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「約束の地」に「約束の人」が甦る「"世界の雛型"作り」

(とある本のあとがきより)

「神の大いなる救いの計画」をお伝えした。それは、地球の崩壊と再生の「約束の時」には世界を再生するために、必ず「約束の地」に「約束の人」が甦るというものだった。

そのために、祖神は日本全国に6か所の拠点を示された。この6か所の拠点のコミュニティモデルが、日本中にやがて世界中に拡大されるものと思われる。

この流れで、新時代の雛型となるようなコミュニティ・村づくりの動きが、各地で見られる。私がご縁をいただいたそれらのコミュニティリーダーを、この「あとがき」で紹介したい。

桑原恭祐さんは平成2年11月23日生まれで、アメリカの大学院で「博士(教育・哲学)」を取得しているという天才である。「人生の経営者を育てる教育事業家」として独立してからは、多くの企業や大学に飛躍と繁栄をもたらす経営コンサルタントとして活動。その後、新時代のコミュニティモデル創設の活動をはじめたのである。

はじめて訪れた時に、桑原さんの『修理固成』という著書を見せてもらった。その中に、「世界の雛型」という言葉があって驚いた。読み進めると、私が知った「神さまの救いの計画」と同じようなことが書かれている。『修理固成』に書かれていることを、少し紹介しよう。

・天地人 三つ巴なる国づくり
この地球が次元上昇を遂げ、新たにつくりなおしていく転換期に突入した。天地と人々を結び共創・共進化できる者がこれからの世界を牽引するリーダーとなる。

・現代のまつり(祀・政)は、最も大切な「天の声」が欠落している。形骸化したまつりを復興するには、阿保(宇宙意識)の女性シャーマンを物事の中心に置くのが第一だ。女性が受け取った詔を具現化するのが男性の役目。

・男女和合の圀造りを体現し、いのちをつなぐ「方舟(コミュニティ)づくり」を実践することが時代の要請だ。

・人の社会に神の力が大きく介入する時代になる。これからのクニヅクリやプロジェクトには、宇宙も地球も参加してくることになる。ガイア意識(クニトコタチ)のゆるしのない者は、新しい地球で栄えることはできない。人間事だけでは、現実が動かなくなる。見えない世界と見える世界を両輪で結ぶ「天地人三つ巴の共同創造」が新時代のスタンダードである。

・神に義なる人物を育て、天地神仏と共に万民のための政治を行う「神政復古」が願われている。

まったく同感である。拙著で「日本の使命と『新しい時代』への提言」で述べさせてもらったことと、同じような内容である。

桑原さんは32歳という若さで、このようなことを主張されている。その鋭い感性と先見性に驚かされる。また、アメリカの大学院で博士号と聞いただけで、グローバル資本主義の先兵・パワーエリ-トを想像してしまうが、まったく正反対の活動をされている。彼は実際に仲間たちと空き家を拓き「教育 × 農業 × 地方創世の村づくり」を行いながら、世界の雛型になるコミュニティモデルの創設に真剣に取り組んでいるのである。

...さて、様々なコミュニティーを紹介させていただいた。関わっている方々は経歴も立場も異なる。だが、世界や子どもたちを大切に思う気持ちは同じである。

今後、このような、新時代的な持続可能なコミュニティをつくる動きが加速すると思われるが、このようなコミュニティが相互に連携できる、ネットワークを構築が必要である。それは、「新しい時代」の世界の雛型づくりのためになると思うからだ。必ず「新しい時代」の子どもたちのためになる、と固く信じている。

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