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【物語】オズの魔法使い④”ワンドの探求者”

私の好きなインナーチャイルドカードは【おとぎ話のタロット】とも言われている、物語をベースにしたカードです。
昔読んだことのある懐かしい童話や、意外と知らなかった物語もあったりして、カードへの理解も深まるかと、それにまつわる物語を読んで感想を記録しています(^^)/



今日のカード


ワンドのシーカー(ドロシー)

ワンドは、
タロットカードではの元素と関係します。
インナーチャイルドカードでは魔法のワンドと呼ばれ、芸術、創造性、直感、不思議なものがテーマです。

探求者(シーカー)は、
タロットのコートカードのナイトにあたります。
それぞれのスートにおけるテーマを深め、子供から成長していく過程の学習・研究途中の状態を表しています。


読んだ物語は?

『オズの魔法使い』
(福音館古典童話シリーズ28)

L・F・バウム 作
W・W・デンスロウ 画
訳者 渡辺茂男
発行 福音館書店


読んで感じたこと

本の感想はコチラに書いてます^^
 ↓



物語とカードの関係(私の考察含む)

4枚目の『オズの魔法使い』の登場人物は、主人公であるドロシーです。

竜巻によって、愛犬のトトと共にオズの国へ来てしまった女の子。
一緒に暮らしていたおじさんおばさんの待つカンザスの家に帰る方法を教えてもらうために、魔法使いオズ大王に会いにエメラルドの都へ行くことになります。


このインナーチャイルドカード・ドロシーには、

・運命に従って人生の探求を始める
・探し続けていたものは常に自分の中にある

という意味があります。

エメラルドの都へ仲間と進む黄色レンガ道はまさに、予期せぬ出来事や困難に遭遇し進んでゆく人生の道のり。
そしてその過程において、3人の仲間(案山子、きこり、ライオン)は成長していきます。

ドロシーはというと…
良い魔女の加護を受け、仲間達が集まり、色んな問題も何とかみんなが解決してくれて先に進めます。
カンザスの家に帰るという唯一の願いだけは持っていますが、自らが何かしたり努力することはなくて、ただただ目の前の運命を受け入れて来ただけなんですよね^^

このカードの絵のドロシーは赤い靴を履いていますが、この本では、東の魔女が履いていた銀色の靴がドロシーの願いを叶えてくれる方法でした。

「くつの力をごぞんじだったら、この国にきた最初の日でも、あなたは、エムおばさんのところにもどれたのですよ。」

『オズの魔法使い』P307より

旅の初めからその銀色の靴は、ドロシーの足にぴったりハマっていました笑
あんなに大変な冒険をしたけれど、実は求めていたものはずっと近くにあり、その魔法の力で自ら家に帰ったのでした。またこの解説書の意味を理解出来ました^^

次回は、北の(南の)良い魔女編です!









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