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「戦略と組織運営の深い洞察と型が得られた」SmartHR 塚本真紀子様(Product Leaders Training体験談)


日本CPO協会では、Product Leadersの育成を目的としたProduct Leaders TrainingのPilotを開催しました。
このトレーニングプログラムに参加された株式会社SmartHRのプロダクトマネージャーである塚本様にインタビューした内容をお送りします。
このトレーニングを通じて得た洞察と実践的な学び、これからのキャリアにどのように影響を与えるかについてお話しいただきました。


現場での挑戦: マルチプロダクトの複雑な世界


ーー現在の仕事での役割・ミッションを教えてください。

SmartHRは、⼈事・労務の業務効率化からタレントマネジメントまでシームレスに行えるプロダクトとなっています。 私は労務ドメインの基本機能と呼ばれる大規模プロダクトのPOをしています。基本機能は提供機能が幅広く、開発は大規模スクラムを導入し、現在は7チームで運用しています。基本機能の価値を最大化することがミッションです。 また、PM組織は2つのユニットに分かれているのですが、私は1ユニットのPMマネジメントの役割も担っています。

トレーニング参加への動機: 戦略的思考を強化するための一歩


ーーなぜトレーニングに参加しようと思ったのですか?また、どのような学びや気づきを期待していましたか?

⽇本CPO協会理事の松栄さんからご紹介いただいた事がキッカケです。
お話を伺う中で、複雑な環境でのプロダクトマネジメントにおいて、⾃⾝の戦略的思考能⼒の強化が必要だと感じ、Product Leadersのトレーニングプログラムに参加することを決めました。 特に、具体的な戦略を考える⼒を深めることを期待していました。


トレーニング体験: 組織能力と戦略の紐付け


トレーニングはDay1とDay2に分けて実施されました。Day1では理事からの講義、Day2では参加者同士のチームを組んでのCase Studyに取り組みました。それぞれのトレーニングでの体験について伺いました。

Day1の体験について

ーーDay1を通じての感想を教えてください。
Session1「PM Managerに求められるもの」、Session2「戦略に魂を吹き込む」、Session3「組織と運営」がテーマの講義でした。

特に「組織の能⼒以上の戦略は達成できない」という話が印象に残っています。言われてみれば当然の話ではありますが、日頃から組織能力と戦略を紐づけながら考えるということはできていなかったので、ハッとしたお話しでした。SmartHRでは各プロダクトの戦略は担当PMがそれぞれ検討する体制なので、他のメンバーみんなにも聴いてもらい たい内容でした。 全体的に体系⽴てまとめられていたので、観点‧視点の抜け漏れのチェックリストに も使えると思いましたし、各sessionで深い学びがありました。

session3 組織
「組織の能⼒以上の戦略は達成できない」

Day2の体験について

ーーDay2ではチーム毎に具体的なケース企業を用いての「戦略・戦術・組織・仕組み」の作成と発表を行いました。どのような点が特に印象に残りましたか?

チームに分かれて、他社の参加者の⽅とディスカッションしながら準備を進めるのは 新鮮で刺激にもなり楽しかったです。他社で扱っているフレームワークを知れたり、異なる視点から学ぶ機会になりました。 Day2当⽇は発表内容について、理事の⽅々から⾊々な視点でフィードバックをもらえたのは良かったです。戦略そのものに対してだけでなく、中長期の運⽤を想定した際のフィードバックも頂き、「たしかに!」と思ったことを覚えています。

実践への反映: 振り返りながら活用


ーー トレーニングを通じて得られたスキル・知識は具体的にどのように自身の業務に活かせそうですか?

トレーニングを通じて、戦略を考える上で重要な観点や枠組みを学びました。 Value Propositionや会社の強みなどの視点でもプロダクト‧組織について考えるキッカケになりました。
これらの学びを即座になんでも使いこなせるわけではないですが、都度振り返りながら活⽤できていけるといいなと考えています。


オススメの参加者: あらゆるプロダクトマネージャーへ。戦略的思考と実践のためのトレーニング


ーーどのような人にオススメのトレーニングだと思いますか?

プロダクトマネージャーであれば誰もが興味のある内容じゃないかなぁと 思います。 普段の仕事の中で、どのように考えたら良いかわからない⼈や戦略的思考や⼿法に不安を感じている⼈にとって有益だと思います。また、 組織を含めて広範囲にわたる内容なので、何を得たいかによって得られる価値は違うと思います が、理論を元にケーススタディとして実践‧フィードバックをいただく機会はなかなか 無いので貴重な機会だと思います。


インタビューありがとうございました!
CPO協会では、日本国内でプロダクト開発に関わるCPOやVPoP、プロダクトマネージャーなどProduct Leadersを対象にした「Product Leaders Training」を開催します。
下記より参加のお申し込みを受け付けております。

◼️申込方法

「Product Leaders Training」紹介ページ下部の専用フォームからお申し込みください。

URL:
https://unexpected-riddle-62e.notion.site/Product-Leaders-Training-9b1925fe316240f28a8a0b76400c2afb

(申込期間:2023年11月7日〜2023年12月27日)

※応募多数の場合は、申込期間終了前に締め切る場合がございます。

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