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失敗の3原則

昔、こんなツイートをしました。


別に林先生が好きって訳ではないですが、
この話にはとても納得したことを覚えています。

先生曰く、人が失敗する時の要因はだいたい
次の3つに当てはまるそうです。

・情報不足
・慢心
・思い込み

これって、ギャンブルにおいても同じだなと思っています。


情報不足

持っている情報が少ないという、単純に「情報」という資源が不足している状態です。
情報が不足している状態だと、感情や思いつきで行動することになります。

ギャンブルでは「楽して稼ごう」って思う人が多いですが、そういう人は大抵、
この情報不足のせいで無駄に負けます。

インターネットがこれだけ普及しているので、せめて調べたら分かる情報くらいは取得しておく習慣は持っておきたいですよね。

もちろん、拾える情報なんて玉石混交ですが、
何も知らないで裸で戦うのはやめましょうね。


慢心

「俺ならできる!」
「今日の俺は見えている!」
「これだけ調べたんだから負けるはずがない!」

言葉のままの意味です。
自惚れとかに近いですね。

こういう場合は、
残りの二つの"情報不足"か"思い込み"がセットで付いてきます。

十分な下調べができていないまま、大丈夫だろうと突っ走ってしまう【慢心+情報不足】パターンや、
「自分はこれだけ知っているし、こうに違いない」みたいな【慢心+思い込み】パターンとか。


特に、中途半端な知識を身につけている人は慢心しやすいと思います。


あと、自慢する心と書いて慢心とも読めますね。

的中の自慢ツイートってやつとか。
気持ちは分かるし、僕もやってたことはあるので強くは言えないんですが、正直あんまり意味ないんですよね。

だって、僕が勝った話なんて誰も喜ばないでしょ?僕が勝って喜ぶのは僕だけのはず。



自慢したところで、
見栄張ってるんだろうなぁって
思われるのがオチです。


自慢話ほど無益なものはないですし、
人が勝った話より「どうやって勝ったか?」
の方がすごく大切だと思います。


思い込み

昔にもnoteで書きましたが、
個人的にはこの思い込みが一番厄介だと思ってます。


「A1だから負けないだろう」
「◯◯号機はエースモーターだから負けるはずがない!」
「展示タイムが抜群だから、捲るに違いない!」


こんな思い込みのせいで、慢心したり、情報不足にも陥ってしまったりもします。
3つをコンプリートしちゃうと、ほぼ失敗が確定します。

少し前に出したnoteでも書いていますが、
人は自分が見たいものを見る生き物だとも言われています。

言いかえれば、見たいもの以外は見ないのだとか。
勝手に情報にフィルターをかけて、見たくない情報は遮断してしまったりします。


なので、
本当に大事な情報でも、自分が見たい情報以外は疑ったり見落としたり。
私自身も、これのせいで今でもよく失敗します(苦笑)



また、

ずっと自分の価値観に固執しているせいで
勘違いをしたまま負けるべくして負けている
なんて人も沢山います。

自分の価値観だけでやっている以上は、
どうしても自分の物差しで見てしまうので
小さな勘違いに気付きにくいんですよね。

もし今、負けすぎてヤバいって感じているなら、
一旦知識をゼロに、固定観念をリセットして、
最初から学び直してみるのも良いと思います。

***

この三つは何かに勝ちたかったら気を付けたい
失敗の三原則ということですが、
この逆の行動をしたからといって必ず何かに勝てるかというと、そうでもないです。


情報をきっちり調べてもその情報自体が間違っていることもあれば、
慢心せずに謙虚にしていても、思い込まずに色々な可能性を考えていても、
負けるときは普通に負けます。

特にギャンブルなんてそんなもんですよね。

ただ、ギャンブル以外の場面でもそうですが、
情報の取捨選択について自分の頭で考え続け、
謙虚で冷静に物事を判断できるようになれば、
しょうもない失敗は防げるようになります。

そのためにも、
失敗の原因を知り、できる限り防いでいきましょうというお話です。


まとめ。

失敗の原因は大きく分けて次の3つ。


・情報不足
・慢心
・思い込み


ここを改善して、ギャンブルでも仕事でも、
小さな失敗を減らしていきましょう!

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。

野村克也氏の座右の銘より引用

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