落とし穴は案外目の前にあるのかもしれない
多分、誰でも自分は絶対騙されないと言えない事件。
大切な人が大きな病気をして、医療に不安を感じている時に、「その治療は間違ってる。こうすれば完治する」と言われて、心が揺れない人はいないと思うのです。
そう考えると、もしかしたらこの事件の一因は、きちんと患者家族と信頼関係を作れなかった病院側にもあるのかもしれませんね。
2015年の事件ですが、ようやく最高裁判決。
両親は子供のためを思って、この被告に頼ったはずなので、なんともやり切れない事件です。
この判決で少しでもトンデモ医療の抑止になれば…と願うしかありません。
誰でも心が弱っている時って、普段ではありえないようなものに騙されたり、冷静だったらとるはずのない行動をしてしまったりしますよね。
詐欺師は切羽詰まってる人、悩みの深い人ほど騙しやすいので。
んで、そういう時に光明になるような事、信じたいことを言われると、信じてしまうんですよね。
逆に本当に心配している人がそれを否定すると、敵認定されちゃったりして難しい…。
この辺はマルチとか宗教にハマっちゃった人を相手にするのと同じですね。
近しい人ほど洗脳を解くのが難しい…。
本人が自分で気づくのが1番だけど、なかなかそれも難しいので、この辺なんとか法整備出来ないのかなーとは、思います💦
今回の殺人罪認定でなにか少しでも動けばいいな。
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