) で「鉛筆」を適用
生成一致 (Beta) で「写真加工」を適用
生成一致 (Beta) で「デジタルイラストレーション」を適用
生成一致 (Beta) で「水彩画」を適用
生成一致 (Beta) で「ドラマチックな照明」を適用
生成一致 (Beta) で「幾何学的」を適用


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更新日:2023年11月13日(月)/公開日:2023年11月13日(月)

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