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マーケティングの新しい基本を読んでみた。

みなさんこんばんは!cousukeです!
今週はこちらの、「マーケティングの新しい基本」を読んでみました。

マーケティングの新しい基本は、奥谷孝司と岩井琢磨が執筆した書籍です。この本では、デジタル革命によってマーケティングの基礎が大きく変わろうとしている時代の「New Basic of Marketing」を理論と事例の両面から解説しています。

本書では、マーケティング思考の基本とも言える4P(プロダクト、プライス、プロモーション、プレイス)を再考し進化させ、デジタル時代における「マーケティングの新しい基本」として提示しています。

さらにこれを用いて、ペロトン、ルルレモン、YAMAP、スナックミー、トライアル、ニトリ、カインズ、ナイキ、ウォルマート、アマゾンフレッシュ、ウォルグリーン、盒馬鮮生(ヘマーセンシェン)などの国内外の企業事例を具体的に観察し、彼らの「デジタルを前提とした戦い方」を解釈していく内容になります。

マーケティングの新しい基本、とは

従来重視されたきた機能的価値だけではなく、顧客の体験や顧客とのつながりまで設計することがマーケティングの新しい基本として必要である、ということが述べられています。
※基本toC向けの話です。

メルカリを例に取ると、
機能的価値:中古品の販売
体験価値:出品物のデータ登録~発送・入金まで
つながる価値:
自身の取引に応じたレコメンド、評価の蓄積による指数関数的な取引効率の向上

というようなイメージ。
体験価値は顧客が接する取引前から取引後の一連のブランド体験で得られる価値のこと。

つながる価値は、サービスを使い続けることによって得られる価値のこと。

従来のビジネスモデル(例:質屋)であれば、とにかくより高く売り、より安いマーケットプレイスを持つこと(=機能的価値)が目的化されていたはず。

しかし、オンラインの中で中古品取引においてはそれだけではなく出品処理の楽さ(例:バーコードを読めば一括登録できる)、レコメンドによる省力化などが顧客のLTVを上げることにつながります。

このように、①顧客のニーズに応えること②顧客の体験をよくすること③顧客がそのサービスを使い続ける理由を作ること
の3つが非常に重要だよね、
という話です。

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