見出し画像

【#243】不思議な出会い

同じ日に

 出会いって不思議なものですね。日本人一般的には「縁」と呼ぶのでしょうが、主なる神を信じる者にとっては、主が出会わせてくださったという意味で、「導き」と呼ぶこともありますね。

 4月29日、東京で開かれるR先生とM先生たちの結婚式に呼ばれていたのですが、同日、横浜で北見の信徒であるK君の結婚式で私が司式をするので(TOP画像は横浜の教会)、R先生たちの結婚式は祝福の言葉をお送りするのみとなりました。R先生とM先生のお二人とも神学生時代に冬の紋別に来られ、良きお交わりをさせていただきました。R先生はブラジル出身ということで、主が与えてくださった良き出会いを感謝しています。

廻り道の中で

 そして同日に横浜で結婚式を挙げたK君。大学生の時に北見の教会に導かれました。北見は決して第一志望の大学ではなかったようですが、その北見の地で主なる神との大切な出会いが与えられました。「洗礼を受けたい」と申し出られ、2022年のクリスマスに喜びの日を迎えました(「【#32】 最初のステップ」「【#33】 まさにクリスマス」)。「一番苦しい時に、一番良い出会いがある」と三浦綾子読書会の森下先生が話されていましたが、まさに計画通りにいかない時、挫折した時、廻り道を強いられる時、そこでこそという慈しみ深い主との出会いがあります。

▲ Hさんのブーケ(2024年4月29日)

会う前から

 「Hさんというお付き合いしている方がいる」とK君から聞かされ、そのHさんとのK君の再会も保育園時代の先生の祈りと愛の中にあったことも、不思議だなあと思わずにはおれませんでした。そして横浜出身で岡山で働いているHさんなのですが、私はそのHさんのお母様に会ったことがありました。「え〜、Aさんの息子がHさん!!」と驚いたのです。私が担当している牧師の新人研修で、特別講師としてアンガーマネジメントの講師となってくださったのがAさんでした。私は研修会側の窓口として、Aさんと様々なやり取りをし、研修会ではお会いして挨拶もしていました。その後も所属団体のことで、何度かやり取りをしていて、私はK君やHさんに会う前から、Hさんのお母様のAさんと面識があったのです。

 さらに言えば、Aさんのご主人のOさんは、私が大好きな書籍を発行している出版社の代表だったのです。『イエスの御名で』というヘンリー・ナウエンの本を、私は今まで20冊以上買って、神学生たちにプレゼントしてきました。その本を出版されているOさんの娘さんがHさんで、今回はOさんとも親しくお交わりができ感謝しています。

 さらに不思議な出会いなどを主が備えてくださっていたのですが、結婚式の様子も含めて、来週、紹介いたします。

 さあ、明日は主日礼拝です。北見の教会では、喜びの洗礼式を持ちます。明日も全世界で主なる神と出会う方々、深く出会う方々が起こされる1日となるでしょう。

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?