今こそ、自分を解き放つとき―身体からあなたへの合図

父親や母親や近親者に対して幼い頃、
その人に<縛られる>ことを自分に課して(縛られ言いなりになったり利用されることで自分が生き延びたり人生を有利に運んでいく術として自身にプログラムパターンとして埋め込んで)来たひとが、

その対象者(例えば親)がいる間は、その相手への(無自覚の)遠慮・罪悪感で自分を縛り続けたまま成長するが、

その対象者がいなくなったり自分がひとり暮らしを始めたと時を同じくして
なにやら心や身体の不調、日常生活の変化、日常での人間関係のぶつかりなどが起こり始めて、本人どうにも気になり始めることがある。

これは、病院などでは異常がないとか、友人などにはよくあることだよと言われたりとか、ましてや近親者などには「甘えだ、贅沢だ」などと言われたりするが、
本人、”なぜだか”気になる。

これは、本人自身の自覚していない部分(潜在意識・身体)が、「今こそ自由になる、なれるときだ!なって良いときだ!」と、あなた自身に発しているメッセージ…

…であることが、ほとんどと言っていいほどにそういうケースが多い。
(稀に、時期が同時期だったことに隠れてわかりにくいが、メッセージとしては他のものもあるにはある。が、心の不調・身体の不調・人生の問題は全部地下茎のように繋がっているので、必ずそこにも繋がっている。これは芋づる式で、どこで出てくるか、というだけの順番・タイミングの問題だ。)

しかし、本人の顕在意識や、自覚はしていなくてもそれなりに深い部分領域まではまだまだ「罪悪感」「そんなことを思ってはいけない」「自由になってはいけない」「自分の人生の可能性など見つけてはいけない」(などなど…)があるので、

ひとり暮らしをしたら不調になった、とか、親が亡くなったと同時期に不調が起こるようになった、とか、本人は気付かない。

しかし何か気になる身体や心の不調で、専門機関に行ってもよくわからず、日常の使っている道具や仕事などを変えてみてもよくわからず、潜在意識を扱う領域のセラピスト(私)に辿り着いて、お話を伺っていくと、そのメッセージが出てくる。
そのメッセージが出てくるまでに(ご本人に)必要な段階を踏む場合もあるし、1~2時間のしかもカウンセリングだけで出てくることも多い。
カウンセリングで必要情報をしっかりと的確に伺ってから実際催眠療法などのセッションに入ると、一気に深く効率的なセラピーを行うことができる。

すると、最初に顕在意識で持ってこられた表面的な主訴(本当の主訴を引き出してもらうための手段、ツール)ではなく、本当の主訴が出てくるので、対症療法ではなくて根本的なその痛みや不調などを繰り返し出しているもとの部分(源泉)を解消したり、その源泉から噴出しているものを痛みやら症状ではなく美しい肯定的なあらゆる能力に変えることもできる。
それでいて、同時に「本当の主訴」をわかってもらえた、ということにより、それをわかってもらうための手段として出していた痛みなどの不調も劇的に緩和していく。

表面と奥底、両方に同時に手を伸ばす療法、これが催眠療法をベースにした本当・本来・本質の心理療法であると思う。
(奥底に手を伸ばせば、奥底に手を伸ばしてもらうために出ている表面も当然解消する、という方が言い方としては近いと私は思うのだが。)


それと同時に、あなたの「何か気になる」「何か気になる気がする…けど…」
これは、そう思ったらもう完全に大きな合図。
この時点ですでにそこからは実は大きなメッセージが発されている。
(ちなみに東洋医学では未病という考え方があり、自覚症状が出てきたらもう遅いとくらいに言われるが、それはそういうことである。)
日本人はそこで、自分の感覚を覆い隠しフタをしてなかったことにし自分自身で感じることを放棄して「他者の基準」を自分に貼り付けることですり替え、この(実は)大問題を無視する我慢大会が大流行り中の大流行り。

あなたは、それとも、そのまま五感をいつの間にか全部閉ざしてしまいたい?
本物の五感(感覚)全部にフタをして、「他人の基準」により疑似感覚を作り出して見えて聞こえているふりをして、いつの間にか他人も周囲も見えておらず聞こえておらず自分が作りだしたまやかしの箱庭世界の中で「生きているつもり」になって身体の人生を終わらせたい?


どうか、ご自身の僅かな感覚に、気付いてあげてください。

私は今、あなたの身体の声が聴こえているのに。

どうか自分自身をネグレクトせず、そしてあなたが取り返しのつかないくらいの苦しみや八方塞がりを感じるほどになる前に、そうやってそれでもそれなりに優しいメッセージの出し方であるうちに。

こんなんでもいいのかなあ…なんだかよくわからなくて説明できないんだけどなあ…
それでも大丈夫。寧ろそれこそがそのサインです。
いつでも何でも、まずはお声を聞かせてください。

自分をまずは第一のクライアントに、心や身体や人生のしくみを知りたいかた、対人支援を学びたいかたなどは、こちらから。


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