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crageのディレクターが3月に気になったニュース

デザイン×エンジニアリング×ディレクションをベースに「新しい価値観」を創造するクリエイティブ集団、crage(くらげ)株式会社のディレクションチームです。

今回は石田が執筆を担当します🙌
桜も開花しはじめた3月は、今年度を振り返り、来年度の目標を立てる時期でもありましたね✨
crage内でも現状の課題を整理したり、改善策を出し合ったりとさまざまな議論が飛び交う1カ月でした。

ディレクションチームでは毎月、その月に気になったニュース、記事、SNSの投稿等の情報を共有してチームとメンバーの成長に繋げるようにしています。
ジャンルは「ディレクション」に関わるものから、「デザイン」「マーケティング」「WEBサービス」「トレンド」等幅広くピックアップしてますので、是非ご覧ください!


今月の主要トピック 「ChatGPT」

最近、盛り上がりを見せているChatGPT
2022年11月に「OpenAI」という非営利団体がリリースしたAIチャットサービスで、3月には新バージョンであるGPT-4も発表されました。

ChatGPTに関しては、気になっているけれどもまだ試したことはないというかたも多いのではないでしょうか?
私もそうだったのですが、英語のホームページを見るとそれだけで「難しそう…」と敬遠しがちですよね😭
私は「AIチャットくん」で初めてChatGPTに触れたのですが、「ChatGPTを仕事で活用する方法」を尋ねたところ、かなり詳細な回答が得られて驚きました。

▲実際の画面

「AIチャットくん」はLINEで手軽に使えることもあり、リリースから3日で登録者が20万人を突破して話題になったサービスです。気になるかたはぜひチェックしてみてくださいね!


ディレクション 「ChatGPT活用法」

引き続き、ChatGPT関連です。
こちらの記事ではコピーライティングやプレゼンテーション作成、マーケティングの計画立案やコードのデバックなど、さまざまな分野でのChatGPTの活用法が紹介されています。

この記事を見て、「えっ、そんな事までできるの!?」と驚嘆しまして、自分でもコードのデバックを試してみました。
記事で紹介されているのはVSCodeでChatGPTを直接利用する方法なのですが、まずは実力を推し量るべく拡張機能を入れずにトライ。
個人で作ったGAS(エラーが出て動かないもの)のチェックをChatGPTに丸投げしたところ……

▲「チェックをお願いします。」と丸投げ
※ソースコードは長いので割愛
▲結果

返答までの所要時間はたった数秒。精度も高いようで、指摘箇所を修正したらスンナリ動くようになりました。
個人的にときめいたのは、文末の「以上、ご確認ください」の1文。まるで人間にレビューを頼んだ時のように丁寧なビジネス回答です。
恐るべし、ChatGPT!!

これは大いに工数の大幅削減につながりそうな予感がします…😳
crageのディレクション業務においても、クオリティアップにもっと多くの時間を割けるよう、活用法を模索していきたいと思っています🙌


デザイン 「Adobe Firefly」

crageのディレクターが2月に気になったニュースでもイラストAIについて触れておりましたが、ついに!
クリエイティブ界隈のラスボス、アドビからもAdobe Fireflyが発表されましたね〜〜✨✨✨
個人的には紹介動画を見ただけで、近未来×オシャな雰囲気にテンションがあがりました!

「Adobe Firefly」は
・テキストを入力して画像生成する「Text to Image」
・フォントにスタイルやエフェクトを適用する「Text effects」
上記を備えた、ジェネレーティブAIモデルです。

言葉で指示することで、手早く高精度な画像の作成や修正が可能になるということですね…!ロゴやデザインアイディアのバリエーションだしに一役買ってくれるのではないでしょうか。
いろいろ試してみたくてワクワクします!

特筆すべきは、「Adobe Firefly」で生成した画像は著作権の不安なく商用利用できる点!
Adobe Stockの画像と、オープンライセンスのコンテンツ、著作権の期限が切れているパブリックドメインコンテンツを利用してAIに学習させているため、権利者や知的財産(IP)を侵害しない安全性に考慮したコンテンツが生成されるとのことです。
また、将来的にはアドビのクラウドサービスから直接利用したりユーザーの手で画像生成のトレーニングをすることができるようになるという点にも注目です。

画像制作には活躍しそうですが、Webデザインにおいては画像やロゴなどのパーツだけでなく、必要な情報にアクセスしやすいよう、重要な情報を的確に配置したデザインが求められます。
そういったUXを考慮したサイト制作のためには、ただ画像があれば良いというわけではないため、トレンドや需要をリサーチする力や、要素の構成力、細部の調整力はこれからも必要になりそうです。

crage社内では職種に縛られず、素敵だと思ったサービスやデザインを紹介しあう文化があります。
「今年のデザインのトレンドは?」「このサイト、ここが素敵!」という感覚を共有しながら、これからもどんどん引き出しを増やしていきたいと思います👍✨


躍進目覚ましいAI市場。
スマホ市場初頭のiPhoneが発表された頃のような、革新的に時代が変遷している過渡期だと感じています。
先入観で食わず嫌いをしていると、あっという間に時代に取り残されてしまいそうですね😭

「一部の仕事がAIに奪われる」といった懸念も話題に上がっていますが、どんなツールなのか良し悪しをしっかり見極めて活用することで、業務効率化やより良い開発につながるはずです。
現段階では、AI頼りで完結させようとするのではなく、制作の一助とするイメージで利用するのが良さそうだと感じました。

最後に

ディレクションチーム内であがったニュース、記事、SNSの投稿等の情報の一部をご紹介させていただきましたが、まだまだ他にも様々なニュースを日々共有してディレクターメンバーで盛り上がってますので、そちらはまたご紹介させていただきます!

今回もお読みいただきありがとうございました。
crageでは現在メンバーになっていただける方を募集中です。
ご興味ある方はぜひエントリーください!
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