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3月のあれやこれや

前回の記事からなんとまるまる2か月も間が空いてしまった。
3月は本当に目まぐるしく過ぎていき、4月は無我夢中で駆け抜けていた。
いろんなことがあったのに何一つ記録に残すことができていない。

というわけで、自分の備忘録も兼ねて書き残しておく。

壮行会

3月の初旬には、高校時代の友人たちが「壮行会」を開いてくれた。
この「壮行会」っていう呼び方、わたしはすごくいいなと思っている。
別れを惜しむ感じではなくて、頑張ってこいと背中を押してくれる響き。
彼らの言葉のセンスには昔から感心することが多い。

そして、その中の友達のうちのひとりの東京出向が決まったとその席で聞いた。
2年間限定らしいが、一人じゃないと思うとちょっと心強い。
お互い落ち着いたら仕事帰りにどこかで飲んだりしてみたい。

引っ越し

3月の中旬からは数日間有休を使って、東京で生活環境を整える期間。
15日にZebraheadのライブがあったので、その日に合わせて上京し、新居の鍵を受け取ることにしていた。
その翌日から3〜4日ほどかけて家具や家電を整える手筈だった。

上京前にネット通販で家具や家電を注文しようと思っていたものの、どのサイトが安いかとかポイントはどこがお得かとかあれこれ悩んでいるうちに決められないまま上京の日になってしまった。
内見もせずに決めた新居のサイズ感がわからないため決められなかったというのもある。

そんなわたしの救世主が、学生時代に知り合ったSimple Plan仲間の友達だった。
たまたま同じ区内に住んでいて、それだけでも心強い存在なのに、この上京期間中ずっとおうちに泊めてくれて、つきっきりで引っ越しを手伝ってくれた。

土日には埼玉の大きなショッピングモールまで車で連れて行ってくれて、そこでおおかたの家具や家電や生活用品を揃えることができた。
彼女がいなかったら、こんなにスムーズに新居を整えられていなかった。感謝してもし切れない。
平日は自分の仕事もあるのに、連日朝早くから夜遅くまで付き合ってくれた上に、暖かいお風呂とベッド、朝ごはんまで至れり尽くせり。一生足を向けて寝られない。

ラストステージ

一旦地元に帰り、その週末はラストステージ。
ギターを習い始めて2〜3年経った頃から、月に1回程度、地元の無料参加のイベントで歌わせてもらっていた。

初心者に毛が生えた程度の素人の自分でも披露させてもらえる場があるというのは本当にありがたいことだった。
正直、辛い思いをしたこともたくさんあるけど、頑張って続けてきて良かったと今では思う。

最後のステージは音楽を通して繋がれた友達4人が見守ってくれた。
本当に練習時間がなくて散々な出来だったことが悔やまれる。
次帰省する時にまたエントリーしてリベンジする。
これからも練習を続けるために、楽器演奏可の部屋を探したのだ。

終演後、その友達たちが送別会を開いてくれた。
いつもの打ち上げと変わらない感じで飲んで、友達のお子と遊んで、いつもと変わらない感じで別れた。

退職まで

そこから先はほとんど記憶がない……仕事の引き継ぎと残務処理で連日の残業。
家に帰れば引っ越しの荷造りや発送。

仕事に関しては、新年度の1週間前にならないと内示が出ないので、ギリギリまで後任者がわからない。こんなところまで公務員に準じなくてもいいのに。
おかげで有休はほとんど消化できなかった。

後任者は以前一緒に仕事をしたこともあり、前の異動でも引き継ぎをしたことのある後輩に決まった。
退職することについて、職場に対しては特になんとも思わないけど(思う必要もない)、自分が退職することでこうして面倒や迷惑をかけてしまうことになる後輩に対しては本当に申し訳ない。わたしが退職しなきゃこの子はこのタイミングでこんな面倒な部署に異動せずに済んだかも知れないのに。
マニュアルは作ってきたし、連絡先はお互い知っているので、いつでも聞いてちょうだい……

最終出勤日は、仕事のついでに同じ法人内の関連施設や部署をいくつかまわった。
入職して10年余り、3施設4部署を異動してきた。過去に一緒に仕事をした同僚やお世話になった先輩や上司もいろんな施設に散らばっている。そんな方々に最後に会っておきたかった。

ある部署ではお花を準備して待ってくれていた。添えられたカードにはお世話になった同期や先輩や上司の連名でメッセージが書かれていた。
やはりわたしは、この会社では本当に人に恵まれていたと思う。
せっかくいただいたお花。実家に置いていくのはなんだかちょっと寂しい気がして、この花束を持って上京した。
そのままドライフラワーにして玄関に置いている。

上京

3月最後の土曜日。猫も一緒に連れていくので、飛行機ではなく新幹線で上京することにしていた。隣県にある新幹線の駅までは妹と母に送ってもらう。

九州から7時間ほどの旅の末、ようやく新居へ。猫にはものすごくストレスをかけただろうと思う。申し訳なかった。

翌日の日曜はまた引っ越しを手伝ってくれた友達が来てくれた。前回の上京で入荷が間に合わず、わたしの代わりに受け取ってくれていた家具類を持ってきてくれて、一緒に組み立ててくれた。
その間、注文しておいた冷蔵庫と洗濯機の搬入もあり。

翌日が入社日だというのに、しっかりと疲れ切って3月が終わった。


地元を離れる寂しさや新生活への不安などというものを感じる余裕もなく、あっという間に終わった3月だった。
当然、noteを更新する余裕もない。なんならログインする余裕さえなかった。
色々と落ち着いてきたので、これまでのことを思い出したり、物思いに耽る余裕(?)もできてくることだろう。
そんなあれこれをまたマイペースに書き記していきたいと思う。

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