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ChatGPTを子育てに役立てる話

最近、AIが色々話題でAIイラストやらAI文章やらと騒がれているものの、あまり自分たちには関係ないなぁと思いがちな母たち向け。
今回は、子育てに追われる母たちにも、案外役に立つよ~みたいなお話をしていきます。

ChatGPT(https://openai.com/blog/chatgpt/)は、このアドレスからサインインすればだれでもすぐに使えます。
使い方に関しては、「ChatGPT 使い方」とかで検索すればすぐにたくさん解説サイトが出てくるので、ここでは省略。

見た目が英語なのでちょっととっつきにくいのですが、かまわず日本語で入力すれば日本語で答えを返してくれるので大丈夫。

一番の魅力は、日本語がとにかく自然なこと。
機械翻訳みたいな変な日本語にはならず、「日本人が書きました」と言ってそのままメディアに載せても通用するくらい、とにかくきれいな日本語を返してくれます。

で、色々と質問するとナチュラルに答えてくれるのですが、必ずしも返答が正しいとは限らないことだけは、注意しておいてください。
なので、自分が「嘘を嘘と見抜ける」内容を文字起こししてもらうとか、省力化することに使うのがよさそうというのが個人的な感想です。

さて。
このChatGPTを、子育てに活用する方法はいろいろあります。

たとえば、ちょっとした育児情報を聞いてみるとか…

こんな感じで、比較的まともなことを答えてくれます。

ちょっとおもしろかったのは、難しい内容を小さい子向けに翻訳させること。
日本語から日本語への翻訳ができるんです。

質問文は以下の通り。

次のニュースを小学校低学年向けにわかりやすく解説してください。
「米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官が14日の記者会見で述べた。米政府は4日に撃墜した中国の気球については、情報収集が目的だったとして中国政府を非難してきた。  だが、その後に撃墜した三つの飛行物体についてカービー氏は、「中国のスパイ気球、あるいは外部の情報収集活動の一部だと具体的に示すものは見つかっていない」と述べた。また「(商用や研究など)無害な目的に結びついている可能性がある」との米情報機関の見解を明らかにした。」

これに返ってきたのが…

こんにちは!今回のニュースは、アメリカの政府の人たちが、中国が作った気球というものを、4日に撃ち落としたことを非難してきた、ということです。
この気球は、情報を収集するために作られたものだったそうです。でも、その後、別の三つの物体が撃ち落とされたんです。これらは、中国が作ったスパイ気球であるか、外国から情報を集めるために飛んでいたものであるか、といったことはわかっていないそうです。
アメリカの情報機関は、これらの物体が無害な目的で飛んでいた可能性があると言っています。つまり、商用や研究などのために飛ばされたもので、悪いことをしていたわけではないかもしれない、ということです。
以上が今回のニュースの内容です。

…どうでしょうか?
ちょっと内容が怪しい部分はありますが、わかりやすい言葉で、内容を翻訳してくれています。
これを応用すると、子どもが興味を持った内容を、簡単にわかりやすく伝えてあげることが可能になるというわけ。

子どもって好きなものに関してはとことん調べたがりますよね。
でも言葉が難しくて理解できないために、学習が深まらないことって良くあります。
難しい言い回しの文章を、ChatGPTで簡単に翻訳してあげることで、わかりやすくなり、知識をどんどん吸収できるようになるのではないかなぁと。

たとえば鉄道に関してのマニアックな解説とか、恐竜に関する研究論文なんかもわかりやすくすることができるかもしれません。

…が、くれぐれもChatGPTは必ずしも正しい情報を返してくれるとは限らないことだけは覚えておきましょう。

おまけ
「何一つ正しくない大嘘をあたかも正しいように自信満々に答えるChatGPT」

正しくはこちらから。
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/shisetsu/shisetsu-kyoiku/hpg000000186.html

ご利用は計画的に。


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